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台湾で食べた⑱ - 九份老街の台湾家常菜

台湾5日目は、日帰りで九份へ。もちろん7歳我が子は初めてなので、ベタにベタなところを攻めることにした。

観光客でにぎわい始めた九份老街を足早に抜けて、まずは九份といえば必ず名前が挙がる、名物茶芸館の「阿妹茶楼」へ。細い坂道に空高くそびえる古建築を見て、我が子は「おお」と声を上げた。

土産物屋や小吃店が建ち並ぶ九份老街
アップダウンの激しい細道がはりめぐされている。
阿妹茶楼。「湯婆婆の屋敷」を自称。ジブリ未公認(笑)

茶は、凍頂烏龍を選択。我が子は、手慣れた手つきで茶壺から聞香杯に茶をそそぎ、その茶を茶盃に移して、聞香杯に残った香りをクンクン。「うん、いい香り」と満足げに言った後、茶をふーふーしてすすった。

茶単
我が子が淹れてくれた

観光地価格なのだろうけど、海を眺めながら茶をすすれるだけで、気持ちがいい。平日だったので並ぶこともなく、快適なひと時。

基隆方面を望む

茶を飲むと、腹が減る。さて、昼飯はどうしようか。

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