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オムロン創業者立石一真の思想に揺れる

#資料は全てオムロン社のHPより頂いています
 題絵は立石一真氏の肖像。その目は遙か彼方の未来を見つめた


そろそろ皆さん、chatGPTに飽きてきませんか?
今回はより根幹的なお話しです。個人的にはチャット君もスゴいのですが、OMRONオムロンの創業者、立石一真さんってマジスゲーのレベルです、いえ畏敬いけいの念がぬぐえません。すいません、まだ脳内CPUが不調です。でもチャット君にやらせたら出来がいまイチだったので、今回は自らやらせて頂きます。時代を俯瞰して見据えることのできるこの眼力、羨ましい限りです。

オムロンって何?

オムロン、それは体重計。オムロン、それは血圧計。オムロン、それは医療機器。わかってきましたね。そう、オムロンとは日本が世界に誇る医療機器メーカーです。立石一真さんはそのオムロンの創業者です。

なぜオムロン?

創業当時の会社が京都の御室(おむろ)にあったから、おむろ→オムロン。

じゃあSINIS理論て何?

SINIC理論、それはオムロン創業者、立石一真が1970年(昭和45年)に発表した未来予測のカタチです。


↓多分賢い人はコレ読むのが一番早い。
 知らない人は、読んだらきっと驚く。こんなスゲーって人、ホントにいたんですよ。


よー分からん、説明せい、という方も大丈夫。ボクが中田くんのように分かりやすくお話しします。

未来を描く「SINIC理論」


SINIC理論って?

↓は、知らんくても全然OKです。先に進んで下さい。
SはSeed【種】 IはInnovation【革新】 NはNeed【必要性】
IはImpetus【刺激】 CはCyclic Evolution【円環的発展】です。

オムロンHPが優秀なので、一部抜粋校正してお届けします。

科学と技術と社会の間には円環論的な関係があり…ひとつの方向は、新しい科学が新しい技術を生み、それが社会へのインパクトとなって社会の変貌を促す…逆に社会のニーズが新しい技術の開発を促し、それが新しい科学への期待となる…この2つの方向が相関関係により、お互いが原因となり結果となって社会が発展していく。

よー分からん、もうイイ! ちょっと待って。まだ大丈夫。
苦手な方はこっちのダイジェスト版をどうぞ。↓

今まさに「情報化社会」です。遺伝子治療や遺伝子組み換えを始め、身近なものではアップルウオッチやVRゴーグル、生体制御パーツなど「生体制御技術」は確かに浸透していってますね。

【一部抜粋】
「SINIC理論」とは、創業者・立石一真が1970年国際未来学会で発表した未来予測理論です。パソコンやインターネットも存在しなかった高度経済成長のまっただ中に発表されたこの理論は、情報化社会の出現など、21世紀前半までの社会シナリオを、高い精度で描き出しています。
…科学と技術と社会の間には円環論的な関係があり、異なる2つの方向から相互にインパクトを与えあって…お互いが原因となり結果となって社会が発展していく…。

1970年、wiki年表だと主なできごとは
・大阪万博
・よど号ハイジャック
・ビートルズ解散
・音楽だとサイモン&ガーファンクル明日に架ける橋
結構古いですね。もう生まれてるヒト、います?
パソコンなんてありません。電話は黒電話です。新聞とテレビが情報源の時代です。そんな時代に令和以降の未来まで見ようなんて、あり得ない話ですよね。

【一部抜粋】
…「SINIC理論」が描く、過去・現在・未来を見ていきましょう….
14世紀までの社会を「農業社会」、その上に「工業社会」を積み重ねた…さらに細分化すると、手工業社会工業化社会、1870年以降の機械化社会20世紀の自動化社会21世紀の情報化社会に至る、5段階のプロセス

特に20世紀は、機械化社会、自動化社会、情報化社会と、3つのプロセスが急速に移行…工業社会の最終段階である情報化社会の後には、2005年からの「最適化社会」、そのあと2025年からの「自律社会」へ移行すると予測されています。現在の日本は、情報化社会を経て、その次の「最適化社会」に入りかかっていると言えます。

「科学技術が技術革新を後押しして、社会のありようを変えていく」


例えば戦国時代に信長さんが鉄砲隊で武田騎馬隊を圧倒した。あるいは、
産業革命による紡績、製鉄の進化と蒸気機関を応用した鉄道の発達、これでイギリスをはじめとした欧州の国々は世界中の冨を集め、西欧文化を浸透させた。最近ではスマホの普及もそうですね。

こんな風に聞くと技術革新の波が、いかに社会に影響を与えるか想像がつきます。ここではこんな理解で十分です。

【過去から現在】
工業社会において人類は物質的な豊かさを手にいれました。一方で、エネルギー、資源、食料、人権などのさまざまな問題が未解決のまま取り残されています。最適化社会では、こうした負の遺産が解決され、効率や生産性を追い求める工業社会的な価値観から、次第に人間としての生きていく喜びを追求するといった精神的な豊かさを求める価値観が高まると予測しています。

今後私たちの社会では、「精神的な豊かさを求める価値観が高まると予測」しているのが、興味深いところです。最近電車で本を読むヒトが増えてきたように思います。スマホで暇つぶしするムダに気がついたようです。

【現在から未来】
社会のあらゆる現象をシステムとして捉えながら、社会的な仕組みが、点から線、線から面へと最適化され、あるいはグローバルな仕組みがどんどん作り出されて、それによって自分自身の生き方、豊かな人生、自己実現などの人間的欲求が実現されていき、やがて来るべき自律社会へと移行していくと考えられます。

工業社会は、物質文明を繁栄させた一方で、エネルギー問題や産業廃棄物問題、食料、人権、倫理などたくさんの負の遺産も残しました。しかし、最適化社会では、それらの問題を克服し、心の豊かさを求めるソフトやサービスが主要産業として位置づけられるのも、大きな特徴です。

今後の未来は「自律社会」に向かいます。
自分自身の生き方、豊かな人生、自己実現などの人間的欲求が実現される」
「心の豊かさを求めるソフトやサービスが主要産業として位置づけられる」

SINIC理論では、↑の図がらせん構造となり、最終的な自然社会に向かって上昇していくイメージになります。


ここまで書いて、ふと気付きました…

もうノート記事にありました。
オレがやらんでも良かった…3時間もかかったのに。悲しい。
やる気なくした…
べろちゅう聞いたら仕事しよっと。

分かりやすいので、ぜひどうぞ。安藤さん、勝手に紹介させて頂きます。
オムロン、ほんとスゴい会社ですね。

立石一真の見た未来の姿は決して悲観的ではない。


僕等にできるコトはできることを地道に繋ぐだけですね。
以上です。


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