見出し画像

#87 ビリヤード物理・「ジャンプショットと撞点」:超ショートジャンプ

ワタクシどうしても出来ないショットがありまして(むしろ出来ない事だらけ?!)
「手球-的球の間隔が球1個分といったもの凄く近い状態でのジャンプショット」

まあ使用場面も限られ頻度も高くはないので「なぜそんなもの必要?」と言われてしまえばそれまでですが、時に「これ飛べたらいいな」という事もあり、やはり出来る分には何かの役には立つだろうとは思っています。

以前某ビリヤード店さんで、「小さいハンマーの槌部分がキュー先の様になっている」物で、かなり密着に近い状態(ぱっと見ミリレベルだったような)でジャンプショットをする遊び?をお見掛けした事があります。
つまり・・・

①ほぼ垂直に近い方向から打撃を加えられる
②跳躍したい高さに十分な強い打撃を加えられる
③手球の射出と打撃物(キュー先)が干渉せずに回避できる

という条件が整えばショット成功は可能であり、実際に成功しているわけです!

あとは、手球ー的球の間隔と射出角度の限界点がどの程度か計算できれば、必要なキュー角度や撞点のイメージができるかと思います。

以下に、特に①と③を満たす可能性があるキュー角度や撞点について考察したものを図で添付します。(全てExcel表で作ってしまった為・・・)
そして・・・この考察に②に十分なショット強度、③を完遂するためのストローク軌道などを上手く見つけだすようなイメージで練習すれば、もしかしたら成功の近道になるのかも?!と思っていたりします・・・
※実際の挙動にはその他諸々の影響はあるはずですが、あくまで近しいイメージを養うための脳内整理として・・・

図1:球間隔10mmと仮定した場合の、射出角度の計算イメージ


図2:図1の仮定において、「キュー角度をより立てる」「見た目の撞点を中心より下」にする場合についての計算イメージ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?