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2ヶ月リモートワークやってみて、どうだった? メンバーの本音を聞いてみた

緊急事態宣言により、チカクも4月からリモートワークに移行しました。

業務のオンライン化を手探りで進める中、戸惑いも、新たな発見もありました。今回は3名のメンバーにリモートワークの感想をオンラインでインタビュー。フルリモートになり2ヶ月が経とうとする今の率直な気持ちを聞きました。

▼久保田洋介
2018年6月入社。営業責任者として、提携先との事業開発をメインに担当。外出が多い仕事柄、リモートワーク化の影響を直に受けた1人。
▼カマエフ ニキータ
2019年4月入社。『まごチャンネル』の基盤を担うサーバーサイドの設計・開発を担当。緊急事態宣言の前からリモートワークをしていた。
▼松浦泰幸 
政府が緊急事態宣言を発令した2020年4月に入社。マーケティング担当として広告周りやキャンペーン立ち上げなどを担当。まだ直接会ったことのないメンバーも多い。

訪問が全てオンラインに移行した【営業/久保田】


ーーリモートワークになって仕事環境はどう変わりましたか?

これまでは企業を直接訪問することが多かったのですが、今は全てリモートになりました。社内ではたぶん僕が一番影響を受けたんじゃないですかね(笑)。

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まず、提携先であるセコムさんとの定例ミーティングをオンラインに切り替えました。新規の取引先についても、商談は全てオンラインで行っています。
『まごチャンネル』がテレビで取り上げられたこともあって、ありがたいことに引き合いはとても多い状況で、正直「移動していたら大変だったな」と思うぐらい、毎日予定が入っています。

また、嬉しいことに『まごチャンネル』の受注数も急増し、いつも以上に出荷作業も忙しくなりました。そんな中、ビジネスサイドのメンバーは、ウイルス感染拡大防止を考えて、人が集まらないようにスケジュールを組んで、ローテーションで効率良く対応していました。どんな状況下でも、柔軟な働き方ができるのがチカクのいいところですね。

ーー移動時間がなくなったのは、リモートワークのメリットですよね。

そうですね。しかも自分は通勤に往復3時間かけていたので、相当楽になりました。その空いた時間を自由に使えるようになったのもメリットですね。でも、オンラインでのやりとりに関しては、まだちょっと手探りな感じです。

ーーオンラインでの会話をする際は、どんな工夫をしていますか?

例えば、既に信頼関係ができている提携企業との定例MTGでさえも、今までのように自然発生的に話題が生まれにくくなってしまいました。そこで、Zoomのホワイトボードを使ったり、積極的に話題を振ったりしています。

また、リモートで商談をするときは、沈黙の時間が生まれると少し気まずくなるので、あまり間をあけずに進行するようにしていますね

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ーー社内のコミュニケーションについてはいかがですか?

やっぱり、ちょっと取りづらいなと思います。会社にいるときよりも入ってくる情報量が少ないので、テキストのやりとりで誤解を招いてしまうこともありました。

あと、毎週金曜日に行っていたWINSESSIONもオンライン化しましたが、オフィスで食事をしながら話していたようにはなかなかできないですね。雑談よりもお題を決めて話していくスタイルに変わりました。

それを考えると、フルリモートでメンバーの今までのような一体感を保つのはなかなか難しいかもしれませんが、できない理由を探すのではなく、まずは実際にやってみて、問題を潰していくことが大切かなと思っていますね。

ーー会社としての一体感を大切にしてきたからこそ、リモートワーク中の社内のコミュニケーションは課題ですよね。

そうですね。でもリモートワークになったおかげで、メンバーの生活状況が見えるようになったのは良かったです。うちもそうですが、子どもがミーティング中に乱入してくるんですよ。そのおかげでメンバーの新たな一面を知れましたし、さらに仲良くなれた気がしています。

今も後ろからワーキャー聞こえてると思いますが、うちの子どもたちはちょっと元気すぎなんですけどね(笑)。

以前からリモートワークをしていた【エンジニア/ニキータ】


ーーニキータさんは以前からリモートワークをしていましたが、会社全体がリモートワークに移行したことによって影響はありましたか?

私の仕事はどこでもできるので、業務に関してコロナ前後で変わったことはほとんどありませんでしたが、チーム間の交流が全てオンラインになりました。今までは開発チームの数名とコワーキングスペースで働いていたので、チームメンバーは常に隣にいる状況だったんです。

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ーーチーム内のコミュニケーションを全てオンライン化することに、不安はありませんでしたか?

