いつもの一人旅に戻った柴田千紘
こんにちは!
さてさて
二組のツアーガイドを終えるころのクシャダスステイやエフェソス遺跡あたりからGoogleフォトや本体の画像がなぜかすっぽり消えていて
そこから先の記事は色々飛ばすことになるかなー
って思ってたのです が!
そういや私、一年中ライブしてるのかってくらいストーリーをあげまくってる奴だった!
Instagramの。
いるでしょ、あげすぎて上の線が点みたいになってるやつ。あれ。
だからそのアーカイブ見てみたらエフェソス遺跡もちゃんと画像や動画が残ってた🤩
でもその話はもう終わったので、
お客さんのおじさんズが帰国したところから始めましょう。
イズミルで彼らを見送って私はそのまま残る形に。
この旅の前半でおばちゃんズのガイドをしたあとはサルデーニャ島で1人海に癒しを求めていたけど
このおじさんズツアーの直後もやはり海が見える宿にいた。
朝早くにこの街についた私はパン屋さんで朝カフェしながら、そこのWi-Fiを借りて宿主に連絡した。
そしたらインターネットなしでそこから家にたどり着くのは難しいだろうから迎えにきてくれるってことになり、
迎えに来てくれた宿主と、歴史的なエレベーターに乗って、階段を登り、アパートに到着。
ポルトガルで泊まっていた町ばりに高低差のある町なんだな、と体感。
石チョコと、お茶、
そして手作りの料理、スイーツをくれる家主。
めちゃくちゃ親切だけど正直迎えにきてくれたときから全身汗臭いし口も…(ごめん)だから彼が家で作った食べ物を気持ちよく食べたいと言ったら嘘になるけども、
衛生観念なんてそもそも海外にいる時点で9割くらい目を瞑ってるから、今更ナンだ!
地元の家庭の味を知りたいのもあるしもちろん出されたものは全トライした。
どれも例の先入観から少し気持ち悪いニオイがするような気がしないでもないけど
どれも普通に食べれる。
まずっ!みたいな味は特にない。
アプリコットのシロップ漬けやピクルスや、なにこれ、豆? ごちそうさまでした🙏
そのままサイクリングに行こう!と誘われた。
どうやら暇な日っぽい。
室内に飾ってあったイイ感じの自転車をかついで外に出る。
海沿いを、ピクニックしている人たちや釣り人達を横切ってまっすぐひたすらに漕いだ。
40分くらい漕いでた気がする。さすがに遠くないか?お尻が割れそうですけど。さっきからずっと同じ景色だしこれ以上遠くに行く必要あるんかいな。
とか思いながらもトレーニングだと思って日本の歌を熱唱しながらついていく。
そしたらやっと公園みたいな木の多いゾーンに入っていって道がジャリになって終わった。
その先っぽでジャリに座り、夜の海を眺めながら休憩。
宿主はちょっとしたおつまみと、またも自分でいれたコーヒーを水筒にいれてきていて、飲ませてくれた。
そんなに頑張って漕いでくるほどの場所かってツッコミが聞こえてきそうだけど彼らにとってロマンチックな場所なんでしょう。
公園も暗闇すぎてここは治安悪くないの?って聞いたけどよく若いカップルも老夫婦もデートに来てるし危なくないって言ってた。
夜風は気持ちよくて、整いながらおしゃべりしたら、また同じ道のり自転車だ。。
これはほんとにダイエットになるぞ。
別の日、宿主が友達と待ち合わせて葡萄祭りに行くから一緒に行く?と誘ってくれた。🍇🍷
葡萄祭りってワインを飲めるの?!浴びれるの?!🤩
それは勿論いくっきゃない!
🌞🌞🌞🌞
朝から友達の家に集合して
まず皆で家の朝ごはんを食べた。全員男だった。
おじさんだけが集まって葡萄祭りに行くって仲良しだな〜男だけでこうやってよく出かけるのかなー?って思いながら皆の会話を聞いてたら
途中で愕然とした。
まさかの皆、ほぼタメ!(私と)
待って、うそでしょ、いや、当時34歳の私は年齢的にはたしかにおばちゃんといえばおばちゃんの歳だけどさ…
なんていうか自治会のおじさんの中に混ぜてもらって遊んでる子供みたいな感覚?でいたもんだから(図々しい)!
同世代ってショッキングだった!
こことおんなじか〜私。
…でも同級生の男の子達はあんなにおじさんに見えないから、
トルコ人は日本人よりも老け見えなんだよね?きっと。10歳くらい。
宿主はむしろ1番見た目に自信があって教師の他にミュージシャンもしていて、自分のMVをYouTubeで見せてくれたり
このへんでは若見えの30代なのかもしれない。
でもお友達はほとんどが逆さ絵みたいに髭は生えてるのに頭はハゲだったり中年太りだったり。
しかも全員学校の先生らしくて賢そうだし、
フレンドリーだけど紳士的でおじさんっぽさ万歳だけども快く私の参加を歓迎してくれた!
