![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128247727/rectangle_large_type_2_1a28e341682b249501c161ce63dd1a27.jpeg?width=800)
科学的に効率よく短期間で、サッカー・フットサルが上手くなる方法
みなさん、こんにちは (^^)/
【脳科学×精神保健福祉士】ゆう です。
今回は10年以上サッカー経験があり、脳科学マニアもある私が、
サッカー・フットサルの技術を短期間で、
上達させる方法を体験談もふまえて科学的に紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1705752994048-eMZKkCcWW7.jpg)
私はもともと、中・高校生はベンチとレギュラーを行き来してるような、そこまで上手くないプレーヤーだったのですが、社会人になってから、
これから書く方法で練習することで、劇的に上手くなりました。
サッカー・フットサルにおいて、活躍するには
・技術
・体力
・メンタル(精神面)
の主に3つの要素が大切になってきますが、
今回は主に「技術」について、科学的に解説します。
この記事に書いてあることをやれば、短期間で
三苫選手みたいに2~3人楽々、ドリブルで抜くことができるようになる
トラップミスがなくなる
緊張せず、冷静な判断・余裕のあるプレーができる
すぐ上手くなるのでサッカーが楽しくなる
という事ができるようになってきます。
普通の練習方法でも正直上手くはなります。
しかし、効率的に短期間で上手くなる練習の仕方で、プレーヤーたちは練習しているかと言えば・・・そうではありません。
受験でも先に、受験校の赤本からやる方が、何を勉強すべきかが分かり、効率よく時間を使え、合格する確率がかなりアップするのと同じように、サッカーの練習においても「効率よく」「短期間」で上達する方法が存在します。
ではいきましょう。
手で扱うようにボールを扱えれば、技術は上がる
突然ですが、ボールが自分の所に、浮き球で来たとしましょう。
それを足じゃなくて、手でとるとします。
当たり前ですが、足とか胸で扱うよりは、全然簡単ですよね?
![](https://assets.st-note.com/img/1705754326553-M5MAj47m49.jpg?width=800)
ずばり、なぜプロのサッカー選手が技術が高いかといううと、
「足でボールを手で扱っているかのように扱えるから」です。
これはなぜかというと・・・
手は足よりも神経系が張り巡らされているからなんです。
は?と思った方、頑張って説明するので、もう少しお付き合いください。
身体中には、神経というものが
血管のように、全身に線のように張り巡らされています。
距離にして100万kmになるといわれています。 この距離は実に地球と月との距離の約2.6倍にもなるそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1705755073838-ltHGU8LkjK.jpg?width=800)
例えば、足に蚊が血を吸いに来ると、
何か違和感を感じて、場所がわかりますよね?
これは蚊が来た所にも、
神経が通っているので、それがセンサーみたいに働いて
特定できているというわけです。
で話を戻すと、手は生まれてから、色んな物に触れていきます。
やわらかいもの、硬いものなど色んなものに触れていくごとに、
手の神経系はどんどん発達していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1705755439859-Yg0eROCdTK.jpg?width=800)
神経系、神経網が発達していくと、
細かい作業、難しい作業ができるようになってきます。
例えば、針に糸を通す作業をする場合、普通、足ではできません。
糸を穴に通す時には
・細かい力加減、微調整、角度調整
が必要です。
![](https://assets.st-note.com/img/1705755931354-LVSGhijYBh.jpg?width=800)
手が色んな物をさわり、感覚することで、神経が発達し、
・細かい力加減、微調整
が可能になることで、針に糸を通すことが可能になるのです。
事故や麻痺などで、手が使えず、代わりに足で器用に字を書いたり、お箸を持ったりできる方がいますが、これも足で色々触り、感覚することで、神経が発達してきたからと言えます。
この理論をサッカーに応用していきます。
足でボールに触れれば触れるほど、
神経は発達し、感覚は鋭くなっていき、手のようにボールを扱えるようになっていきます。
ここまでまとめると、
サッカーの技術が高い人というのは、足でボールを触りまくった結果、
神経系が発達して、手のようにボールを扱えるようになったからなんです。
ちなみにブラジルがサッカー強豪国なのは、子供の時から、貧しいがゆえに、靴が買えないなどの理由から、「裸足」でサッカーをしていたからでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1705756484227-4XvLa9sa0w.jpg?width=800)
裸足の方が直接、皮膚がボールに触れるので、
その分神経の発達が早くなる。
だから上手くなるということです。
具体的な練習方法①
では、ここから先ほどから言ってきた、足の「神経系」を発達させるための具体的な練習方法について解説します。
まず小さめのサッカーボールを用意します。
(普段扱っているボールよりも小さいもの)
これで
リフティングするだけです。
小さいボールでやる方が、神経を研ぎ澄ましてやらないとできないので、
その分、神経系の発達には効果があります。
そしてしばらくやった後に、
普段使っている大きさのボールに戻してみてください。
普段よりかは簡単にできるはずです。
神経系が少し発達したので扱いが簡単になったからです。
プロ選手なんかは、噛んでたガムでリフティングできます。
まるで足が手のように器用じゃないとできません(笑)
ここまでしろとはいいませんが、小さいボールに慣れてきたら、
さらに小さいサイズ(テニスボール、スーパーボールなど)で挑戦します。
自分はテニスボールで150回以上はクリアできていました。
これを普段の練習に入れれば、かなり近道して、短期間で上手くなることができます。
続いてはドリブル編です。
具体的な方法②(ドリブル)
続いてドリブルが上手くなる方法を紹介します。
まずコーンを10個ほど、バラバラに地面に置きます。
(コーンがない方は、テニスボールなどでも大丈夫です)
![](https://assets.st-note.com/img/1705756944094-IbHwXnt9bn.jpg?width=800)
そしてそのコーンをドリブルで、できるだけ全力で抜きまくる。
(抜き方、ボールの運び方はなんでもいいです。)
たったこれだけ。
抜き方や運び方は、好きなフェイントでいいです。
サッカーではたくさんのフェイントの数があるので、
何が正解とかはないです。
分からない方は、YouTubeで
フェイント集とかで検索して、自分が好きなもの、
できそうなものを選んでやるといいと思います。
私は時間は30~1分と決めてストップウォッチで測りながら、
その時間内は全力でコーンを抜きまくる。
で時間が来たら、少し休憩してというのを繰り返してました。
結構息が上がるので、体力もあがり一石二鳥です。
なぜこのトレーニングがいいか?
