chikky_billiard

chikky_billiard

最近の記事

#90 ビリヤード解剖学・「手首の動作」(後編)

前回(#89中編)投稿からかなり時間が経ってしまい大変申し訳ございません!←投稿用の資料収集をする時間があまりなく・・・ 今回はスヌーカー・チャイニーズエイトやポケットビリヤードにおいて、実際に手首がどのように使われ動いているか、を考察していこうと思います。 #88「手首の動作」(前編)はコチラ #89「手首の動作」(中編)はコチラ 注)今回投稿の画像全般に試合動画からの切り抜きなので不鮮明な物が多いですがご容赦ください。またカメラに対する選手の向きの違い等で実際には視

    • #89 ビリヤード解剖学・「手首の動作」(中編)

      前回は「手首の解剖学的知識の確認」と「手首の動作のグラフによるイメージ化」をしてみました。 今回は前回イメージ化したグラフ図の活用もしつつ、手首の動作を考察していきます。 前回記事(前編)はコチラ ※冒頭に前回グラフ図の補足を少し・・・ グラフ図にある各屈曲方向とグリップ(こぶし・握り)の関係性は以下のとおりです。(ヘンテコな手の絵ですが何とか分かりますでしょうか・・・) 以降、手の絵は邪魔なので消えていますが、こういう意味のグラフだと認識しつつ読んでいただけたら幸いです

      • #88 ビリヤード解剖学・「手首の動作」(前編)

        ビリヤードのストロークにおける重要な要素の1つに「手首の動作」があります。 手首が上手く使える事によりショットスピードやスピン量の向上等が得られる一方、意図しない動きの発生によるコジり等のショットミスにも繋がったりします。 今回記事はそんな手首の動作について、自身の脳内整理ついでに学術的探究心で解剖学的な部分も交えての考察・推論を書いてみたいと思います。 〇手首の関節について まず一般的な知識として、手首の関節は正式には「橈骨手根関節(とうこつしゅこんかんせつ)」という名

        • #87 ビリヤード物理・「ジャンプショットと撞点」:超ショートジャンプ

          ワタクシどうしても出来ないショットがありまして(むしろ出来ない事だらけ?!) 「手球-的球の間隔が球1個分といったもの凄く近い状態でのジャンプショット」 まあ使用場面も限られ頻度も高くはないので「なぜそんなもの必要?」と言われてしまえばそれまでですが、時に「これ飛べたらいいな」という事もあり、やはり出来る分には何かの役には立つだろうとは思っています。 以前某ビリヤード店さんで、「小さいハンマーの槌部分がキュー先の様になっている」物で、かなり密着に近い状態(ぱっと見ミリレベ

        #90 ビリヤード解剖学・「手首の動作」(後編)

          #86【松野神拳】 「撞球上達という秘孔を突いた…お前はもう球を外さない…あたぁ!」【ビリヤード】【レッスン】

          さて…近頃自分の球撞きが行方不明になっておりますワタクシ… 何か解決する方法が無いかなと思案に暮れていた処、オーナーと常連仲間さんからの救いの声…「松野さんのレッスン、ちょ~良いですよ!」 その常連仲間さんと予定を合わせて早速行ってみることとしました~ 「ビリヤードレッスンスタジオ トリガー」講師:松野 剛明(まつのたけあき)プロ ※日本ポケットビリヤード連盟(JPBA)所属 FacebookX(Twitter) ブログ 住所:千葉県習志野市大久保2丁目5ー3 ホーマス

          #86【松野神拳】 「撞球上達という秘孔を突いた…お前はもう球を外さない…あたぁ!」【ビリヤード】【レッスン】

          #85 お久しぶ~り~ね~ビアド!【Carlo Biado(カルロ・ビアド)】

          最近ちょっとnoteに取り組む時間と気力があまり無く、久々の投稿になってしまいました・・・ 超某有名連載漫画H〇〇〇〇〇 × 〇〇〇〇〇Rのような多くのファンが執筆を待ち望むようなモノでもないのでお気楽なものですが、また少しずつ記事を増やしていけたらと思います(100記事行きたいですからね)! さて今回はプールプレーヤー紹介系です。 まあ既に有名な選手なのでビリヤード通な方々には今更なのかもですが・・・今回ご紹介するのはこの人! Carlo Biado(カルロ・ビアド/

          #85 お久しぶ~り~ね~ビアド!【Carlo Biado(カルロ・ビアド)】

          #84 バンクショットの持論と考察⑦

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ※考察④-前編#79はコチラ※ ※考察④-後編#80はコチラ※ ※考察⑤-前編#81はコチラ※ ※考察⑤-後編#82はコチラ※ ※考察⑥-#83はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用す

          #84 バンクショットの持論と考察⑦

          #83 バンクショットの持論と考察⑥

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ※考察④-前編#79はコチラ※ ※考察④-後編#80はコチラ※ ※考察⑤-前編#81はコチラ※ ※考察⑤-後編#82はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。

          #83 バンクショットの持論と考察⑥

          #82 バンクショットの持論と考察⑤(後編)

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ※考察④-前編#79はコチラ※ ※考察④-後編#80はコチラ※ ※考察⑤-前編#81はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、シ

          #82 バンクショットの持論と考察⑤(後編)

          #81 バンクショットの持論と考察⑤(前編)

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ※考察④-前編#79はコチラ※ ※考察④-後編#80はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに

          #81 バンクショットの持論と考察⑤(前編)

          #79 バンクショットの持論と考察④(前編)

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(クッションに対してより垂直に近い

          #79 バンクショットの持論と考察④(前編)

          #80 バンクショットの持論と考察④(後編)

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ※考察③#78はコチラ※ ※考察④-前編#79はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(

          #80 バンクショットの持論と考察④(後編)

          #78 バンクショットの持論と考察③

          前回までのバンクショット記事・・・ ※考察①#74はコチラ※ ※考察②-前編#75はコチラ※ ※考察②-後編#77はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(クッションに対してより垂直に近い)のバンクと、鈍角(クッシ

          #78 バンクショットの持論と考察③

          #77 バンクショットの持論と考察②(後編)

          考察②の後編です。 ※前編となる#75はコチラ※ ※ちょっと言い訳の独り言#76はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(クッションに対してより垂直に近い)のバンクと、鈍角(クッションに対してより平行に近い)のバ

          #77 バンクショットの持論と考察②(後編)

          #76 バンクショットの持論と考察②(後編の前に独り言)

          考察②の後編です。 ※前編となる#75はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(クッションに対してより垂直に近い)のバンクと、鈍角(クッションに対してより平行に近い)のバンクにおける、スピンやクッション反発の影響

          #76 バンクショットの持論と考察②(後編の前に独り言)

          #75 バンクショットの持論と考察②(前編)

          なんだか想像以上に書くこと多そうなので分割しました・・・の第二弾です。 ※目次①の記事となる前回#74はコチラ※ ★目次★①バンクショットもクッション系、だから先球のスピードが合っていることが第一。 ②先球に生じるスピン(特に横回転)の影響を考慮する必要がある。そしてスピンを活用すれば色々な狙いができる。 ③バンクにもシステムがあるが、システムに乗せるためにはシステムに合った撞き方が必要。 ④鋭角(クッションに対してより垂直に近い)のバンクと、鈍角(クッションに対し

          #75 バンクショットの持論と考察②(前編)