出発すると車でこれまた結構遠くまで山道をぐんぐん越えていく。
自転車のときといい、遠出は屁でもない国民性か。
小さめの車に男4人くらいと私ぎゅうぎゅうで全員の体臭と口臭が蔓延した車はクネクネガタガタ山道を行く。
誰もそのニオイを気にしてたりクサイな〜って話してないところを見ると、このへん全体的にワキガや口臭はあれがノーマルレベルなのかも。
彼らと付き合ったりする女の子はチューとかできるのかなぁ?(余計なお世話)
途中で道はさらに細い山道になって、車を路駐してバスみたいなのに乗り換える。
子供もたくさん乗ってて屈託なくて。
皆でデコボコ道をキャーキャー言いながら楽しんだ。
そして祭りとやらに到着したら、中心部に野外ステージとイスが出ていて誰か歌って踊ってる。
私も混ぜてもらって踊ってヘラヘラしてから出店の通りを歩き出す。
ワインのお店がたくさん出てることを期待してたけど出店にワインはなかった🥺
食べ物も、オイルも、雑貨もあったけどお祭りというよりはそういう市場を歩いている感じかな。
それはそれで、すごいローカル感があって面白かった!
今年の葡萄で作ったワインをペットボトルで自分たちように持ってきてるおじさんはたまにいて、仲間の1人が声をかけてくれてコップに一杯もらうことは出来た。
帰り道、車に戻ってまた山道をくだりだすと、
皆曲がり道でよくこんなスピード出してて対向車にぶつからないなぁ〜って思ってたけど
やっぱりぶつかった。
前の車が。
前の車が対向車にぶつかったのでこちらももちろん止まったら、
そのぶつかった車の後部座席が開いて、
頭をおさえた女の子が呆然としたかんじで降りてきた。
おさえた手の隙間からは血が垂れている。
そのあと助手席から降りてきた小太りのお母さんらしき人は更にパニックで娘の姿を見てわめいている。オーマイガ!オーマイガ!!ってかんじ。
私達もすぐに車を降りてその子の傷を見たけど幸いなことに折れていたりするほどでは無さそう。
急ブレーキの勢いでなにかにぶつかって皮膚が切れただけみたいでホッとした。
宿主は当たり前のように自分のシャツにも血をつけながら、上着かなんかを強くその子の頭に巻いて縛って止血して、私は母ちゃんにそんな大きな怪我じゃないから大丈夫だよって落ち着いてもらって。
後ろの車もその後の車も止まって、だれかが救急車を呼んで、降りた人達が集まって喋ってる。
トルコ人の根が優しいというかゼロ距離で皆ファミリーであるかんじがよく出た光景だった。
山道に救急車が到着するのなんてそれも時間がかかるだろうし、大怪我だったらそれこそ間に合わない。
こちらの運転手は「前の車ずっとふらふら揺れてたから危ない運転だなぁと思ってた。後ろ向きながら家族で喋りながら運転してたんだろう」とか言っていた。
しばらく様子を見て
抜けれそうだったのでまた走り出した。🚗
お大事に〜!慎重に走れよ〜!
こんなかんじで数日間イズミルでローカルみを感じて過ごせて、一人旅に戻ったのを実感☺️
だれかのツアーガイドしてるときは基本的に観光地ばっかりまわるし予定を組んじゃってるから
地元の情報聞いてからのノリが減るし友達を作る機会も減るからね
やっぱり旅ってのは1人で動かなきゃ始まらないや。
そのあと、飛行機のためにアンタルヤに移動して、アンタルヤにもオカンって友達がいるのでまた彼に一部屋貸してもらい、
部屋を貸してもらったお礼に私は日本語を教えた。
日本語を勉強中だったオカンが勉強してた日本文はなぜか
「幸せは目に見えない。形や色や味もない。
なぜだか知っていますか?」
知らんwwwww なんじゃその哲学的な例文。
テキストの例文とかってほんと不思議なのが多いよね!
私たちの英語の教科書も英語圏の人が見たら笑える文が多いかも。
さて、このあとなんにも考えてなかったけどトルコからの飛行機を検索した時にめちゃくちゃ安かったブルガリアに急遽行ってみることにした。
ブルガリアってノーマークだったからむしろ楽しみ!
つーことで 次の記事は
ブルガリア🇧🇬
ありがとうございました!
(2024年8月現在、
来月からエジプトとアフリカに入るので気が向いたら投げ銭応援宜しくお願いします!
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そっちのレポ希望の方いたら是非多めに🫶)
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