例えば
車の運転に例えると、運転時は
.・ミラーを見る
・法定速度は何キロか
・アクセル、ブレーキの位置、加減
・ウインカーださないといけない
・交通状況の把握
![](https://assets.st-note.com/img/1705757338715-5Q0afiiYtV.png)
など色々やることがあります。
初心者ドライバーは、
「右左折するときは、ウインカー出して・・あ、あと巻き込み注意の為に、ミラー見るんだっけ・・」
「一時停止のときは、完全に車輪を止めないと」
「走行中もバックミラーでたまに後続車を見とかないとな・・・」
などと最初は頭で色々考えて、ハラハラしながら運転するかと思いますが、
慣れてくるとそのシチュエーションに合わせて、無意識に今何をすべきか
勝手に身体が反応して運転している感覚ができますよね。
とくにバイクのMT免許を取ったことがある人なら、もっとわかりやすいかもしれません。
サッカーに話を戻すと、当たり前ですがボールを持つと、
目の前には何人も敵がいます。
大事なのは、ボールを持った時にいかに
・無意識的に
・反射的に
ボールを運べるか、身体に覚えさせるかが重要なのです。
ボールを持ってからあれをしないといけない、こうしようと頭で考えていたら、パニックになって結局ボールは取られます。
コーンをおいて、それを抜く練習をすることで、
相手が来た時にとっさに何をすべきかを身体が無意識・反射的に判断し、プレーできるようになります。
とくにメッシ選手や日本の三苫選手はドリブルしているときは、自然と身体が動いている感覚なのではないでしょうか?
このトレーニングになれてきたら
・いつものドリブルスピードよりも速くやる
・ボールの大きさを小さくしてやる
(リフティングの時と考え方は同じです)
ということをすれば、効果はもっとあがるでしょう。
ちなみにボールを小さくしたりして、
難易度を高めて行う練習は「プレッシャー練習」といいます。
ボールを小さくする、速さを変えるなど、
難易度を高くしてプレッシャーをかけたあとに、元のことをすると、
簡単に感じるようになります。
筋トレでも、重いダンベルで筋トレしたあとに、いつものダンベルを
使うといつもより軽く感じるのと同じです。
練習ではプレッシャー・負荷をかけることを意識すれば上達します。
自分よりうまい人と練習するのも、ある意味負荷がかかるのでいいですね。
具体的な方法③
最後は知っている人も多いかもしれませんが、一応書いておきます。
サッカーにおいて基本は、止める・蹴るの技術が一番大事です。
![](https://assets.st-note.com/img/1705758271688-U63fYrrfNW.jpg?width=800)
ボールが来て、いくらドリブルがうまくても、
トラップができなければ、
ボールを失ってしまい、相手ボールになってしまいます。
逆にドリブルが下手でも、トラップとパスができれば、点は入ります。
そこで止める・蹴るを上達させる必要があるのですが、
練習方法としては、壁にボールを蹴って止めるをひたすら繰り返す。
慣れてきたら、強さ・速さを変えてみたり、浮き球にしてみたり、ボールの大きさをかえたりして、難易度を変える、または負荷をかけます。
意外とこの基礎的な所が、サッカー部の人でも下手な人は多いです。
私自身、フットサルをやっていた時に、
ぴたっと止めて、縦に一本速いパスを
通しただけで、「ナイスパス」と言われたことを覚えています。
本人としては練習通り壁にパスをするようにしただけなのですが、
周りから見れば、無駄のない動きで、早く正確なパスをしたという風に見えたのかもしれません。
トラップでごたついていると、その間に人の位置はすぐ変わります。
よくトラップしてから、もうワンタッチして、そこからパスするシーンはよくあります。
無駄にワンタッチしている間に、人が動いてパスコースが消えてしまうのでもったいないです。
でも上手い人はトラップしてから、2回目のタッチでパスを出します。
少しの差ですが、この少しの差が大切なのです。
このトレーニングを続けているとホントに無駄のない動きで
効率的な力・労力でパスプレーできるようになります。
HUNTER×HUNTERでネテロ会長が感謝の正拳突きを一日1万回やっていましたが、
あんな感じとちょっとにてるかもしれません(笑)
今回は以上です。
いかがでしたでしょうか。
このトレーニングを1か月すれば、いや早ければ1週間もすれば
自分でも実感できるくらいの変化があります。
フットサルで3人抜きして、ゴールを決めた時は、
コーンの練習と同じ感覚で抜いて決めた感じで、身体が勝手に動いていたみたいな感覚でした。
上手くなれば活躍でき、楽しくなって、また練習したくなります。
ぜひお試しあれ~。
X(Twitter)でも情報発信中です。
ぜひフォローよろしくお願いいたします(^▽^)/
ではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?