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勝手に整体院コンペ(習慣が良いが故に気まずい)【ヤマシタのおたより#53】

ちょっと意味の分からない書き出しになってしまった。

ちなみに整体院というのは便宜上の言葉で、この中にはマッサージ店や整骨院、整体、接骨院などが含まれると思って欲しい。

さて。
私は肩こりがひどい。
肩こりというか、もう肩甲骨から上を全部取り替えたいです!というくらい、つらい。

かつては水泳選手、インストラクターまでやっていたのに、肩が硬すぎる。
泳いでいたころは柔らかかったのに、今では引くほど硬い。
え、ブリキかなんか嵌めてる?と自問したくなるほど、硬い。

それがゆえに、だるさや重さがのしかかり、大変つらい毎日を送っている。

ショックである。

ただ原因は分かっている。

ストレートネック且つ巻き肩且つ反り腰なのだ。
なんだ、この負のオンパレードは。

これも、たいへんショックというか、遺憾である。

だって私は、姿勢が良いことで(一部地域で)有名だったのだから。

とにもかくにも、これは根本的に治さないといけない。

辛さがピークに達するたびにマッサージ店へ行って、「凝ってますねえ」と言われ心の中で「だから来てるねん」とつっこんでいる場合ではない。

通い始めたマッサージ店で「かったいですねえ」と言われ、「ってことはここ効果ないやないか」と毒づいている場合ではない。

私は、いくつか整体院(便宜上の呼称)をまわり、各院で「本気で治したいと思ってて、でもお財布事情もあるので、いくつかまわってベストなところを決めようと思っています」と伝え、勝手にコンペを開催した。

「ヤマシタ主催!勝手に整体院コンペ」の、記念すべき第一回目である。

その結果、見事優勝したところに今通っているのだが…
コンペ開催中に、タイトル通りの出来事、つまり「習慣が良いが故に気まずい」思いを何度もした。

ちょっと皆さん、こちらをご覧になってくださる?

先生(便宜上の呼称)
「山下さん、撮影無い日ってデスクワークが多いですか?どれくらいです?」

「うーん、トータル5時間くらいで、でも1時間に1回くらいは休憩入れてます~」

先生
「お!素晴らしいですねえ…(なんか考えてる)ちなみに、ストレッチとかって…」


「毎日起きた時と寝る前に…まだ始めたところなんですけど…」

先生
「めっちゃいいですねえ…(なんか考えてる)毎日シャワーですか?」


「いえ、必ず湯舟につかってます、15分くらいは」

先生
「完璧ですねえ…あ!コーヒー好きですか?」


「はい、好きです!」
先生
「(これや!みたいな顔してる)毎日結構飲むでしょう?」


「いや…2日に1回、1~2杯くらいです…」
先生
「適量ですね…」

お分かりいただけるだろうか。
先生の、「山下の肩こりの原因はこれや!」当てクイズが、どんどん崩れていく時間。

最後の方なんて「お願いだからそうだと言ってくれ」みたいな顔で、原因を当てにきます。
いまどき、クイズ番組でも回答者からあんな圧は感じられません。

この質疑応答、めっちゃ気まずい。
先生の顔に、「そんだけ気ぃ使ってて、なんでそんなに凝ってんねん!」と文字が浮かんできて、どんどん太字に、濃くなっていくのだ。

結局、「普段も見たところそんな猫背というわけでもないし、なんでこんなにストレートネックで巻き肩で反り腰なのかはわかりませんが、とりあえず施術とさらなる意識改革でかんばっていきましょう!」という結論に至った。

こんなんで治るのだろうか…
と思わないことはないけれど、ストレッチもまだ始めたところだし、追加でストレッチポールも買ったし(ストレッチポール、口に出したのジムトレーナーやってたとき以来だワ)、頑張ってみることにします。

なんとなく和らいだ気もするし。
ちゃんと私の予算にも合わせてくれるし(ここ大事)!

ということで、気まずい整体院コンペのお話でした。

ちなみに今通っているところに、とろサーモンの村田さんそっくりの先生がいます。関東弁で話しかけられるのが、違和感でしかありません。

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