一度入ると出られない島　　　　🌺マデイラ島🌺後編

まさかの2度の飛行機キャンセルで1週間も延長滞在してなかなか島を出られなかったことはすでに書いた今回の旅ノートの出だし。

その理由もすでに書いたけど世界でも指折りの着陸が難しい空港だからほんとに何時間も着陸試みて遅延したあげくに無理でした、なので折り返し出せません、ってことが多いの。

友人なんて島を出る予定の三日後にはロンドンから日本行きの飛行機取っちゃってたから
そのキャンセルのせいで日本行きの飛行機にも乗れずに変更して10万円以上の損失をしたみたい。
こっわ。
なかなかリスキーな島でしょ。

それを知ってればロンドンから行きが激安チケットだとしても今回は来なかったと思うけど入っちゃったからには楽しまないと。
（ここでのゴルフ場、ワイン、ダイビングはひとつ前の記事を）

観光名所まで行く間の道路も、ぎっしり家が見えたり迫力のある岩山だったり、景色が良い。

歩いたら大変すぎるのはリスボンも同じだったけど、いかんせん坂が多い。
車のブレーキがんがんかけてくだってくからブレーキきかなくなってくるんじゃないか？って心配なくらい、ほんと急な坂だらけ。
のおかげで運転中もあちこちから絶景が見える。事故らないでね。

とくに私たちは1番安いの！って言って車借りちゃったからギアいちいち変えてそれでも坂道重そうで高速入る時とかも苦労してた。

この島にわざわざ観光に来るくらい余裕のある人なら少し良い車借りたほうがいいかも😂

そして大好きな、海。

人工のプールもあって、
プールサイドやBARがあって、
その横から囲われてるけど海の水ががんがん入ってきてプールみたいになってるところに降りれたり

もっと自然な水溜りみたいにできたようなところもある。

この日天気微妙で寒かった

水たまりっぽいとこはなんか水よどんでて、あんまり泳ぎたいーってなる綺麗さでもなかったけどね。泳いだが。

でもどこも崖で岩も多いし波も強いからプールみたいになったところで泳いでる方が安全かも。

うざいの出てきた

島の北側と南側でも全然天候が違って、
南側は雨降ったり強風になったりもあんまりなくカンカン照り。

北側はまるで山頂みたいに天気が変わりやすいし風が強い。

真ん中の方の山のほうは特に風が強くて1度目の飛行機キャンセルの時に急遽とった山のエアビーはもう家中のドアがガッタンバッタンすごい勢いで音を立てて壊れるんじゃないかと思ったほど。
そして前回のミスティーでねじ曲がった木ばかりの森でしょ…？
なんかどこまでも不思議な島なんだよなぁ。

食べ物はやっぱりポルトガル料理で
干し鱈が多いのはこっちもリスボンと同じ。

そしてなにかとつグリルにこうやってバナナが乗ってる。。。
でもなんかこの島、全体的に観光地すぎるからか料理そんなに感動しなかったんだよなぁ。

リスボンいたときの街中の安い定食屋みたいなおこのエビのスープとか豚肉とハーブごっちゃ煮みたいな、やっぱああいうところのほうが美味しかったよね。

うん、めっちゃ高いけど、めっちゃ普通。
仕方なく食べてますってかんじ。

ビール工場のビール飲みながら港でパエリアみたいなのやシーフードリゾットや貝なんかは、まぁまぁ。

この貝よく磯にへばりついてるの見るけど日本じゃ食べなくない？食べれるんだねこれ。ここの名物みたいであらゆるレストランにあった。

更に高いところも
そこそこ美味しいけどシェフの腕を感じるほどではないしそもそも値段が今のユーロだと尚更、これでこんなに取ります？！ってなっちゃうけどこれはねぇ。。食べ物に関しては日本がすごすぎる。

なんかイタリアンぽいのも行きたいねって
食べたスパゲッティももそもそで茹で方へたっぴだったなぁ😂
でも樽がでーんとある内装が可愛かった。

なんかむしろスーパーにくっついてるケイタリングみたいなとこがむしろ1番美味しいんでは？というとこに落ち着いちゃった。レストランで食べる半額以下だし。
もちろん特別美味しいわけじゃないんだけど普通に雑に家で作るくらいの全然食べれるやつ。

生姜焼きみたいでわりと🙆‍♀️

あとは家の庭で採れたバナナとか
とっても甘い！

そうなってくるとどうせ同じ値段ならやっぱり行ってしまう
アジアンフード。

日本レストランの寿司

インドレストランのカレー

日本レストランのポキ！下にたっぷりごはん。まさかのマンゴー入り！甘酸っぱいソースと酢飯けっこう好きでした😂

シンプルに鉄火巻もあるじゃん！

バーのエスプレッソマティーニとかはここでもやっぱり美味しいんだけどね☺️

あとはこうやって缶詰とかを買ってきて家の中やビーチや屋根の上で
ぱくぱく🍷🍻

ポルトガルといえばなイワシやマグロの缶詰はこの島にもたくさんあったし
タコや貝の、味がついてるものも買ってみた。

辛酸っぱい汁に浸かった貝。生のプリプリ感はないのは仕方ない。。

屋根にのぼってるのたのしーかった

イワシの缶詰はお土産にいろんなメーカーの買ってくのも楽しいかんじでパッケージの種類も多くて可愛いんだけど　いくつかのは缶詰でも中のイワシが丸々太ってて美味しいらしい。一体どれだ…
とりあえずめっちゃローカルな安いのと、お土産用っぽく可愛いやつと、少しお高いのと、とか買ってみた。荷物重くなるの嫌だから缶詰でも三つくらいが限界…

かわいいでしょ、みーんなイワシ缶。
スーパーには同じくらいツナ缶もある

とりあえず安いのはこんなかんじだった！すごくシンプル！これはつまみにというよりかは料理に加えのが良さそうだね。それかせめてこれにオリーブオイルと塩かけるとか。ぐちゃぐちゃにまぜてソースとかも作れそう

そして最終的にあのヒッピー母さんに拾われて山籠りみたいになってからも泊まることになったサンタナエリアでは昔の伝統的な家が見れる。
そういう、なんか民族村的なテーマパークもあったり、写真撮れるようにした場所がいくつかあってこの島の観光地のひとつ。

観光用になってて家の中ではお土産売ってる

少し離れると昔風だけど今ふつうに家として使ってるミックス感ある家もあった。

こういう家で暮らしていた頃の伝統的な格好で民族の踊りをしてくれたりするのもテーマパークの中じゃなくても
教会の前とかでたまにやっていて何度か見かけた。

頭ピクミンみたいでかわいい！😍

島の食べ物や水は豊富にありそうな豊かな島だし居場所さえあるんなら出られなくなってもいいっちゃいいとこではあるんだよな。

私は、今回空港で困ってた時に連れて帰ってくれたお母さんのおかげで知り合えた人達や
その間に出会った地元で貸別荘してるひとたちがいるから、次回また近くにいて安い便が出てれば戻ってきちゃうかもしれない。

ただそのときは次の飛行機の予定まで絶対に2週間以上あるときにしよう。

そんなこんなで三度目の正直でやっと島から出た私はオランダ、アムステルダムに降り立つ。