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義父が入院したらしい<2>

らしいというかもう確定なんですが、タイトルは様式美だと思って下さい(なんの

前回の記事は21日の朝ですが、結局、半休取って、行ってきましたよ。区役所。半休といっても、私は午後から出勤のひとなので、役所が開いてる時間帯をフルに使えます。

景気づけに、ローソンのツイッタープレゼントで当たったどらもっちを引き換え、コーヒーを買い、高速に乗ったのが昼前。
この時間帯の高速道路、ちょうど東京方面はすいています。対向車線の混雑ぶりを眺めながら、葛飾区役所へ突入。

問い合わせの答え通り、限度額認定証の申請は、特に親族でなくても、委任状がなくても、できました。平日の日中に決行したおかげで比較的待たされず、義父の保険証のコピーと私の免許証だけでさくさく進んでいきます。

葛飾区は、限度額認定証は一年更新。一回申請すると、当人の条件(納税額だったり、同居人数だったり)が変わらなければ、自動更新で郵送されてくるそうなのですが、ちょうど七月末がこの切り替わりの時期なんだそうです。
おかげさまで、一回の申請で、今年分(七月末まで)と来年分(来年七月まで)の分、二枚をゲット。

本当は、この申請だけ済ませて帰るつもりだったんですが、せっかく近くまで来たし、義父の家、つまり義実家も見ていくことにしました。
ちょうどヘルパーさんが来ている間に救急搬送だったので、その後の様子をチェックしておくべきかなと思ったのと、とりあえず貴重品を確保して置くべきかなと。そんなたいそうなもの、ないですけどね。

部屋は綺麗でした。
ケアマネさんが手を回してくれたらしく、お弁当の配達も停まってます。新聞だけは郵便受けに入ってたけど、これはまぁ仕方無い。

救急隊が入るために導線を作ったのか、ベッドサイドのポータブルトイレなども綺麗に避けられています。
で、洗濯をしてくれたけど、干す暇もなかったのでしょう。洗濯機から出されて多少しっとりとした洗濯物が、かごに入ったままでした。
それらを干しながら、
どうせここまで来たのだし、全部とは言わないまでも、入院に必要なものを持っていってあげた方がいいだろう、と思いつく。

夏物のパジャマ、これはあちこちあけて3セットほどと、未開封のものが1セットでてきたのだけど、さすがに長期間使用していないものをそのまま持っていくのも忍びないので、未開封のもの以外は、洗濯機に放り込み、まわす。

その間に、バスタオルとハンドタオルを確保し、ティッシュペーパーを数箱、部屋のあちこちにある紙おむつをチェック。
紙おむつは「リハビリパンツ」とよばれるパンツタイプのものばかりで、一般的なテープタイプの紙おむつは、開封されてしまわれた状態のものが引き出しひとつ分。でも、入院してる老人に、パンツタイプの紙おむつ、つかわないんじゃないかなぁ。悩みに悩んで、両方を同じだけ持っていきました。
吸水シート? おむつの中に更に使うものは、やたらたくさんあったのだけど、判断がつかず持っていかなかった。

枕元にあったウェットティッシュとかも放り込み、なるべく部屋の配置を崩さないように画像をとりながら貴重品を回収。冷蔵庫の中で死にかけていた野菜や、長期保存されすぎてベタベタに変質してた冷凍鮭とかもゴミ袋に詰め、これは持ち帰って地元のゴミ捨て場に捨てる所存。

ちょうど洗濯も終わり、いざ病院へ。この時点で二時半。
三時には都内を出たいけど、荷物を置くだけだし大丈夫だろうと、病院へ。
幸い、義実家かから病院まではほぼ一本道で、そんなに距離もなく。

テレビを見るためのイヤホンを売店で買い、テレビカードは上の階だというので、義父のいる階の受付に向かう。
義父の名前を言って、担当の看護師さんを待つ間周りを観察していたら、
あら、義父の部屋、ナースセンターのすぐ横だった。寝てる足が見えて、どうやらお世話され中らしい。

不足分を確認してきます、ちょっとお待ちください、と談話室兼食事室に通され、待っていたら、看護師さんと介護士さん的な人がやってきて、

「土曜日には息子さんが来ると言う話でしたが、代わりにお手続きと言うことでよろしいですか?」

いやいやいや、今日は私は荷物持ってきただけのお使いです、手続きは息子が来たときです、といったら、一人減りました(笑
ていうかすぐ戻らなきゃいけないし、私も時間ないのだよ。

持ってきた荷物を考慮し、足りないものを伝えられ、メモ。
どうにも、ティッシュとか、おむつとか、口内洗浄液とか、求められる量が多いんだわ。
「やっぱり長引きそうですか」と聞いたものの、
まだきちんと手続きしたわけでもなく、私の立ち位置はお使いで荷物持ってきただけのひとなので、「検査もこれからですのでなんとも」と濁される。まぁ仕方無い。
今すぐどうにか、という状況でもなさそうなので、いいんだか悪いんだかだけど、そのまま挨拶して帰ってきました。

とんぼ返りで、そのまま高速乗って、職場に直行。制服積んで置いてよかったわ。

明日というかもう今日ですが、健康診断で休みが入ってたのは幸いでした。買い物の猶予も出来たし、やっぱ無理して病院に行っておいて正解。

たぶん貧血疑いで検査、でももうもともと歩けない(歩かない)ひとが短期でも入院してしまったら、もう一人暮らしには戻れないんだろうなと漠然と。
医療費限度額認定証のおかげで、当面心配はないけれど、どんなイレギュラーが起きるか判らないし、
数パターンの想定はした上で準備しておくべきなんでしょうね。

そうそう、紙おむつの、中に当てる吸水シート? あれ、やっぱり必要みたいで、
義母がやたら開封したのとかがいっぱいあるよ。今更になって役立ちそうです。開封してしまったら寄付も出来ないし、使うアテが出来て良かった。

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