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[試作]アルファベットサンプラーの刺繍

こんばんは、ちいさなかべかざりです。
先週の金曜日は更新のお休みをいただいたので2週間ぶりの更新となりました!
“梅雨”がないことでお馴染みの北海道は今週末、ザァザァと雨が降り続いています。
そこかしこで真夏日という文字を目にしますが、北海道もこの土日はついに気温が30℃に届きそうな予報...
今週末の目標は“溶けない”にでもしておこうかなとどきどきしています...

今週は長いことチャレンジしたかったけれど先延ばしにし続けていた、アルファベットサンプラーの刺繍図案の下絵を考える作業を進めていました。

アルファベットサンプラーとは文字通り、A〜Zまでのアルファベットの刺繍が施された作品のことを指します。
もう少し深く説明すると...

サンプラー(刺繍見本, sampler)は、刺繍技術の実習と披露を目的として作られた刺繍作品である。 サンプラーにはアルファベット、人物や動植物、モチーフ、装飾的なボーダーなどが刺繍される。

制作者の名前や日付が縫いとられていることも多い。”サンプラー”(sampler) という語はラテン語の”exemplum”(例、お手本)に由来する。
-Wikipediaより引用

ということが記されていました。
“ただアルファベットを刺繍するだけでは面白みがないなあ、ちいさなかべかざりらしさってなんだろう、短い時間で仕立てられるものではないからこだわって仕立てたいなあ”
と思うこと早数年。

今回は木製パネルを用いた刺繍パネルではなく、刺繍枠をそのままはめ込むことで使用が可能な刺繍枠を飾って愉しむ額縁に収められるようにと考えています。

使用する刺繍枠の大きさは18cm。
新しい刺繍枠と使いたい生地の準備はもう既にばっちり!

刺繍作品は図案の完成度と綺麗に写す技術で仕上がりが大きく変わるので、下絵の一部分を生地に写して試し刺しを進めています。

爽やかで涼しげな色選びを楽しみつつ“額縁に収めた時にパッと映える図案とは...”ということを常に考えながら、試しに刺してみては図案を修正する時間を繰り返しています。

ブローチにお仕立てしてすっかり人気者になったアヒルちゃんもひょっこり。
夏らしく、マリンテイストな仕上がりを模索中です。


ここからは余談になりますが“アルファベットサンプラーを作ろう!”と決めてから真っ先に思い浮かんだことが“アルファベットのフォントはどうしよう”ということでした。
普段は音楽を流すか図案を描くかしかしないiPadのアプリに商用利用可能なフォントをインストールしてみたり、文字同士の間隔を整えてみたり。
普段行っている作業がアナログすぎて、改めてiPadという宝の持ち腐れを痛感した1週間でした。
ちょこっと調べるだけで使いこなせていなかった機能がたくさん出てくる...!感動!

というわけで、7月中にはお披露目するぞ!と他の作業と並行して試作を進めているので、制作過程も含めてお披露目していけたらなと思っています。

今週も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回の更新は7月1日(金)ごろを予定しています。

皆さんも暑さに負けぬよう、体調管理をお忘れなく〜!

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