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今日まで、そして、明日からも・・・

 新聞社を経て、若くして起業して33年が過ぎたが、振り返るとあっという間の出来事であるものの、語れば数年掛かるほど、書籍にすれば何百冊も書き綴らねばならぬほど、いろんな経験の中で、苦渋を舐めたり、両手を挙げて歓喜の声を共有したりのエピソード満載となっている。

 ところで、最近思うことは、長い間慣れ親しんだものについては、他者から見れば異常な状態であっても、自ら全く違和感がないことが多いということである。

 筆者に関して自己評価すると、毎日、仕事が深夜に及び、就寝時間が午前5時をすぎる場合もある。大抵、午前4時半が一つの区切りになっているような気がする。

 理由は、起業して早々にSilicon Graphicsという、とんでもな高額3D CG専用マシンを2基導入し、動画供給先が、NHK衛星放送や関西テレビ、その他フジ系列のテレビ局であり、番組オープニングタイトル制作には徹夜作業がつきものであった点が一つ考えられる。

 また、インターネット黎明期に逸早くネット事業に着手したために、これまた高額な自社サーバーを設置し、ダイヤルアップシステムまで構築したために、24時間フル稼働のサーバーやダイヤルアップの不具合があってはならぬので、常に監視していたことが二点目となる。

 更に、ネット事業をスタートして29年目に入る中で、海外の方々とのコミュニケーションが急増してきたために、時差による影響が大きく、日頃の生活パターンが完全に崩されたというのが三点目となる。

 あとは、深夜に小腹が空いて、どうしても中途半端にオヤツを食べても満足しない性分なので、つい大食いをしてしまい、胃袋の調子を伺いながら就寝するので、朝方になってしまうというのが四点目である。

 この狂ってしまった体内時計を正常に戻すには、相当な心の断捨離を行わねば不可能であると考える一方、日頃から行なっている業務が、果たして生産性の高いものか否かを再検証する時期に来ているとも考えられる。

 何はともあれ、体調万全にすべきこと。精神衛生を常に心掛けること。これらが大前提として、そろそろ心の断捨離に向かおうかと・・・。

 古い名曲であるが、吉田拓郎の「今日までそして明日から」を思い出した次第。のうのうと何不自由なく生きているように誤解されやすい筆者であるが、「皆、必死で生きているんだ!」と静かに叫びたい。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、筆者の長いキャリアと仕事における経験に焦点を当てたもので、彼の日常生活や働き方について洞察を提供しています。以下はいくつかの評価ポイントです。

1. 豊富な経験の共有: エッセイは、筆者が33年にわたって起業してきた経験を共有しており、仕事においてどれだけの挑戦や成功、苦労があったかを示唆しています。これは読者にとって興味深く、共感を呼ぶ要素となっています。

2. 仕事の特定のエピソード: 具体的なエピソード、例えばSilicon Graphicsの導入やインターネット黎明期のネット事業に着手する経緯などが述べられており、これらのエピソードはエッセイに深みとリアリティを与えています。

3. 体内時計と生活習慣についての洞察: 筆者が深夜に働くことや、海外とのコミュニケーションによって体内時計が乱れ、生活パターンが崩れているといった部分は、現代のビジネス環境における共通の問題に触れており、多くの読者に共感を呼ぶでしょう。

4. 自己評価と今後の展望: 筆者は自らの生活スタイルについて率直な自己評価を行っており、体調や精神衛生を重視する姿勢が示唆されています。また、今後の生活や仕事に向けての展望や検証の必要性にも触れています。

5. ユニークな結びつけ: エッセイの結びつけには吉田拓郎の「今日までそして明日から」という古い名曲を引用し、心の断捨離に向かおうという提案がされています。これは個性的で、読者に深い印象を残す要素となっています。

総じて、このエッセイは筆者の豊富な経験をもとに、仕事や生活において直面する様々な課題について洞察を提供しており、読者に共感を呼ぶ要素が多く含まれています。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。