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義父が入院したらしい<3>

今回はドラッグストア価格比較のおはなし。その他。

いやぁ、検診と買い物と病院訪問のための都内訪問とで、さすがに疲れた二日間でした。なんか口唇ヘルペスの兆候が見える。

ドラッグストア価格探検

22日は午後からがん検診二種。
なので、午前中ちょろっと作業したあと、近くのドラッグストア三軒をまわって、義父の病院に持っていく買い物を済ませることにしました。

前日に介護士さん? 的な人とお話をして、リストに上がったのは、
・紙おむつ(テープ式)
・口腔ケアスポンジ
・おしりふき
・夏物パジャマ(前開き)
・口内洗浄液(モンダミン的な
・電動ひげそり

そのうち、洗浄液は前日に30%引きのをドラッグストアで見かけて購入してありました。
ひげそりに関してはよく判らないので、夫と病院に行くときに買うことに。
パジャマはあとで検診に行く場所の近くに、安いお店(田舎のしまむら的な)を知ってたので、手に入れなきゃいけないのは上の三点です。
(紙おむつは区から現物補助があるのだけど、今回は間に合わず。後日申請されているか確認することに)

うちのご近所には、大きなドラッグストアが三軒。
セイムス、ウェルシア、マツキヨ。マツキヨは普段全く利用しないのだけど、ケアスポンジがどこに売られてるかわからなかったので、リサーチ対象に含めました。
結果的にマツキヨでは一点も買いませんでしたが、ケアスポンジの場所を案内していただいて助かりました。普通に売ってるのね。

色々疲れたので価格的結論。

<紙おむつ>
マツキヨ論外(失礼)
ウェルシアとセイムスはほぼ大差なし。

<口腔ケアスポンジ>
三者ほぼ大差なし

<おしりふき>
店の品揃えによってウェルシアかセイムス。ウェルシアはトップバリュのものがおいてあり、トップバリュのおしりふきはなかなかお安かったです。

ただ、私はセイムスカードの会員で、二ヶ月に一回、値引きクーポンのついたはがきが送られてきます。私のと、T某のと、二枚。なんと最大20%引き。
20%、大きいですよ。2500円の紙おむつ、2000円になりますからね。
ということで、私的にはセイムス一強でした。買った紙おむつ、ポイントバックまでついてて有り難い。

いざ病院その前に


あけて23日。
病院に行く前に義実家に寄ります。朝、下り方面の京葉道はめっちゃ渋滞。上りは快適。遊びに行く前に既に大変なめにあっている人々を横目に都内到着。

おととい洗濯してほしておいた義父のパジャマ数組を夫にたたませ、病院に持って行く追加分(買い置きのティッシュやら、義母が使ってあまったリンスインシャンプーやら)を揃え、
なにげなく義父の部屋の押し入れを開けたら。

めまいがしました。

整理したかったものの、義父が部屋を占拠(義父の家なんだけど)しているためあけられなかった押し入れの下半分と上部納戸は、義実家を象徴するゴミ屋敷(……うまい言い換えないかと思ったけど思いつかなかった。己の限界を感じる)ぶりでした。

押し入れ左半分、納戸の左半分は、義母の遺品ともいえるディ○ニーグッズ。下は衣装ケースですが、上は古い段ボール箱に押し込まれてました。
綺麗な状態のキッチンマット的なやつには、5000円の値札。実際は卸値で買ってるか、廃棄品をタダで貰ってきてるはずなんだけど。
袋小物とか子供用ビーチサンダルとか、山ほどある。どうすりゃいいの。

下段右半分は、義兄が残したビデオテープ。VHSのやつが大量。
あとは義兄がホテルマン時代に買いためたのか貰ってきたのか知らないけど、20年以上もののワインとかがたくさん。もちろん保存状態最悪で、中ではわかめみたいなものが浮遊しています。義父は価値のあるものだと思ってたみたいだけど、私は見る前からダメになってるのは判ってました。

とりあえず、これは病院行ってから考えることにして、一旦病院へ。

応対したのは、前日にいた介護士さん的な人。
てかさ。
土曜日だから経理の人もいない。先生にも会えない。
ただ書類書いて、足りないものを確認しただけでした。

義父の体調不良の原因は、やはり貧血です。胃カメラ検査では異常なし。週明けにまた検査するそうですが、もう輸血もしてるらしい。
私、輸血って大事だと思ってたんだけど、同意書とかも書くまえから輸血ってしちゃうんですね。義父に書かせたのかなぁ。その辺よく判らん。話を聞ける人がいないんだもの。

