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UMUM弟子1号の1ヶ月目「欲張ることは迷惑のかかること」

「感性を知る、使う、育む」をコンセプトにアートワークショップを展開するUMUM田中令に弟子入りしているわたし(まつもとちか)の1ヶ月目(2020/3/27~2020/5/10)のふりかえりです。

2020年3月27日(金)
外出禁止令が出る前日に上京。

世の中事情に疎く(テレビがないという言い訳をする)、想像力もさほどない私(昔絵本読んでもらって鍛えてもらってたはずなんけどな)は、まさか今みたいに休校が長引きに長引き、あらゆる店が休業、さらには閉業まで追いやられ、「アベノマスク」という言葉がでてくることなんて全く想定していなかった。(それくらい安易に想像できただろうという真っ当なツッコミは勘弁)

そんなまさにVUCAな日々にあたたかく迎えてくれたお師匠、と彼女の最愛の家族

①天然パーマでお洒落なおちゃめさと日本海のような深い愛情をもつ旦那さん ☞Youtube[田中工作店]で検索
②しっかりものでお接待上手、すぐなでてとゴロンするのと同時に猫キックを繰りだしてくる長男ねこ
③「ぶりちゃん」やら「うんこたれ」やらことあるごとにあだ名がつく見た目はお上品、中身はやんちゃなねこ
④ずんぐりむっくりな見た目と甲高い鳴き声のギャップが萌えるびびりだけど、ちゃっかり愛され方を知っているねこ
⑤私と同世代だけど精神年齢は明らかに私より幼,,,若いTHE少年の心を持ついぬ
*ねこねこねこいぬもYoutube[田中工作店]で各所で不意にでてきます

そんな愉快な田中家のポップなみどりいろのおうちにほぼほぼ毎日通って1ヶ月の間でいただいたものたちを整理してみた。

■この1ヶ月でもらったなかでのMVP TOP3

1. みんなでいただく、あたたかいごはん
どんなに忙しくても、できる限りみんな揃って食卓を囲んで、「いただきます」と声と手を揃えて食す手作りごはんほど温かいものはない。一人ご飯じゃ絶対感じられない、田中家のごはんはありがた~い至福の瞬間

2. 脱・欲張りのきっかけ
わたしは、「半額」「お買い得」「期間限定」好きで有名な根っからの関西人で、mottainaiが口癖の母から生まれた、THE 欲張り人間。それに拍車をかけてくれていたのは、私の周りにいた人たち。

「人生一度きりなんだから、やりたいと思ったことは多少無理してでもやれ!」

という人たちが多く、(というか、そういう人たちとの繋がりをあえて自分が選んできたんだろう)とにかく周りにいる人たちが、人生欲張れ、特に若いうちはがむしゃらになれと背中を強く押してくれていた。

しかし、田中令はちがった。(なんか言い方かっこいい笑)

「欲張ることは人に迷惑をかけるからやめておきなさい。それは、結果的に自分の首を絞めることにもなるから。」

と今まで耳にしたことがなかったことを教えてくれた。


その言葉をもらった喫緊のできごとは、「あれもしたいしこれもしたいし」と欲張って、中途半端になって、人に迷惑をかけることが立て続けに続いていて...。だからとっても身に染みた。(その後、どんどん思考が闇に向かう様子は別記事にて。)

それからは、27年間ずっと一緒に生きてきた「欲張りな私」とさよならするために少しずつ、少しずつ意識して欲をセーブするようになった。そうしたら、今まで「ぼーっとしてる時間がもったいない」と予定をぎゅうぎゅうに(時には分刻み)詰めてたりしたけど、無理もしなくなってきて、少し肩の力を抜いて楽に生きられるようになったと思う。(そしてここで、肩に力をいれて生きていたことにも初めて気づく。笑)

もちろん、全てにおいて「欲張らないほうがいい」と理解しているわけではない。やっぱり半額コーナーは魅力的だし。だけど、「欲張らない」という選択肢を持つこととその大切さを教えてくれた令さんは30分もかからず、さらっと私の価値観を変えてしまった大物であることはまちがいないんです、やっぱり。

3. 自分を大切にするこころづかい
これは2にもつながるところがあるな。田中令は自分を大切にするのがとっても上手。(正確に言うと、長年かけて特訓したんだと思う。)

落ち込んだ時の自分に「レイニー」と名前をつけて、その子を邪険に扱うことなく、むしろ丁寧に優しく接している。

あと、私にとって新鮮で、憧れる令's スタイルは、「あげたいものはあげる、あげたくないものはあげない」。私だったら、あげたくなくても気を使ってあげちゃって、たまに後悔したりするくらいNoがいえないし、なんなら前のめりに思ってもいないYesを言う。笑

