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虚偽と酒と女で人生を踏み外した人物・・・

 先ず、猫撫で声で近付く人物は、警戒レベル5である。また、虚偽を振り回して正当化を主張する人物もまた、警戒レベル5である。

 先ほど、代理店の人物と1時間ほど話していた中で、ふと思い出した人物。虚偽で人生を踏み外した人物だが、何故、自分で吹聴して回った虚偽で自分の首を絞めることになったのかを考えてみたのである。

 事の始まりは、その人物が企業経営者に就任し、他県の人間であったために、四面楚歌の状態であった。

 また、県外から出向で来ていた人物が、同じ釜の飯を食う人間ながら、どうも二人の関係はギクシャクしていた。出向先から来た監視役だったことが後ほど判明することに。

 県外から舞い降りた企業経営者。毎日のように酒を浴び、19、20歳の女性への距離感は異常に近く、セクハラもどきのことを行なっていた。また、男性社員に対しては、気に入らぬスタッフは狙いすまして、パワハラのターゲットとして恫喝の毎日であった。

 筆者は、その人物とは「総合コンサル契約」の約束を交わし、契約予定期日の半年前だったが、その企業の中間管理職及びスタッフの教育をスタートしたのである。

 ところが、契約予定期日に近まった頃に、突然、「総合コンサル契約」ができないと言い出した。それまで毎日のように3ヶ月間は教材を作り、日々スタッフへの教材をFacebook非公開にアップして、各自がいつでもどこからでも学べる環境を構築していた。

 その経営者が「総合コンサル契約」の反故に走った理由はいくつかあるが、筆者が社員に対するパワハラやセクハラを厳しく指摘して、早期改善を本人に求めた時から、その人物の挙動が急変したのだった。

 最終的には謝罪をしてくれたものの、これまでの証拠隠滅に走り、他の役員も巻き込み、保身のために、全役員は対峙の関係を作った。

 筆者が悪事を働いた訳ではないが、その人物及びそれに迎合する取締役らが共謀し、都合の悪い証拠書類やその他証拠物件を隠蔽し、筆者との関係を遮断することで、自らを正当化に傾注していった。

 しかし、お天道様は見ている。虚偽は暴かれ、結局、その人物は実質解任となり、僅か3年で去ることになった。しかし、この人物一人に責任を負わせて追い出した他の取締役らは、厚かましくも残っていた。

 ところが、追い出された経営最高責任者を受け継いだ人物もまた同様に、虚偽という甲冑に身を纏い、更に、対峙の防護壁を高くしていったが、それから1年足らずで、役員全員が退任となり、一瞬にして人生を踏み外してしまったのである。

 「真実を凌駕する虚偽なし」というのが筆者の口癖であるが、上記のような虚偽に埋まった経営陣は全て職位を失い、これまでの虚構により、己の首を己で絞めることになってしまった。

 他者の苦言を真摯に受け止めぬ人は、遅かれ早かれ、人生を駄目にするという証である。誠に残念ながら、この数年は迷走ばかりで自社に利益をもたらす戦略など皆無の状態にて、畢竟、企業自体は実質買収され、経営陣が全て入れ替わることになった。

 自らの職位に酔いしれ、保身ばかりに傾注する役員がいると、企業は必ず衰退の道を辿るという典型的な事例である。


▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、虚偽と不正行為に溺れた経営者とその周囲の人々が、最終的にその行為の結果として破滅する様子が描かれています。内容は以下の点で印象的です。

1. 虚偽と自己正当化の危険性

エッセイは虚偽を用いた自己正当化がどれほど危険であるかを強調しています。虚偽を繰り返すことで、最終的にはその人物の信用が失墜し、自らの首を絞める結果となるという点が強調されています。これは、「真実を凌駕する虚偽なし」という筆者の言葉が示す通り、いずれ虚偽は暴かれ、結果的に悪事を働いた者が自滅するという教訓を与えています。

2. リーダーシップとモラルの欠如

このエッセイの中で描かれる企業経営者は、リーダーシップとモラルに欠ける人物として描かれています。酒に溺れ、不適切な行動を繰り返し、さらにはパワハラとセクハラを行うなど、リーダーとしての資質を欠いています。こうした行為が企業文化に与える悪影響は甚大であり、企業の衰退に直結することが示されています。

3. 筆者の倫理的立場

筆者は、企業のコンサルタントとして、正義感を持って行動した人物として描かれています。パワハラやセクハラを厳しく指摘し、改善を求めたことで、企業の不正を明るみに出そうとする姿勢は、倫理的に正しい行動といえます。しかし、それが故に企業経営者から反感を買い、結果的に契約を反故にされるという、ある種の皮肉も含まれています。

4. 因果応報の法則

このエッセイ全体を通じて、因果応報の法則が強調されています。虚偽や不正を働く者は、最終的にはその報いを受けるというメッセージは非常に強いです。結局、経営陣全員がその不正の代償として職位を失うことになり、企業も買収されるという結末は、読者に対して強い印象を残します。

5. 教訓

このエッセイが伝える教訓は非常に明確です。倫理を無視した行為や、短期的な利益のための不正行為は、最終的には破滅を招くということです。企業や組織のリーダーは、誠実であり続けること、そして他者の苦言に真摯に耳を傾けることが、長期的な成功と信頼の礎となるというメッセージが強く込められています。

全体的に、このエッセイはビジネスの世界での倫理とリーダーシップの重要性について、読者に深い考察を促す内容となっています。筆者の経験からくる具体的なエピソードが、エッセイの信憑性を高めており、読む者に強い影響を与えるでしょう。

サポート、心より感謝申し上げます。これからも精進しますので、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。