誕生日嫌いを脱却!自分の声をよく聞いた
彼、アスペルガー。
私、元うつ病。
本日誕生日を迎えました!
今日はたまたま彼もお休みで、彼は親切にも「何かしたいことある?」と聞いてくれた。
私も色々彼と一緒にしたいことはあったけれど、結局なぜか「一人で神社に行く」という過ごし方に落ち着いた。
なぜなのか(爆)。
いや神社はすごく良かったけどさ。
今日はそれに至るまでのやりとりと、私の心境について書いてみようと思います!
🔽一応聞く、の巻。
彼「誕生日だけど、何かしたいことある?」
私「うーん、最近一緒に遠出してないからどっか行きたいな。昼まで用事があるから、終わる頃迎えにきてくれる?」
彼「・・・えー」
私「・・・」
彼「用事って都心であるんでしょ?迎えに行ってその後どうする?行きたいとこ決まってる?日曜だし混んでるんじゃない?」
あーつまり嫌なのね、という。
いつも通りの反応である(爆)。
多分いつもなら私の方が引き下がって、「じゃあ近場でいいよ」と言って、家の近所で何か食べるとか、そんな感じになっただろう。
🔽責める。
私「なんていうかさ、年に一度の私の誕生日に私を喜ばせるよりも、日曜に都心に行きたくないって思う気持ちの方が勝つんだね」
彼「・・・なんか責めてる?」
私「心の底から責めてる」
彼「うーん分かった。じゃあ迎えに行くよ」
ということでハッキリ思ったことを言ってみたら、迎えにきてくれることになった。
単純に喜んでおけばいいんだろうけど、私の心境はちょっと複雑だった。
まずね、「本当は横浜に行きたかった」って気持ちが湧いてきたんだ。
横浜は6年前に彼と初めて会った頃住んでた土地だ。
1年半くらい前までは、半年おきの記念日デートと称して彼と一緒に横浜にプチ旅行に行っていた。
関係が冷え込むにつれて行かなくなってしまったけどね。
今回誕生日の過ごし方の希望を聞かれて、私は本当は真っ先に「横浜に行きたい」と思った。
だけど超ナチュラルに最初それをごまかして、「都心まで迎えにきて欲しい」と言った。
それは、横浜に行こうと言ってもどうせ断られると思って、最初から諦めて伝えるのをやめたから。
そして ギリギリ聞いてくれるかもしれないことに希望を調整し直して、控えめにお願いしてみた ってことだ。
子供の頃からずっとこんな事ばっかりやってきた。
なんという自分への冒涜だろうか。
ということで、今回は頑張って言ってみることにした。
🔽本当のことを伝えてみる
私「本当は横浜に行きたい」
彼「えっ」
私「本当はずっと行きたかったんだよね。誕生日だし行こうよ」
彼「えー日曜だし混むし、また記念日に行こうよ。それでいいでしょ」
私「・・・」
彼「・・・いや分かった、じゃ横浜行こうか」
ということで、これも「横浜に行きたい」とハッキリ伝えてみたら、横浜に行けることになった。
が、しかし。
ここで単純に喜んで横浜に飛んでいければいいんだろうけど、そう簡単にいかないのが私の面倒くさいところである(爆)。
彼は日曜日に都心に出ること、さらにそこから横浜に行くことを嫌がっている。
でも私の誕生日だし、私が引き下がらなかったし、多分私を喜ばせようとして横浜に行こうと言ってくれた。
そんな状態の彼と一緒に横浜に行って、果たして楽しんだろうか???
と、ここで考えてしまったのだ。
私1人だけが楽しくても、彼が楽しくなければきっと結局楽しくないまま終わってしまう。
それに「えー」って言われてまで行かなくてもいいわ、っていう気持ちも少しあったかな(意地っ張りw)。
今日は私の誕生日だから、私が一番心地よく過ごせる方法を選びたい。
ということで、私自身の声をよく聞いてみた結果、希望を大幅にチェンジすることにしたんだ。
🔽自分デート宣言
私「横浜はやっぱりいい、希望を大幅に変えるね。私は夕方帰ってくるから、19時に一緒にご飯を食べて、誕生日おめでとうって言ってハグしてね。ご飯のメニューは xxx屋の焼き鳥と、サラダと、ほろ酔いサワーでよろしくね!」
彼「わかった」
と、ここまで具体的にリクエストを出した。
ということで、私は予定を済ませたあと「自分デート」と称して神社に行き、お気に入りのスタバに行って自分宛の手紙を書いて(笑)、移動中に友達からもらったおめでとうメッセに返事をした。
すっごくご機嫌で帰ってくることができた。
帰ったらリクエストしたメニューの他に、彼がちゃんとケーキを用意しててくれた。
おもしろ靴下もあった。私はキャラ物の靴下を履くのが好きで、実は付き合って最初の誕生日のプレゼントも、お花と靴下だったんだ(笑)。
ありがとうありがとうー。
横浜へ行くよりも、今日の過ごし方が絶対よかった。
とりあえず私、今日はとても幸せ!
横浜には行けてないけど、ハグもしてもらってないけど(笑)、望んだものが手に入ってない状態なのに、今は満たされた気持ち。
自分の声をよーく聞いたから、それを言葉にして彼に言ってみたから、自分が納得してるのかもしれない。
誕生日は苦手な1日じゃなくなった。
来年もこんな風に、ご機嫌で過ごせたらいいな。
いつも読んでくださりありがとうございます!直近でいただいたサポートは、引っ越し先で使う新しいカーテンと木の食器のために、大切に使わせていただきます(2019年3月末現在)。