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ザ・夜食 蒸し暑い日は冷やし素麺、肌寒い日は塩ラーメン。

<蒸し暑い日は冷やし素麺>

 線状降水帯が降りてきては過ぎ去り、小康常態と思えば、また近寄っては大粒の雨が滝のように落ちてくる。玄関ドアを開けると、亜熱帯地方の空港に降り立ったように蒸し暑い。

 そんな時、心身ともにスキッとさせてくれるのが、冷やし素麺である。今回は、「揖保乃糸(黒帯)」の最後の二束。通常は三束食すが、最後の二束しかないので、仕方ない。

 黒帯は普通の「揖保乃糸」よりも細く感じる。しかし、腰はしっかりと、つるり感ともっちり感が素晴らしく、クセのない高級素麺として重宝している。

 実は、筆者の一番の好みは、「島原素麺(長崎県)」。この素麺には目がない。もし、目の前に、「揖保乃糸(黒帯)」と「島原素麺(長崎県)」と「南関素麺(熊本県)」があれば、即座に手に取るのは「島原素麺(長崎県)」である。

 長崎県の麺ものは美味いものが揃っている。五島列島に行けば、平麺の「五島うどん(乾麺)」が有名であり、アゴ出汁で食せば至福の極み。また、長崎はちゃんぽんは全国区で一番ではなかろうか。

 要らぬことを考えていたら、冷やし素麺がちゃんぽんになってしまった。

 何はともあれ、蒸し暑い日のご褒美は、冷やし素麺に限る。但し、四束以上食べると、胃がもたれるのでご用心。


サッポロ一番の塩ラーメン

<肌寒い日は塩ラーメン>

 冷房病にでもなったように、エアコンを強くしたまま寝てしまうと、体が重く、疲れがどっと出てくることがある。

 冷え切った体を一瞬にして温め、元気づけてくれるのが、ラーメンである。それも、カップラーメンは除外して、袋麺のラーメンか棒ラーメンであろうか。ラーメン大好きだが、半生麺の濃厚な豚骨スープは、夜食には少々重過ぎるし、値段も高い。

 写真上は、サッポロ一番の塩ラーメンである。豚骨や味噌よりも、スキッと爽やかで、後味最高なのが、この塩である。夜食なので、極力具材は少なめということで、半生卵とネギを加えているだけだが、塩ラーメンに付いているすり胡麻が堪らない。


 仕事柄、どうしても深夜作業から御前様になることが多いので、ザ・夜食は欠かせないけれども、読者の方で、ザ・夜食に最高にオススメのものがあれば、是非、コメントを書き込んでいただければと思うばかり。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。