北米のファッション事情~主に春夏編~

今日は北米のファッションについて。

私は子どもの頃から着るもの身に付けるものにはこだわりがあって、おとなになっても変わらず服は大好き。20代の頃は湯水のようにファッションに金を使い、シーズン毎にブランドからインビテーションが届き、予約会で山ほど予約して買うという完全なる服ヲタでした。現在は外国人ワーカーで貧し過ぎてそんなことはできませんが。(貧乏生活についてはまたどこかで書く予定です。)

さて、ここ北米のファッション事情とはどのようなものなのでしょう。既にいろいろなところで書き尽くされてることから私視点でみたファッションまで、だらだら書きます。(きれいにまとめる余力がない…)

私の住むところはカナダの西側、バンクーバーという街です。海も山も近くにあって、自然が身近なバンクーバーライツ(バンクーバーの人をこう呼ぶ)にとって、キャンプやハイキング、スキー等のアウトドアは超身近。また、ヨガやランニング等のワークアウトも日常の一部で、老若男女問わずアクティブな人が多い印象。(インドアの私とは正反対です!)

こうなると当然メジャーなのがアウトドアやスポーツブランドの服。男女ともにヨガパンツやジャージにTシャツやスポーツ系のトップの割合がめちゃくちゃ高い。で、ビーサンかスニーカー。

私もヨガをするし、仕事では動きやすさ重視なので、上記のような服装であることが多いです。

また、なぜだかティーンネイジャー女子は制服か?ってくらいみんな一様にマイクロミニのショーツにノースリーブかTシャツ、もしくはその上にスウェットシャツにリュック、スニーカー。女子グループで歩いててみんなこの格好。なぜ?

若い女子のファッションで思い出したのが、ローティーン女子の定番といえばUGGのブーツにポンポンのついたかわいいふわふわフーディーだそうで。20代になってもまだこの格好してる女子は男子から敬遠されるそうです。(ローカル男子談)日本ではかわいらしいタイプが男子から比較的ウケるけど、こちらではペドフェリアと見なされる危険性が…。

男子はというと、夏はショーツが多いのですが、私が大変気になってるパンツがありまして。あれなんなんでしょう、裾がキュってなったカーゴパンツ的なものを履いてる人の多いこと多いこと。ヴィンテージのアーミーパンツとかならカッコいいのに、とにかくシルエットが悪くて脚が短く見える謎のパンツ…どこで買うのだろう…年齢問わず幅広く着られている模様。ショーツかこの謎のパンツにノースリーブTシャツを着てキャップを後ろ向きに被ると、北米“一般”男子スタイルの完成。デカイ犬とか飼ってそうですね〜。

おしゃれな子やファッションに敏感なキッズたちは、古着屋や北米で人気のアーバンアウトフィッターなんかで買い物してるのではと推測します。私もたまにヴィンテージ屋のぞくと心が潤います。

日本ではハイブランド身につけて歩いてるの普通の光景だけど、こちらでは富裕層のみ。完全に浮きます。また、クリーニング屋をあまり信用できないし、バスとかあまり綺麗じゃないので、ブランドの服は着にくいのです。だいたい街や生活スタイルにフィットしない。ブランド品は富裕層のものですね。(日本の実家に置いてきたマルジェラのタビブーツやマルニのコートが懐かしい…。)

まあどっちにしても今の私は服にかけるお金もないので、街に馴染む服装しつつ、愛するドクターマーチンのブーツやヴィンテージ服などでスパイスを加えて、自分なりに余裕のある範囲でファッションを楽しんでおります。

あと忘れちゃいけない!バンクーバーライツは良くも悪くも大雑把で細かいことは気にしないので、左右違う靴下平気で履いたり、下着のブラジャー丸出しだったりします。誰も笑ったり変な目で見たりはしません。これは個人の自由を尊重する北米ならではかなと思います。

ざーっと思いつくまま書き連ねた北米ファッション事情。(主に春夏編と言いつつほのジェネラルに寄っちゃったな)

海外移住すると、そこに住むと生活スタイルに合った服装に変わっていくもの。アクティブなスポーツウェアばかりになりがちだけど、それでもファッションへのこだわりは持ち続ける所存です。

Life is too short to wear boring clothes!

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?