目的を持つことの大切さ

私は以前、自分の意志を全く持たず、なにも自分で選択していなかった。目の前の与えられたことに、バカ真面目に取り組み、それなりには楽しかったけど、ある日ふと「なんのために頑張っているんだろう?」「これは将来になんの役に立つんだろう?」とわからなくなった。

周りの友達や姉妹が、大学を機に県外へ出たり、自分で選択をして、将来就きたい職業になるための学部を選んだりしていることとも比較をし、私は「誰の人生を歩んでいるのだろう」と自分の選択が1つもないこれまでの人生を寂しく思った。

それからというもの、自分の選択でもっと自由に生きてみたい、本当に自分がやりたいことはなんだろうと考え始めた。

とりあえず、新しいコミュニティーに入り、楽しい毎日を送っていた。人との出会いに恵まれ、数珠つながりのようにたくさんの活動に参加させてもらった。

しかし、また、しばらくして立ち止まる。いろんなことをやってみたものの、「結局自分のしたいことはなんだ?」「ただ他人に誘われたから」流されて活動に参加していたのではないか?と。
また自分のことがわからなくなり、認められず落ち込んだ。

目的が明確でないと、どれだけ頑張っていても、その頑張りがどこに繋がっているのかわかりづらい。その点で考えると、当時は気付けていなかったけれど、たくさんの活動に携わったことは、私の目的を達成している。そこで新たなステージに上がった結果、再度悩んだのだとプラスの経験だと思える。

このように、何かを始める際に、自分の目的を明確にしておけば、ゴールがわかるし、自分の成長もわかる。
なにより、自分が”今”していることを認めて、堂々とできる。
そこで自分のことも認めることができて、好きになれるんだろうなと。

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