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うつくしいってなんだろう?WSをやってみて①WSデザインから学んだこと

「感性を知る、使う、育む」をコンセプトにしたアートワークショップを展開するUMUM田中令=師匠のもとで、弟子第1号をやっていますChikaです。

今回は、昨日、今日で行ったUMUMの根幹を担う新しいWSであり、私のデビュー戦であるWS:感性を育む2DAYSプログラム~「うつくしいってなんだろう?」~の製作の裏側とやってみて感じた価値について綴ろうと思います。

■「うつくしいってなんだろう」WS誕生の背景

恋焦がれて1年、本格的に弟子入りした2020年4月1日からわずか約1ヶ月。

「UMUMがっこう」と題したワークショップ(以下、WS)のうちの1つである感性を育む2DAYSプログラム~「うつくしいってなんだろう?」~はわずか思考期間3日ほどで産声をあげました。

これは、「令さんの背中を見ながら、裏方サポートをして、3ヶ月後くらいに半年くらいでデビューできたらいいな」と考えていた当初の話はどこへやら、「コロナ禍だけど、行政の補助金にばっかり頼ってはいけない!自分の力で稼げ!生きろ!」と言わんばかりの師匠(「師匠」と連呼しすぎると胡散臭さが際立つので、以下、尊敬の意と少しでも名が売れてほしいという願いを込めて「田中令」と記します。敬礼。)からの背中押しが地味に、だが、ぐいぐいと圧を感じたこともあり、「自分が今出せる最大限の価値はなにか」と脳をフル稼働させて探しまくった結果、生まれた奇跡のコンテンツでした。笑

そして、田中令にアドバイスをもらいながら、細かく中身を詰めていくと同時にふつふつ沸き上がってきた、「これはUMUMの神髄になるWSではないか!私がそんな大切なものをやっていいのか?!できるのか?!」「UMUMに今までついていたファン離れを引き起こすのではないか」などという私の不安を(愛を持って)フル無視し、背中を押し続けてくださった田中令。あがぺー。

※あがぺーとは「人間に対し、神が注ぐ自己を犠牲にした愛」 まさに。


■WSを具現化する過程で学んだことTOP3


1位:花を咲かせるために、どれだけ根っこを張れるか(エモい
でもこれ、ほんとそうなんです!!!
と感じた理由を下記お伝えします。
「うつくしいってなんだろう」WSの作り手である私は、参加者以上に「うつくしいってなんだろう」という問いと時間を過ごさなければいけない。

過ごした結果、得られるのは、「うつくしい」に対する大量のインプットと自分の考えや意見。

その結果、「あれもこれも伝えたい」「WSに盛り込んだらおもしろそう」という気持ちがどこからともなく無限にあふれ出る。

だが、それをそのままWSに落としこむのは失敗のもと。

伝えたいメッセージは1つ。それを伝えるためには「わかりやすく」、「シンプルに」、「意図を持って」なにをコンテンツと化するか

じゃあ、WSに盛り込めなかったインプットは無駄になるのか?と問われるとそうでもないことが、当日やってみたらわかった。
ちょっとした参加者との雑談や返しに使えるタイミングが現れるのだ!(ドヤッ

たとえ、現れなかったとしても、「私はこれだけ調べたり考えたりしたんだから!」というWSに胸を張って臨める姿勢に繋がっている気がします。

「綺麗な花を咲かせるためには、蕾を摘むことも必要」というように(たぶん誰かが言ってた)、全てを外に出さず、根っこを張ることが大切なんだと学びました。

2位:言葉選びで伝わり方と伝わりやすさが大きく変わる
田中令は言葉選びが上手。これはきっと長年訓練してきたのだと思う。1ヶ月の期間、金魚の糞のようについてまわれたおかげで、(田中令の生態がわかり出すとともに)、気持ちいいくらいわかりやすく、素敵な言葉を何度も耳にしてきた。彼女の言葉は誰も傷つけず、誰もが想像できるものである。(田中令を神格化しているわけではなく、事実だ!と言いたいが、あくまで私の解釈。笑)

そして、WSを作る過程で何度も、私の放つ言葉が彼女の素敵な言葉に言い換えられていった。それが功をなして、当日のWSの参加者にもわかりやすく、愉快に伝わったのではないかと思う。

忘れないように実際に言い換えられたものをメモをしておこう。
―「うつくしい」の共通点→「うつくしい」センサー
―黄金比→金色の比→まほうのすうじ
―見つける→発見する
―神殿→神様の家   
etc...


3位:全体を見通して常に動くこと~本番より準備の仕方を見直せ~
私が母親からずっと言われてきた「あんたは要領が悪い」を一瞬で見破った田中令。すぐのめりこむ私の癖もあって、1~3あったときに、全体を整えるより先に1を先に徹底的に作りこんでから2どうする?3どうする?と考える私に喝を入れてくださった。
「先を見据えろ」と何度言われても27年できずに生きてしまったが、そろそろここで意識して直していこうと思う。



■TOP3にノミネートされなかったものたち

4位:私が満足に作ること≠参加者が満足すること
5位:作りこみすぎるとチープになる
6位:考えていることの6割しかできないと思って余白を持て
7位:できなかったとき、まにあわなかったときの保険をつくる
8位:パワポよりkeynoteが圧倒的に体裁を整えやすい

これらも田中令に教わった重要なことで、語りたい気持ちは山々ですが、ぐっとこらえるのが1位で学んだこと。(ほんまか

ということで、後半戦は実際WSをやってみて、参加者からもらった言葉から私が感じた価値について語ろうと思います!Adios~


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