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2020 チヒロの振り返り

こんにちは、チヒロです。

noteをはじめて1ヶ月がたちました。週1回のペースで記事を投稿中ですが、noteのヒントにもあるように、「創作を楽しみ続けること」「ずっと発表し続けること」を忘れずに投稿していきます。

これほどまでに脳みそをフル回転させた年はないな。と、2020年を振りかえって思うことは、得体の知れない疫病に「さあ、お前なら、どうする?」と嘲笑うかのように難題を突きつけられた年でした。

人類は未知との遭遇に戸惑い、幾度となく立ち往生することとなったけど、暗闇のなか、どこにもない答えを探し続けました。

探し続けるしかなかった。と言ったほうが正解です。なぜなら誰も経験したことのない世界では誰も正解は持っていないのだから。

「ゼロ」に戻ったんだ。いや、新しい世界と言ったほうがしっくりくるかな。新世界では今までの常識は通用しないようです。

つまり、ゼロベースで考えるということ。何か物事を考えるとき、どうしても前例とすりあわせてしまい足かせになります。

今は新しいことを始めるにはとても都合の良い時代です。疫病のおかげでスタートしたことが沢山あった年でした。

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zoomアプリはダウンロードしていたものの使用するのは今年初めてでした。zoomでのコミュニケーションは慣れないことだらけでしたが、「住めば都」慣れると居心地がいいものです。もうメールコミュニケーションは正直めんどくさい。そう思いませんか?

ビデオチャットが世界を救うわけではないけど、救われる人もいたはずです。

あえて言えば、リアルで会えない空間を埋めてくれました。それは別に会議じゃなくて、「寂しい」という感情もあるでしょう。ロジックだけでは解決できない、心のよりどころとして共有しました。

ただ、やはりリアルで対面して会話(雑談)する重要性も感じました。温度感というのでしょうか、雑談ができるコミュニティをもっと増やしていきたいです。

社内(一部社外)コミュニケーションツールもSlackに変わって風通しが良くなりブラックボックスだったものが透明化されていきます。活発な意見が飛び交うようになりました。

Slackのようなビジネスチャットは社外コミュニケーションツールとしてメールから代わるのも時間の問題でしょう。

新しいアプリを使うとき、新しいゲームの説明書を見ずに感覚だけでやっていた子どもの頃を思い出しながら使っています。使って覚えていく感じです。体感といったほうが分かりやすいですね。

それが仕事に使えるかどうかを見極めるのではなく、ただ単純に面白く中毒性があるものを試しています。

なぜなら、実践することによって、このアプリのターゲット層は10代だな。とか、マーケット感覚を磨けるし、人の行動心理を学ぶことにも使えるからです。

老化していく脳に刺激を与えるには、新しいことを試すのが一番手っ取り早い。

このnoteを書くことも常に「試す」という意識を持ってやっています。

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それと「流行りに流される」というのも大事だなと気付きました。以前は「流行りに流されない」ことで希少性をだそうと試みたけど、視野が狭くなってしまい逆に伝わらないことが多いことに気付きました。今は希少性を新しいカタチに変え、試す時代ではないかと考えるようになったんです。

たとえば、今年流行ったNizi Projectのオーディション番組は、デビューまでのプロセス(ストーリー)を視聴者参加型にしていることや、キングコング西野亮廣さんの『映画 えんとつ町のプペル』もオンラインサロンメンバーと制作過程から共有し、メインコンテンツは無料でメイキングを売っていることなど。

どちらも規模がでかすぎて現実的ではないように感じますが、小さいコミュニティならではの応用も可能でしょう。

これは漫画サービス「アル」のけんすうさんが語った「過程」をマネタイズする「プロセス・エコノミー」という概念です。


「高品質なもの」を売るのではなく、「高品質になるまで」の「過程」を売ります。

特にこれからはpocochaのようなライブ配信サービスが過程において鍵になるようです。これもTikTokや17(イチナナ)のような巨大プラットフォームではなく、小さいコミュニティのコアファンである方が得策でしょう。

たとえば、自粛で苦境にある飲食店なんかは、「料理ができるまで」の「仕込み過程」や「調理過程」をライブ配信して、その過程に支援してくれる人を集い、困っている人に届けるマッチングサービスも可能ではないしょうか。

そこに問題提起や物語があるとさらに深みが増します。たとえば、食品ロス削減のSDGs取り組みを紹介したり、料理考案までの物語を紹介してレシピや作り方を公開するなどユーザーとの関係性を深めることができれば最高ですね。

出版社なら、著者と編集者による「本ができるまで」のメイキングをnoteに書いて販売することや、もはや作品にファンが参加して添削することもあり得ます。みんなで創るコンテンツはみんなの作品となります。雑誌なんかはやりやすいですね。


いろんなジャンルの「過程(プロセス)」を考えるチャンスは、2021年。


最後に

オリンピック開催が危ぶまれるなかで、内村航平さんが訴えた言葉は2021年のキーワードになる予感がします。

「国民の皆さんが(一部ニュースによると)五輪は(開催)できないんじゃないかという気持ちが80%を超えている、というのは、少し残念に思っています。『できない』じゃなくて『どうやったらできるか』をみんなで考えて、どうにかできるように、そういう方向に考えを変えてほしいと思います。

すでに対策として「少人数制」や「無観客」は視野に入れていると思うけど、そうなるとテレビやネットのメディア放映が肝になりますよね。

競技のLIVE中継以外に各種目または各選手の密着取材でドキュメンタリー映画のようなコンテンツ(またはライブ配信)をつくるメディアが出てくると有料化することもできます。Netflixがやりそうですね。

経済を回すべく、いろいろ思考しないといけませんね。

年末におさらいで、大友克洋監督の映画『AKIRA』を鑑賞しました。2020年の東京オリンピック中止という予言が話題になりましたが、おそらくアスリートの気持ちとは裏腹に国民の恐怖はネオ東京壊滅のアキラの心情でしょう。人類繁栄の象徴であるオリンピックをどう開催までこぎつけられるか?試されている気がします。

COVID-19から出された課題とどう向き合うか。


「さあ、あなたなら、どうする?」


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さて、2020年も残すところあと僅か。
みなさま、本当に、本当に、お疲れ様でした。
今年も素敵な出会いに感謝しています。
本当にありがとうございました。


2021年も引き続き、

「試す」×「試す」を積み重ねていきます。

失敗と成功を繰り返し「挑戦」し続けていきます。(失敗ばかりですが)


自分に合った働き方やライフスタイルの実現へ向けて、日々コツコツとやっていきます。


来年もまた素敵な出会いがありますように。


2020.12.30 チヒロ


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