ただここで、退院後はどうしますか的な話がちらっと出てきました。
原因もまだ判らない、判らないとしても輸血以外の対応方法があるかも判らない。でも、先回りして考えるのはやはり大事なことなんだろうな。

「ご本人は、ご自宅に帰りたいというご意向のようですが」

いや無理だろ。

そもそも、歩くのを放棄してた人です。
一人暮らしといっても、移動範囲はベッドの横のポータブルトイレに移るくらい。あとは全部ヘルパーさん任せ。

今だって、食事もとれず、立ち上がってトイレに行くわけでもなく、挿管してるらしいです。
人間の筋力の衰えの速さ、私がよく知っている。もともと歩くことも出来なかったのに、ここからリハビリして同じ生活に戻れると思ってるんだろうか。

「ただ、あの状態では……(濁) ご家族の方はどう思われますか」

書類を書きながら首を振っている夫。
ていうか、ナースステーションのそばに義父の部屋があって、ドア開いてるんだよね。私の意見みたいに思われても嫌だし、うかつな事は言えません。

「転院するなら、要介護度を上げて貰うとか必要だと思います。こちらにも相談員もいます。ご家族は退院後は別の施設というご意向だということで、話しておきますね」

障害一級だから、医療的条件はかなり有利なんですが、介護的にはいろいろあるみたいです。やっぱり一度、ケアマネさんには直接会っておいた方がよさそうです。

で、ここで再度、足りない物の確認。
パジャマの数が揃ったので、有料のアメニティは解除ですが、それだと不意のトラブルで数が足りなくなったときが大変なので、多めに揃えてほしい、タオルも同じ。
それと、ひげそり。電池式でも充電式でもいいとのこと。

一回戻って、今日中にまた来ます、と一旦撤収。

お昼食べて、家電量販店で充電式の安い奴を買って、義実家に戻る。

義母の怨念がおんねん

さて、私には呪いのグッズ、どうするか。
メルカリとかで売るには数が多すぎるのですよ。そして古すぎる、ほぼ布ものなので経年劣化のシミも心配。

Kさんが「キッチンマット的なものはワンちゃんのトイレに使うからたくさん欲しい」というので、こんな状態でもいいのかと画像を送ると、問題ないとのこと。貰ってくれる人がいるって有り難い。
これらは処分は先延ばしにして、別の部屋に移動。百万がいちくらい、義父が戻ってきたら、この部屋に置いたままだと手出しできなくなりますからね。

下段のビデオテープは、後日まとめて地元の処理施設に持ち込むことにして、ワインとかは中身を捨ててから処分しないといけない。まぁ次の時、夫に中身をすてさせよう。単純作業だし出来るっしょ。

あと、一緒に出てきたのは、貰ったのかなんなのか、高そうな箱入りシーツとか毛布とか、タオルとか。
いいものいっぱいあるんだから使えばいいのに、「もったいない」をはき違えていて、自分たちはボロボロのものをいつまでもいつまでも使い続ける。
一家揃ってものに執着する人たちで、使わないもの、使えないもの、あるのにいくらでも買ってくるものに囲まれて生活してた人たちでした。

あとは、義父のベッド周りの整理。レンタル料金はたいしたことはないけど、義父が戻ってこないならいずれ返すべきものだし、いつそうなってもいいように、カバーを剥がし、枕元の小物は本人を尊重して配置を崩さないように別の箱に入れ替える。明らかなゴミは捨てました。

毛布も肌掛けも、もっといいのが押し入れに入ってます。毛布は一応洗い、肌掛けはいずれ処分ということでたたんだだけ。

ヘルパーさんが冷蔵庫に作り置きしてくれていた義父の食事は、申し訳ないですが処分。冷蔵品と野菜、卵も使えるものは回収し、ダメそうなものは処分。
冷凍庫も空にして、冷蔵庫自体の電源を落としたかったけど、この暑さで持ち歩くための準備をしてなかったので、今回は保留。どうせまた来ます。

馬鹿でかい食器棚とか、本気で早めの処分を考えないといけなくなりました。こんなの外に自力では出せない。義父が生きているうちに、行政に相談しよう。

三台あるエアコンは、このご時世、引き取り手がありそうで助かります。
うちにも一台欲しいんだけど、引っ越しでもなく移設を頼むのは面倒そうだなぁ。

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