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キャリアに選択肢を増やすことの意味

日本自体の賃金が低い中で、さらに男女の賃金格差は年収で104万円開きがある。(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)

さらに、大卒の30−40代の給与平均が400万円を下回っている。
非正規雇用の女性が多いので平均が低くなってしまうのは仕方ないにしても、額面で300万円台でさらに子供がいたら自分に投資したり、自由に使えるお金なんてほとんどない。少ないことが悪いとは言わないけれど、多少自分にわがままが言えるぐらいのお金はあったほうが心が豊かになると思う。

稼げない⇨自分が非力だと感じたり、能力がないからだと思う⇨自己肯定感が低くなり自信がなくなる

この負のスパイラルも絶対に避けたい。私自身経験をして、それはそれは苦しかった。さらにここから身銭を切り詰めるとひもじい感覚が増幅されてしまう、恐ろしいループ。

稼げないのはあなたのせいではなく、あなたに合う環境に出会えていないだけだと言いたい。

そう。私たちは本当にたくさんの可能性を秘めている。

ティール組織をかいたフレデリック・ラルーが言っていた「人生のプランBを用意する重要性」。
自分の人生の選択を複数用意しておくことは、何か悲惨なことがあっても、そこに留まる以外の選択肢を与えてくれる。
この会社しかない、この選択肢で頑張る他ない、という気持ちがどこかにあると、どんな理不尽な環境でも「耐え忍ぶ」しか無くなってしまう。
(どんな時代?って感じだけども)

自分の手持ちの武器を増やしておくことで、自分が関わる人付き合いも、キャリアも、「選択肢がある分だけ柔軟に選択できる」と思う。気持ちがひしゃげるまで耐え忍んでそこにい続ける、なんて、あなたの貴重な時間が勿体無い。

スクラムマスターという職業は、とてつもなく面白い職業だ。
人の成長を見ていくのが好きな人、対話が好きな人、チームが成功する姿を見ながら後ろでニヤリとしたい人にはうってつけ。
女性性が高い人には本当に合うと思う。

スクラムマスターは、製品やサービスをチームで作っていくときの進行を手助けする役割だ。プロスポーツに必ずいるコーチ、あのイメージ。
チームを鼓舞したり、慰めることもあれば、厳しい現実を突きつけることもある。スクラムを教える時もあれば、会議をファシリテートする時もある。チームが生産的でいてくれるために、課題や障害物を取り除いていく。

いわゆるマネージャーが行うような役割に近いが、管理統制するような権限は持ち合わせていないため、Sheepdogのように羊の群れの中に入り込み、羊が変なところに行きすぎないようにフォローする。権限がない中で、マインドチェンジや旧来のやり方から新しい働き方に変革していくので、コーチングやファシリテーション、組織論、認知行動、心理学、、などなど勉強する分野は幅広いので飽きない。

何よりこのスクラムマスターの役割はDXの追い風もあり年々需要が高まっていて、今や転職市場でも相当高い金額でオファーしている企業が多い。
それだけ経済圏中心に価値が高まってきているわけなので、勉強しておいて損はないと思う。(すごい勧誘っぽいですが、本当に損はないと思うのです私は・・)

自分にスキルをつけられると、自信にもつながりますし、新しい選択肢や、参加者同士のつながりもできます。
新しい領域に踏み出したい人、これまでのマネージャーの役割を変革したい人や、「権限というお面」をつけなくても、チームが成果を出していくことに挑戦したい人
ぜひスクラムマスターへの扉を開いてみませんか?

https://www.jp.agilergo.com/online-sm4w-chibana-202205


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