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Bayerische Staatsoper バイエルン州立オペラ、23/24シーズンのプログラム発表


3月4日、バイエルン州立オペラ(ミュンヘン)が23/24シーズンのプログラムを発表しました。

以下、オペラのプレミエ(新制作)です(日付は新制作初日)。

・モーツァルト《フィガロの結婚》10月30日 
 指揮:ステファノ・モンタナーリ
 演出:エヴゲーニ・ティトフ

・J.シュトラウス《こうもり》12月23日
 指揮:ウラディミール・ユロフスキ(同オペラ音楽総監督)
 演出:バリー・コスキー

・チャイコフスキー《スペードの女王》2月4日 
 指揮:アジス・ショカキモフ
 演出:ベネディクト・アンドリュース

・ミェチスワフ・ワインベルク《旅行者》3月10日
 指揮:ウラディミール・ユロフスキ
 演出:トビアス・クラッツァー

・レスピーギ《ルクレツィア》/オルフ《月》4月24日(シュトゥーディオ)
 指揮:アジム・カリモフ
 演出:タマラ・トゥルノーヴァ

・プッチーニ《トスカ》5月20日
 指揮:アンドレア・バッティストーニ
 演出:コルネール・ムントルッチョ

・リゲティ《ル・グラン・マカーブル》6月28日
 指揮:ケント・ナガノ
 演出:クシシュトフ・ワルリコフスキ

・ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》7月9日
 指揮:ミルガ・グラジニュテ=テュラ
 演出:イェツケ・ミジンセン

この他、レパートリー上演は全部で29作品です。

バレエ、そしてコンサートの情報など、以下のサイトをご覧ください。

https://www.staatsoper.de/spielzeit-2023-24


バイエルン州立オペラは現在、世界一のオペラ・アンサンブルです。

発表の後、音楽総監督のユロフスキと話しました。
ユロフスキは1972年モスクワ生まれ。祖父は作曲家、父は指揮者です。
現在、同オペラの音楽総監督とベルリン放送響の主席指揮者を務めています。
反プーチンの態度を極めて鮮明にしています。

私自身は90年代後半、ユロフスキがベルリン・コーミッシェ・オーパーのカペルマイスターを務めていた時から注目していました。

素晴らしい指揮者です。

ユロフスキは現在最も忙しい指揮者の一人です。
そして、日本、日本人が大好きで、子供たちにも日本を是非、見せたいけれど、時間がとれないと話していました。

あの、緻密で冷静、音楽的アイディアに富み、大胆でほとばしるような情熱に溢れた彼の音楽、魅力です。
当面、日本に行けそうにないので、ぜひ、こちらに観に、聴きに来てください。


以下、バイエルン州立オペラから提供された写真です。© Wilfried Hösl

シーズン・プログラムを説明するインテンダントのセルジュ・ドルニィ(左)と
ユロフスキ(右)です。ユロフスキ、ウクライナ支援のバッジをつけています。

こちらはバレエ・ダイレクターのローラン・イレール。
パリ・オペラ・バレエで1985年から2007年までエトワールを務めました。立ち姿、動く姿も洗練していて、惚れ惚れしてしまいます。


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Kishi Culture & Media Consulting Companie UG
代表:来住 千保美(Chihomi Kishi)
info@kcmc-music.com

ご興味のある方は以下の投稿をご覧ください。


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