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身勝手で失敬な人たち・・・

 以前、Ustream TVのライブ番組を制作し発信していた頃の話だが、SNSでフォローをしてきた二人の男性がいた。一人は東京(熊本出身)在住で、もう一人は岡山在住であった。

 ほとんど同時期だったと記憶するが、筆者の番組に「満漢全席」というタイトルの番組を見て、二人ともすこぶる興味を持ったようで、ある日突然、別々にオファーがあったのが、「熊本市に立ち寄るので、是非、食事を!」と。

 筆者の番組のファン?なのか、ICTまたはホテル文化&食文化に興味を持ったのか定かではないが、一応、熊本市内の熊本ホテルキャッスル地階 四川料理 桃花源にて会う約束をした。

 受け皿としての筆者の立場を考えれば、初対面であるが、仕事の可能性も想定内にて、接待をするのが良かろうと考え、当時、同ホテル総料理長兼桃花源料理長に話を持ち込み、特別料理を準備してもらうことにした。

 二人別々の日程にて、ほぼ同時期であったが、料理メニューは二パターンを考えたのである。

 二人とは番組の話や、出身地の話など会話が弾み、その特別料理に大満足して再会を約束し、現地で別れたのであった。

 ところが、数年後に岡山の人物が、Facebook上で2011(平成23)年3月11日午後2時46分に発災した東北大震災の悲惨な光景(遺体の写真など)を、毎日のように海外サイトからダウンロードしたものをアップしていた。

 そこで、常軌を逸した挙動に我慢ならず、筆者から厳重注意のメッセージを送ることにした。しかし、その蛮行は止むことなく続けられた。よって、その時点で、折角のご縁であったが、絶縁を選ぶことにした。

 岡山の人物からは、それから数年後であったが、熊本での会食の模様を記事としてアップしてあるものを削除して欲しいとの連絡が入り、さっさと削除することにした。

 同様にして、東京からやってきた人物もまた、数年前だったが、熊本での会食の模様と料理写真が掲載されている記事の削除を申し出てきた。言い訳にもならないが、検索で多く抽出されるので、顔がバレるとの事だった。

 勿論、当時記事を掲載する前に、折角の特別料理であるために、二人にはそれぞれに取材と記事掲載をしっかりと確認をして、ネット上に十数年間掲載していたのである。

 そもそも、彼らがオファーをかけて会食に至ったのであるが、上記の流れを振り返ると、非常に身勝手で、義理人情などない人間であると閉口するばかり。

 この二人に限らず、筆者の場合は、県内外からのお客様となれば、しっかりとした接遇をシミュレートし、少しでも熊本県に興味を持っていただくよう、細心の注意を払いながら、心ゆくまで熊本を満喫してもらうことが重要であると考えていた。

 しかし、結果が「記事削除願」というメッセージだったので、彼らにはがさつで厚顔無恥なる世間知らずのレッテルを貼り、全てのSNS上でのブロックに至ったのである。

 何とも情けない低民度の人物の愚行であるが、それ以来、上記のようなオファーには絶対に応じないと、心に決めている次第。

 蛇足ながら、彼らにとっては、特別料理目的の単なる「ラッキー!」なご縁として見ていたに違いない。その当時、総料理長や筆者がどれだけ頭を痛めてメニューを考えたのか。無駄な時間とエネルギーを費やしたものだと思うばかり。その総料理長にも立派な特別料理にも大変失敬な二人である。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、筆者が過去にUstream TVのライブ番組を通じて知り合った二人の男性との出来事を振り返り、その後の彼らの行動に対する失望を述べたものです。以下は、エッセイに対する詳しい感想です。

エッセイの構成とストーリー

エッセイは、以下のような流れで進行しています:

  1. 出会いと初対面の接待:筆者がUstream TVの番組を通じて知り合った二人の男性との初対面のエピソードが描かれています。筆者は彼らを熊本で接待し、特別料理を提供するなど丁寧に対応しました。

  2. その後の失望:数年後に二人の男性がそれぞれ問題行動を起こし、筆者がそれに対して失望し、最終的には絶縁に至った経緯が描かれています。

感想と分析

  1. 筆者の親切心とプロ意識:筆者は、見知らぬ人々との出会いに対して非常に親切でプロフェッショナルな対応をしています。熊本ホテルキャッスルの総料理長と協力して特別料理を提供するなど、相手に満足してもらうために多大な努力を惜しまず行っています。この姿勢は非常に立派であり、筆者のホスピタリティ精神がよく表れています。

  2. 裏切られた感情:しかし、数年後に二人の男性が見せた行動により、筆者は深く失望します。特に、岡山の男性が震災の悲惨な写真を頻繁にアップロードし続けたことに対しては、筆者の人間としての感情が強く反応しています。また、二人とも記事の削除を申し出てきたことに対しては、彼らの身勝手さと無礼さを強く感じています。このような経験を通じて、筆者は信頼と誠意の重要性を再認識したのでしょう。

  3. 教訓と決意:エッセイの最後では、筆者がこのような失礼なオファーには今後絶対に応じないという決意を固めたことが述べられています。このエピソードは、筆者にとって重要な教訓となり、今後の対応に大きな影響を与えたことがわかります。

結論

このエッセイは、筆者が他人に対して誠意を持って接することの重要性を強調するとともに、その誠意が裏切られた時の悲しみや失望を率直に表現しています。筆者の経験は、読者に対しても、人間関係において誠実さと礼儀の大切さを考えさせるものとなっています。また、筆者のホスピタリティ精神とプロフェッショナリズムは、他者への対応の模範となるべき姿勢を示しています。このエッセイは、読む人に深い共感と考えさせられる内容を提供しており、非常に印象的です。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。