あまりなかったですね。以前からコワーキングスペース以外で働くメンバーがいたので、オンラインでも話しやすいような工夫は既にしていました。

例えば、Slackの通話機能をずっと付けっ放しにするなど。そうすると、「今話していいですか?」とわざわざチャットする必要がなくて、いつでも軽いノリで話しかけられます。

さらに、「出勤したよ」とか「今からご飯食べるよ」といったことをチャットで共有して、リモートであっても、“隣にいる感覚”になるべく近づける努力が大事なんじゃないかと思います。

ーーオンラインでのやりとりには慣れていたんですね。チカク全体がリモートワークに移行して、何か気づきはありましたか?

会社全体の飲み会をリモートで実現するために、いろんなツールを探し出すなど楽しく話せるような工夫をみんなが凝らしていて、今まで以上に会社としての一体感を感じましたね。

ちなみにオンライン飲み会は、画面上に用意される複数のテーブルに着席するシステム(Remo)を使いました。少人数のメンバーで会話ができるし、テーブル間の移動も自由にできて、オフラインとはまた違った楽しみがありました。

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ーーオンライン飲み会が楽しめたようで良かったです。業務に関して、何か気づいたことはありましたか?

自分以外のメンバーも、業務への影響はそこまで受けないんだなと思いましたね。出荷作業以外では、特にオフィスにこだわる必要はないことが発見でした。

でも、私はコロナが収束したら週1〜2日は出社したいですね。業務のためというよりは、気分転換のために。オンラインとは別の感覚でみんなと接したいです。


フルリモート移行後に入社した【マーケティング/松浦】


ーーチカクがリモートワークに移行してからの入社となりましたが、会ったことのないメンバーとリモートで働くことに、不安はありませんでしたか?

正直ありましたね。マーケティングの仕事は1人で完結するものではなく、エンジニアやCSチームに企画を実行してもらう場面が多いので。でも入社してから1ヶ月経過して、キャンペーンもなんとか1つ立ち上がりましたし、ギリギリ問題なく動けていると思います(笑)。

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ーーオンラインでのやりとりで心がけたことはありますか?

テキストで会話するときには、主語と述語をはっきりさせるように心がけています。Slackだと、主語がどれなのかとか、どこにかかってる言葉なのかがいまいち分からないことがあるなと思っていて。

あとは、「~どうですかね?」といったオープンクエスチョンはしないようにしています。対面ではそうした会話でも成り立つかもしれませんが、相手の温度感が分からない状態では、質問の意図や背景を考える時間がもったいないですよね。

チカクはスピード感を大切にしているので、コミュニケーションで速度を落とさないように気をつけています。

ーー実際に働いてみて、チカクはどんな会社だと感じましたか?

前職では部署ごとに業務がはっきり区別されていたのですが、チカクではどこまでやるべきなのかが良い意味で曖昧なので、1人ひとりの守備範囲が広いですね。自分はこちらのスタイルのほうが気に入っています。

ーー業務範囲の広さが魅力的なのですね。でも対面で話す機会がないと、どこまで手を広げていいか戸惑うことはありませんか?

それはまさにあります……(笑)。Slack上だけのコミュニケーションでは、唐突にCCで自分にメンションされていたりすると、「何かした方がいいのかな?」と悩むことがあって。でも、これはメンバーの人となりを把握していれば判断できることなので、これから皆さんと一緒に仕事をするうちに解決できると思います。

ーーチカクではまだリモートワークのみですが、落ち着いたら出勤スタイルにしたいですか?

そうですね。ただ、オフィスでないとできない業務はほとんどないので、お互いのキャラクターさえ理解できていれば、リモートワーク自体は全然問題ないと思っています。

ちなみに、リモートワーク中に転職するのって大変だと思っている人が多いと思うんですが、いいこともありましたよ。

ーー何ですか?

オンラインでミーティングするときって、画面に名前が出るじゃないですか。 対面だと、配属されたときに一気に何十人も自己紹介されても、正直覚えられませんよね? メンバーの顔と名前を一致させる良い機会をいただいたなと思います(笑)。

ーーそれは意外なメリットでしたね(笑)。

久保田さん、ニキータさん、松浦さん、ありがとうございました!

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