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香港&マカオで食べた4 - 中環の老舗茶楼で早茶

香港二日目は、早起きして朝七時台の天星小輪(スターフェリー)に乗った。維多利亞港(ヴィクトリアハーバー)を渡って対岸の中環(セントラル)へ至る、わずか8分の航海だ。

早朝のため船内はガラガラで、船首付近の特等席をゲット。大小の船が行き交う様子を見て、我が子は「おー!すごい!…あ!向こうからもスターフェリーが来る!」などと楽しそうだ。

天星小輪(スターフェリー)
対岸からやってきたスターフェリーとすれ違う

面白いことに、我が子は最初、維多利亞港を大きな川だと思い込んでいた。これは海で、平均水深が12mもあることを告げたら、目を丸くしてびっくり。実のところ、この港が大型船舶も行き来できる水深を備えていたことが香港が発展を遂げた理由のひとつであり、マカオとの差にもなった。

それにしても懐かしい。初香港の学生時代、海なし県の没個性なベッドタウンで育った僕にとって、海の向こうに摩天楼がそびえる光景はとてもまぶしかった。わずか数十円で船に乗れるのも嬉しくて、コンビニで缶ビールを買い込んでスターフェリーに乗り、何度も両岸を往復していたのを思い出す。

窓から見える摩天楼

香港&マカオで食べた4 -  中環の老舗茶楼で早茶

早起きした目的は、「早茶(朝の飲茶)」。広州に住んでいた僕らにとって、飲茶と言えば「早茶」。朝からのんびり茶をすすり、点心をつまみながら会話を楽しむあの贅沢な時間を我が子にも体験させたかったのである。

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