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妄想街づくり


職探しはあまりうまくいかず
もともとダメージ抱えていたのもあって
ここのところ毎日落ち込んでいる。



求人をみていても出かけてみても
終わっていくなかにいるような気がして
どんどん生きていくことができないのでは
という気持ちが大きくなってしまう。


仕事は数も職種も限られ
賃金は将来なんて考えられないほど安く、
そのわりに応募者への要求は高い求人。

次を見ても次を見ても並ぶ
介護施設や老人ホームの文字。


中心部といえど栄えている気配はなく
やっているのかやっていないのかわからないような
古い建物が並ぶ中にあるいくつかの個人経営の店。


古い廃墟のような建物に貼られた貸店舗の札。


売り家、売り地にも金銭面の理由で
壊せないのであろう活用するのも不安な古い建物。


そんなものだと言いながら働き
貸すのも売るのも活用が大変で躊躇うレベル。
この土地で育ち働き、住み続ける未来は描きづらいし
今の老人たちがいなくなったときに
どれくらい人はいるのだろうか
地域が存続しているだろうかと思う。

昔はスーパーが発展して
デパート化したようなビルがあったけれど
そこがなくなってからというもの
洋服もおもちゃも他の市町村へ行って買い
子どが楽しみに行くような店はなくなっていった。

コンビニとスーパーと
ドラッグストアにホームセンター
そういう店ばかりになった。


それも離れてぽつりぽつり。



どうにかならないかなと思うけれど
現状自分のこともままならないので
どうにかしなくてはいけないのは自分の人生。


死にたいとは思っていないが落ち込みがひどく
この先ずっとそういられるかはかなり自信がない。


せめて妄想の中だけではと
街に人と場所を増やす方法を考える。


妄想なのでお金とか手続きなどの
大変なことは目をつぶって欲しい。


働く場所、過ごす場所、住む場所があるといい。
働くのにも買い物にも他の市町村へ行くことが
あたりまえで車移動しかないのも
高齢化するなかでやっぱり危ないし
若いひとが新たに住むにはハードルになる。
出来たら車がないひとも生活できるといい。


田舎だけどあこがれの田舎生活みたいなのには
不向きな土地なのでそこはあんまり気にせずOK。


観光するところがなくはないけど
観光地としてやっていくには厳しいだろう。


さぁ、何からはじめよう。


働く場所と過ごす場所を増やすのに
商業施設があるといいけど人口少ないところに
いきなりできるわけないから現実的に
まず小さなお店をつくるとかからはじめようか。


人口が少ないので恒常的に
お客さんを集めるのがむずかしい。


とりあえず駅からすぐのところに
アイスクリームとかクレープとか
テイクアウト系のスイーツ店をつくろう。


駅は一応有人駅だけど飲み物の自販機くらいしかなく
売店もないしコンビニも少し離れているし
時間をつぶせるところもないけれど
電車があまりないので駅で過ごす時間は長い。


