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#44【乳がん】の新しい治療法 新しい外科手術 獨協医科大学日光医療センター 外科  山口 悟先生

この記事は音声メディアVoicyで配信している台本を掲載しています。主にインタビューをお送りしている番組です。気になる方はぜひ
【アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ】
☞https://voicy.jp/channel/1718 
ご視聴くださいませ。よろしくお願いいたします。

1.温泉施設で手術等の傷をカバーする湯あみ着について

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ。この番組は、元ラジオ局アナウンサー、50代半ばで脱サラ→キャリアチェンジし、そして起業。人生のターニングポイントの荒波を乗り越えるコツ、キャリアに悩んでいる方へ、気づきになるようなお話をインタビューを交えながらお送りします。

子育ても終わり、管理職になってあとはのんびり定年までカウントダウンなんて思っていたら、コロナ、そして人生100年時代が急にやってきました。私自身が同じ場所で働き続けるという価値観が大きく変わりました。まだまだま長く続く人生をどうやったら、楽しく、自分らしく生きられるのか、気になる方にインタビューして、皆さんと情報をシェア出来たらと考えています。フォロー、コメントをしていただけるとありがたいです。

さて、少し前になりますが、夫と温泉旅館に宿泊した時に、あるポスターをみかけました。「手術などの傷跡をカバーする専用入浴着の着用にご理解をおねがいします」と書かれていした。

はたと、胸に大きな傷を負っていたおばあちゃんのことを思い出しました。大正生まれのおばあちゃんは、乳がんと心臓病を患って、60代の時に、心臓にペースメーカーを入れ、70代で乳がんにかかり、片胸を切除しました。

当時ペースメーカーは今のように薄くて小さなものではなく、鎖骨の下あたりに、マッチ箱が埋め込まれているようなもので、うわー機械が埋まっていると子供ながらに思っていました。その後70代の時に今度は乳がんが見つかって右側のおっぱいを切除しました。

傷跡はまるで片胸をそぎ落としたようで、10代の私にはその姿にものすごくショックでした。当時の乳がんの手術はリンパ節から筋肉までほんとにがさーっと全体をとります。おばあちゃんの家にはお風呂がなかったので、近所の銭湯にみんなで行くのが楽しみだったのですが、さみしそうに、恥ずかしいから人が少ない時間にしか行けないんだといっていたのを思い出しました。

女性のシンボルである胸がなくなってしまう、想像できないほどつらいことだと思います。でも手術の傷跡をカバーする湯あみ着が多くの温泉施設で利用できるそうです。家族やご友人と温泉旅行に行きたいという方にぜひ情報をシェアできたらと考えています。

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さて、毎週曜日は水曜日は100年、元気で楽しく過ごす医療の最新情報をお伝えしていきます。今日は乳がんの新しい治療法・新しい外科手術について 獨協医科大学日光医療センター 外科  山口 悟先生にお話を伺います。

2【.乳がん】の新しい治療法 新しい外科手術 獨協医科大学日光医療センター 外科  山口 悟先生インタビュー


3.インタビュー後記

女性の皆さん、今日、おうちに帰ったら自分のおっぱいを触ってしこりがない確認してみてください。そして乳がん検診を必ず受けてください。

乳がんの手術は日進月歩でどんどん進化しています。大きく切らないで済む術式や、早期発見であれば放射線治療で完治する方も増えています。ただし、罹患する方が増加傾向にあります。多くの先生は、もっと早く来ていれば、手術しなくて済んだのにとおっしゃいます。

子育てが一番忙しい時期30代後半から40代に乳がんになってしまった方は、忙しくて病院に行けなかった、検診で再検査といわれても、胸を大きく切られてしまうと、躊躇するケースがとても多いそうです。

日本の女性は婦人科にかかることを躊躇する方が欧米に比べてとても多いそうです。でもね、病気から身を守るのは、ご自身です。生殖器に関する病気について私たちはもっとフランクに話せるようになれば、気づきも増えるように思います。

育ち盛りのお子さんのいるご家庭でお母さんが乳がんにかかるとご家族が本当に大変です。それだけお母さんは家族の中で大切な存在です。どうぞ今日帰ったら、お母さん乳がん検診受けている?と一言声をかけてください。

2人に1人がガンになる時代です。年齢関係なく、もっと自分事としてみんなで情報をシェアしたいですですね。

アナウンサー鹿島田千帆のコミュラジオ、お相手は鹿島田千帆でした。はぴはぴスマイルでまた明日!

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