これを読んで令さんは「私は自分勝手なだけだよ」というかもれしないけど、それだけ自分の意思を大切にしている証拠だし、それが自分を無駄に安売りしないことに繋がるんだと思う。

「レイニー」を含め、それらの彼女の考え方は、人の目を気にして無理する私にとって、とても有難い存在。「どんな時でも自分の味方でいられるのは自分しかいない」というローランドの動画を見せてくれたり、あらゆる瞬間で私を私以上に労わってくれ、すぐ休ませたがる田中令、そして時に旦那さんも。(このお方のさりげない気遣いがまた心に染みてつらい) 

おかげでちょっとずつ、自分を大切にできるようになってきて、前職では絶対自分から言えなかった「今日は休みます」という言葉も言えるようになった今日この頃。(まだ完全オフになることや理由のない休みは罪悪感があるけど、ちょっとずつ減らしていけたらいいな~)

■それ以外でもらった有難~いもの

4.仕事面での成長
①SNSの活用に詳しくなった
②Youtuberになるためのあれこれ
③UMUMのWSデビューの機会(詳しくは別記事で)
④UMUMまつもとちかと名乗れるようになったこと
⑤WSデザインでの着眼点
⑥言葉選びを見直すきっかけ

5.動物との触れ合う楽しさ
今までは触れることもできなかったわたくしだが、今はいぬさんとボール遊びができるようになったし、ねこさんたちが膝に乗ってきても慈しむことができるようになったのはとても大きな成長であり、新しく愛でるものが増えて幸せなことだな~と感じる。

そして、最初は本当に信じられなかったけど、動物と人間は会話できることを田中家はいつも教えてくれていて、私もいぬさんとは少し会話ができるようになった気がする。

■この1ヶ月で私があげたもの

逆に私が提供したものは、少なからずある...のか?
持ちつ持たれつな関係を大切にする田中令さんに少しでもその関係性になれているかどうかを客観的にみる&自分の価値を高めていくためにずうずうしく考えてみることに。

《仕事面》
①オンライン化にむけての作業促進
②Youtuberになることへの背中押し(笑)
③フォロワー数、認知の向上
④新しいWSコンテンツ「うつくしいってなんだろう」
⑤WSやSNS配信のフォロー
⑥第三者視点での意見
<下記、令師匠から追記>
⑦デジタルネイティブの底力
⑧だれかと働く緊張感
⑨だれかになにかを教える際の言語化の機会
⑩タスクの整理

《生活面》
①水分をとることを習慣にするきっかけ
②スムージーを毎朝飲むきっかけ
③適度な運動習慣
④田中家じゃ買わない、けどあったら喜んで受け取ってもらえるであろう差し入れ
<下記、令師匠から追記>
⑤適度な緊張感(早起き、着替え、化粧、自炊など)
⑥話題
⑦業務スーパーの価値見直し

生活面はすぐ出てきたけど、仕事面に時間かかった~。笑
けど、よく考えたらいろんなものを与えられていることに気づく。私は自分をすぐ低く見積もってしまうので、本来なら、「なにもしていません」と言ってしまうところを時間をかけるといいもんだな。(感情的には「与えた、なんてずうずうしいな」という気持ちが8割くらいあって心がざわざわしている

■ふりかえって、一言

ふりかえりはこの辺にして、私にとっては上京して1ヶ月のことなのにもう半年くらいたってるように思う濃厚さ。

ふりかえって、一言

大声)充実してんなーーーーーーーーーーーーーーーー!


外出禁止令も出たし、こんなご時世だし、まあすぐに働けなくてもどかしいけど、思考の整理のためにもちょっと休めるくらいでいいな~と思っていた当初はどこへやら。

忙しかったけど、生きてきて一番夢中で走っているし、有意義に感じるし、いい疲れ方をしているなと実感する。あっという間に一週間が終わるのはその証拠でしょう。

これも田中さまさまさま。

ただ、視力が落ちたことが最大の悲しみ。来月はここ、ちょっと注力して改善していきたいなー。(来月は歯医者、眼科、車検と自分の点検月間になりそうだ。)

ということで、UMUM弟子1号の1ヶ月目、想像以上になかなか濃いものでした。わたし、お疲れさま。

田中家の皆さま、気持ちよく一緒に走らせていただき、有難うございました。

UMUM まつもとちか

本日のあたたかごはん。

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