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この夏、大活躍した調味料。香りと甘味のねぎ油

使い勝手が良く、冷蔵庫にいつもあるネギ。

白ネギは寒い時期が旬だけど、素麺や冷奴の薬味にと、なんだかんだで、いつもストックしてあったな。

けど夏場のものは少し固くて、いつもは刻んで食べちゃう青いところも、スジっぽいんだよね。

そんな白ネギの"青いところ"消費の為に作ったネギ油でしたが、どんな料理にも使えて、この夏に大活躍した調味料にランクイン!
スプーンひとさじの香ばしさと旨味で、料理がガラリと変わりますよ。

作り方、という程のものはなく…ネギを刻み、低温の油でじっくりクツクツするだけ。
分量も特に無し!

材料
白ネギの青いところ 
太白胡麻油 ネギが浸るくらい
にんにく ひとかけ

まずはネギ。

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ネギの白い部分を使うやり方もありますが、今回はスジっぽい青い部分の消費ということで。
包丁でザクザク刻んだら、にんにくのスライス(焦げやすいので厚めに)と油を注ぎます。

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使ったのは太白胡麻油。
胡麻油とはいえ、香りはありません。
ネギ油を調味料として使いたいので、コクある油をチョイス。加熱による酸化にも強い。
無味な油であれば良いので、サラダ油でも。

この油をネギの八部目位まで注ぎます。
加熱されるとカサも減り、最終的には全て油に浸かります。
なんなら途中で「追いネギ」すると、濃厚な仕上がりになり、めっちゃ美味しい…。

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中火にかけ、温度が上がって泡が出てきたら弱火にし、じっくりとネギの旨味と香りを油に移します。
全体がこんがりと色づくまで、しばし待ちます。

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途中、目を離した隙に一部が焦げてしまいました(^^; 慌ててかき混ぜ、火を止めます。
加熱時間は20分ほどかかりますが、色づき出すと一気に進むので、そこからは目を離さないように注意ですよ…。

けど香ばしい仕上がりとなり。
あれ。私好み!
結果オーライ!

ネギの甘い香りを前面に出すなら、焦げには注意。色づいてきたら火を止めます。

途中で味を見ながら火にかけ、甘みと香ばしさのバランスを確かめてみて下さい。
好みのタイミングを見計らいましょう。

これをザルでこして、完成!

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黄金色のネギ油が完成。

何にでも使えます。
チャーハンや野菜炒めの味の底上げはもちろん
豆腐にかけたり、麺ものの仕上げに。
ナムルや野菜の和物には、胡麻油のような感覚で使えます。
スープの仕上げにまわしかけると、味に深みが出て、本当にウマイ!
香ばしめのヤツは、鰹のタタキにも合いました。

この油、中華だけでなく、普段のおかず何にでも使えるんだってことが分かりました。

次回はこのネギ油で作った、夏の料理をご紹介しますね〜

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