社会をつくる力を育てる授業づくり79 江戸幕府プロジェクト
久しぶりに社会科シリーズの投稿です。
歴史の学習の第7小単元は、江戸幕府による政治の安定について学習をするプロジェクトです。
江戸幕府による政治で象徴的なものは、武家諸法度による大名の統制です。
古くからの家来である譜代大名と、関ヶ原の戦い以降に従うようになった外様大名で、その待遇に大きな差をつけることで、多くの大名たちを従えました。
参勤交代の様子を描いた資料は、社会科の教科書に必ずと言ってよいほど登場しますので、見覚えがある方もいらっしゃるのではないかと思います。
また、対外的には、鎖国政策をとることで、250年以上続く平和な世の中を築くことにつながったこともあります。
また、国内の人々を、身分制をはっきりとすることで統治するという政策を取りました。
このような政策によって、人々のくらしはどのように変わったのでしょうか。
それまでの戦いの世の中と比べて、良くなったのか、悪くなったのか。
江戸幕府の様々な政策について、当時の世の中に暮らす人々だったと仮定して、政策の良し悪しを考えたり、もっと良くする方法を考えたりするようなプロジェクトにするのはいかがでしょうか。
今の世の中とは大きく違っている世の中ですので、その様子を追究して現代と比べながら考えてほしいと思います。
ご参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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