![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111985425/rectangle_large_type_2_7f42c45570a7ce654d6ad7a0046c0ddf.jpeg?width=800)
脳の報酬系を超えろ!人間が創る社会を変えるには、人間が変わる必要がある。
私が「心の力」の仕事をやる理由
「心の力」と聞いた時点で、
心の力とは何かという解析は個々人の中で異なっている。
大まかにいうと、
脳の報酬系のような仕組みを超えたところにある、
人間の精神性のようなものとしています。
心理学的決定論に納得している
(「心理学的決定論」 とは、心理学的立場から「すべては予め決定されており、人間に自由な決定権があるという感覚は、情報の決定的限定性による、錯覚(心理的誤認)にすぎない」とする議論)
【新連載】心理学的決定論とは何か?―僕という心理実験Ⅰ 妹尾武治|光文社新書 (kobunsha.com)
人間は呼吸しなければ活動できず、
呼吸しても酸素が無ければ活動できず、
植物がなければ、
光がなければ
酸素はない。
太陽系がなければ光はなく…、
遡れば分かっていることだが、
![](https://assets.st-note.com/img/1690536485662-Xwp649TQB6.jpg?width=800)
大多数の人は、
「私が生きている。」と
思い込んでいる。
自由意志がもしあるのなら、
その意思決定の土台になっている
あなたの価値観や大切にしていることは、
あなたが幼い頃に見聞きした体験から、
未熟な脳で「思い込んだ」だけのこと。
その幼い頃の体験すら、
突然、選ばざるを得ずして目の前で起こる。
その体験上の切り取った情報を基に
思い込んで形成された価値観だから、
価値観とは、
アンコンシャスバイアス(無自覚な偏見)である。
兄が言い残した「どうしたらみとめられると?」
兄はがん闘病生活2年間を、闘い抜いて亡くなった。
亡くなる2日前、
せん妄状態と現実を行き来しているような時、
「どうしたらみとめられると?」と、
私に視点を定めてきいた。
「俺はみとめられなかった」と言っているように、
私には伝わった。
![](https://assets.st-note.com/img/1690536798904-VnhfC5zGFE.jpg?width=800)
自営業、建設業で現場監督、
収入は税金対策のために事務所を構える程あった。
彼は、がんになる15年程前に、
労災で訴えられるような職場環境で、
うつになり離職したが、
そこから、地道に回復して自営できるまでになった。
それでも、自分をOKできない思考、感情を感じていたのか。
自分の意見を通そうとしたり、
人を責めたりした事を
見たことが無い。
そんな表情や雰囲気を感じたことも無い。
そんな兄の残した「どうしたらみとめられると?」
という言葉のエネルギーが、
「人間とは何か?」という探究に、
私というアバターを駆り立てた。
この行動も、結果的に心理学的決定論に沿っている。
だから、このカラダの範囲の私は、アバターだと思う。
自分の気持ちを抑えざるを得ないと思い込んだ体験が、
彼の思考、感情のコーディングをつくっただけだと、
今は明確に分かる。
「あなたは、私です。」
この人間の感情の仕組みを分からずに、
自己理解、他者理解はできない。
自分のコーディングが、
何によってどんなふうにつくられているか、
に気づいていけたら、
条件反射のように湧き起こる思考や感情に
苦しまなくてよくなる。
この気づきを無くして、
自己理解はできないし、他者理解もできない。
人間は、もっと深遠に自己理解=他者理解ができる
この人間の思考、感情の仕組みを
職場の人と共に理解して、共有土台にできたら、
もっと深遠に自己理解=他者理解できるチームになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1690535287251-XgvMMNLGdD.jpg?width=800)
その実践をおこなっているのが、弊社心の力です。
AIの急進が、条件反射の思考、感情は体験からコーディングされたアルゴリズムでしかないことをおしえてくれる時代
AIの急進が、
人間の思考、感情は、
体験からの思い込みがコーディングされ、
その単なる条件反射でしかない仕組み、
脳の報酬系のアルゴリズムでしかないことを
教えてくれている。
生命ならばさらに、アルゴリズムでしかない。
「生きろ」と、VRヘッドセットのような脳を
何によって設定されたのか?
心理学的決定論に納得しているが、
あと数%の疑問を探求している。
なぜ探究するのか?
脳の報酬系のアルゴリズムである思考、感情を
「私の考え、感情」と錯覚している限り、
平和がないのだ。
人間は自己防衛のホモサピエンスのまま。
自己防衛のために、
他を攻撃するか、逃避するか。
![](https://assets.st-note.com/img/1690538233002-I9GQ8s664j.png)
「私の感情」が条件反射でてくる仕組み。
何を見聞きして、
どんな体験で、
どんなコーディングがなされたのか?
それを知る事は、
自分とは何か?人間とは何か?を知るために、
重要な要素になる。
あなたがあなたの思考・感情に苦しむ時、
それはあなたのせいじゃない。
だれのせいでもない。
もちろん、よろこぶ時も然り。
脳の報酬系にコントロールされたまま望む幸せは、
人間の幸せじゃない。
なぜならば、
脳の報酬系にコントロールされたまま望む幸せは、
平和を創れないからだ。
脳の報酬系を超えた時に観ることができる幸せが、
平和を創る。
正しいも間違いも
優も劣も
いいも悪いも
できるもできないも
好きも嫌いも
ジャッジのない世界
相対がない世界
![](https://assets.st-note.com/img/1690538484087-ux5aikAVn0.jpg?width=800)
心理学的決定論を超えられる。
それが「心」だと、
人間一人一人が創るホログラムで証明したい。
お読みくださった方、ありがとうございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?