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それについて、どんな気持ち?

まず初めに目を向けるといいのは、「どんな気持ちか」「どう感じているか」なのだと思う。

成功したポイントや失敗した理由を挙げる前に。
次はこうしよう、と改善策を見い出す前に。

この記事に書いた、「後悔」の感情、「やり直したい!」という気持ちに目を向けるのに、わたしは数日かかった。
それまでの期間にしていたのは、その場はどうだったのか?という把握や分析、原因追求、改善案を出すこと。

その案を今後取り入れていくだろうことは、結論としては変わらない。

けれど、自分の気持ちに気づいて、
「後悔しても仕方がないけれど、でも後悔してるのよ」
「やり直せないことなんて分かっているけれど、やり直したい!」
「あんな不用意に臨むなんて、バカなわたし!」
と、さんざん味わったことで、その気持ちはきれいに燃え尽きた気がする。

すると、その気持ちは、ちゃんと次のわたしのための材料になるのだ。

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社会の多くの場面で、まず気持ちに目を向ける、ということは選ばれていないように思う。

過去にプレーしていたチームスポーツで、試合を振り返るミーティングは
・何が良くて何が悪かったのか
・足りないこと、次までに補いたいこと
を明らかにする時間だったように思う。

以前働いていた職場では、毎月リーダーが集められる定例会議があった。
そこでは、
・売上目標に対する結果
・良かった点、悪かった点の検証
を問い詰められていた(笑)

そういうときに、まず、
・どんな気持ち?
に目を向けていたら、わたしはどうなっていただろうか、と思う。
もっと、自分を活かせたんじゃないだろうか。

実際のところ、スポーツにしても営業にしても、自分の内面の状態が影響していたはずだ。
そこに目を向けずに、「自分を整える」ことをせずに、「良い/悪い」を検証しても、活かせる材料は少ない。
もやもやとした、誰にも(自分にも)受けとめてもらえない気持ちが残り続け、それに無意識に気を取られる。

今月の売上について、どんな気持ち?
今日の試合について、どう感じている?

そう、昔のわたしに、聞いてみたい。

「どんなこたえも、どう感じていても、全部受けとめるから言ってね」
という空気感が伝わるように、聞くんだ。

#気持ち #感情 #受けとめる #ミーティング #反省会

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