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畑に集まる昆虫たち

昨日初めて収穫したブロッコリーを茹でて食べたらめちゃくちゃ美味しかった。
家族みんなで奪い合うようにして食べた。
やはり自分たちで育てたものは美味しいね。
 
そんな美味しくなりつつある畑にはいろんな昆虫たちが集まってくる。そして葉を食べる虫がくれば、その虫を食べる虫もやってくる。増え過ぎれば粛清される。世界はバランスで成り立っている。
 


格子模様の小さなテントウムシがいた。コカメノコテントウかヒメカメノコテントウだろう。こやつがいるということはアブラムシがいるということである。いいぞいいぞ。
 


蟻たちが菊芋の茎をしきりにかじっている。なにを食べているのかしばらく観察していたがよくわからない。菊芋はインシュリンのように血糖値を下げる効用があるから蟻の肥満対策か。
 


ブロッコリーの葉はモンシロチョウのパラダイスになっている。ただし、上空から丸見えだから終齢幼虫になって大きくまるまるしたころに鳥たちのごちそうになってしまうのだ。だから幼虫の数に対して成虫になったモンシロチョウの数は少ない。グリム童話の魔女のように鳥たちが狙っている。太った頃がたべごろさ。
 


ヒラタアブがホバリングをしながらすこしずつトマトの花との距離をつめていた。ヒラタアブはホバリングの名手である。ラピュタに出てくる海賊が乗る飛行艇はたぶんヒラタアブがモデルではないかと思う。アブはアブでも刺したりしないやさしいアブである。
 


じゃがいもの葉に小さな昆虫がとまっていた。ハチの一種だろうか。特徴らしい特徴がないのでよくわからない。ハチの一種なら肉食で、そしたらやっぱりこいつも益虫である。羽が虹色に反射していてきれいだった。
 
親指ほどの小さなスイカが生っていた。

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