高校生が他の市町村の高校へ通ったり
他の市町村から通って来たりしてたくさんいるが
駅の待合室で長いこと過ごしているので
その間に買い食い出来るといい。


平日はもちろん通学で利用が安定しているし
休日も部活などで利用するひとは多い。


それをメインとしつつ
地元のひとに通ってもらうことが目標。


テイクアウト系なら広いスペースもいらないし
駅前なら駐車場がたくさんなくとも
ある程度お客さんをよぶことができる。


駅の利用の際や駅周辺の用事のついでに
寄ってそのまま買っていけるのがいい。


フランチャイズでも地元民には嬉しいし
ホームセンターですら新しく出来たら
とりあえず行ってみようと話題になるのでいい。


オリジナルな店舗なら定番にプラスして
地域のものを活かしたオリジナルメニューがあれば
地域外から来るひとにご当地感を
手軽に感じてもらえていいかもしれない。


基本は日常使いをしてもらうことを目指して
特別な日にも使える少し高めのメニューが
ひとつふたつあるともっといいな。


長い時間あける必要もないから
時間を絞って少人数でやれるだろう。


働くひとはこの地域に住んでいるひとか
新たに住みたいと考えているひとを雇いたい。


最低賃金で雇うなんてダメだ。


それでしか成り立たないようなら
最低賃金があがったらつぶれてしまうし
そんなところで働くしかないみたいなのなら
雇う側にも働く側にもデメリットが大きい。


経営的にすごく高くは難しくても将来を考え
せめて地域の中では少し高めに設定したい。


日常的に利用できる範疇におさめつつ
それが出来る価格設定が必要だな。



次はどうしよう。


カフェなんかの過ごせるスペースも欲しいけど
今は席数が限られるし普通のカフェじゃ厳しいかな。



あわせて物を売るかスペースを工夫するか。


レンタルオフィスやスペースもあるといいな。


物を売るなら個人的には本がいいけど
本は利益率低いし別に
ちゃんとした本屋作れたらその方がいいなぁ。


現状本屋だけでは難しそうだけど
カフェ以外の何かと組み合わせて
利益をあげつつ街の本屋の役割をできないか。


離れたところにあるお土産もの売ってるお店も
もう少し車から目立つところか
駅近くに移転してくれたら使い勝手がいいのだけど。


お金があれば一般的なお土産だけじゃなくて
作家さんやアーティストと組んで
ここでしか手に入らないものがつくりたい。


観光地や娯楽が目的ではなく
買い物をしにその土地に来たくなるといい。


そして、食べ物など土地のものを楽しんで帰る。


最終目的地ではなくても通りすぎずに
寄る理由ができるといいな。


住むひとたちが他の街に出かけなくても
過ごせる場所も増やして行かなくては。


友達や家族とちょっと出かけて過ごせるところ。
洋服とかも普通に買えるようになるといいな。


地元で稼げないし地元に使うところがない。
これを解消しつつ近隣の地域のひとにも
ちょっと出かけてお金を使いたくなる場所を増やす。


急に駅ビルみたいなのは無理だけど
駅周辺に横に広がる駅ビルみたいな感じで
住んでるひとや訪れたひとのどちらも利用できる
そんな感じの場所を少しずつ広げていく。


ある程度ひとが集まり街が広がってきたら
レンタル自転車も置いてみるといいかもしれない。



行動範囲が広がって人を呼べる場所も広がる。


バスやタクシー会社は中心部から
だいぶ離れた観光地にも行きやすい
サービスを打ち出すとともに
年をとって地元で車を手放したいと
考えているひとや他の理由で車を持たないひと向けに
利用しやすいサービスを考えられるといいかも。


働けば稼げるから物やサービスに払えるこれが理想。



移住して地元で働いてくれるひとに向けては
最初は寮のようなアパートを用意するか
安く賃貸物件を用意できるとそれもいいなぁ。


仕事も住む場所も慣れないとこで探すの大変だし。


慣れて安定してきたら好きなところに
引越したり家を建ててもいいし。


とにかく今いるひとが住み続けてもやっていける
新しく住むひとの躊躇いが少しでも減る
そんな長く続けられる仕組みを作っていかなくちゃ。


広大な土地が広がる農村地帯みたいな土地ではなく
比較的コンパクトな過疎進む地域だからこそ
他の地域よりこういうことはやりやすいと思う。


住む選択肢から外れずに選択してもらえるように。


バリバリ働くひとだけじゃなくて
半リタイアしたひとや子育て中のひととかも
スポットで働ける仕組みもあるといいな。



住むひとが増えれば行政のお金も増えて
きれいで安全な街やサービス向上も
目指していけるかもしれない。

今は市の管理だろうとこも
お金なくて出来てません感だもの。


きっかけのいくつかがはじまれば
他にも始めるひとが増えて
賑やかになるかもしれない。



お金もノウハウもないのでただの妄想だけど。



自分じゃなくても
もし誰かが何か始めたら
いいじゃないかと思う。



何か思いついたらどんどん書きたしていこう。



似たような田舎に住んでるよってひとは
自分ならどんなお店や施設が
近くにあるといいなって思ってるんだろうか。


知りたいな。




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