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私が砂糖を控える理由 | 体質改善、砂糖を抜いたら花粉症も消えた話

甘い食べものは人を幸せにする。
イライラした時、暇な時、やる気を出したい時、
甘いものを食べると不思議と元気が出る。

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私もCrunchie Rocksを見つけたら買わずにはいられないくらい、甘いものには良い思い出ばかり・・・。(↑パッケージを見ただけでも震える)

[ 甘いもの = 幸せ ]

そう思っていた砂糖を、2週間抜いたら
人生が結構変わったのでnoteを書こうと思います。

お正月明けで、思考も体もダラダラモードだった私に
会社の方が声をかけてくれたのがきっかけで何となく始めたわりには
効果がありすぎて一番驚いているのは自分だったり・・・

砂糖抜きの条件
1. 2020年2月12〜25日までの2週間チャレンジ
2. フルーツと乳糖は制限しない(但し、食べ過ぎない)
3. 調味料にも気をつける。
4. 気づかずハプニングで砂糖を摂取しても、慌てず食べてしまったものはしょうがないと思い何事も無かったように続ける。

※こういったチャレンジをする時は厳しくしすぎると続かないし、
 ストレスがたまる一方なので、気楽にやることが大切です。

砂糖について調べてみた

まずは、はじめるにあたり砂糖について調べてみました。
数年前から白砂糖は良くないと聞き、
精製された白砂糖からオーガニックのサトウキビやココナッツシュガー、
いわゆるブラウンシュガーに切り替えてはいたものの、
調べたら結局何を食べようと砂糖は体に良くないという事が分かりました。(※あくまで個人の見解)

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いろいろ調べる中で映画『That Sugar Film(甘くない砂糖の話)』がビジュアルもポップで内容も多方面の意見が盛り込まれていて分かりやすかったので少し引用すると、

●ブドウ糖;
脳のエネルギー源、細胞や臓器でも消費される。人間が生きる為に必要。
パンや米、野菜に含まれる。

●乳糖;
ほ乳類の母乳に含まれる糖分。牛乳、チーズ、ヨーグルトに含まれる。

●ショ糖;
半分はブドウ糖、もう半分は果糖から出来ている。
→昔から人類にとって果糖は非常に貴重な食べ物で摂取源は果物や野菜、蜂蜜。
→貴重だった果糖も今ではあらゆる物から摂取できるため
オーバードーズ状態。

なぜオーバードーズかというと、
砂糖を含む食品をスーパーから取り去ると約8割の商品が消えると言われているくらいこの社会は砂糖まみれの食品で溢れ、低脂肪と言われる健康食品もカロリー不足で風味が劣るためその穴埋めに砂糖が使われていたり、普通の生活を送る中で砂糖を摂取しない日は無いのです。

この映画は、体に異常が生じると言われているティースプーン40杯分(160g)の糖を毎日2ヶ月間摂取し(ショ糖と果糖だけをカウント)、
どう健康に変化が起こるかという実験ドキュメンタリーなのですが、
お菓子やアイス、サイダーを暴飲暴食するわけでもなく普通に生活します。
朝はシリアルにアップルジュースとヨーグルトみたいな感じで。
それが、朝食だけで既に目標摂取量の半分の砂糖を摂取していることが分かったり、最終的には体だけでなく精神の面でも砂糖が影響するという事実を知るのです。

砂糖は中毒性がある

砂糖抜きチャレンジを初めて1日目の夜。
ひどい頭痛と腹痛に襲われました。(好転反応?早すぎる?)
これまでクリームやチョコレートが包まれた菓子パンを毎日食べていたせいで、甘いものを身体が欲して頭痛がする・・・という感じでした。
痛み止めの薬を飲んで就寝。

2日目。
昨夜の頭痛は消えて、甘いものに対する執着も少し薄れる。

チャレンジを始めてから、小腹が空いたら無塩のアーモンドを食べて気を紛らわせたり、数日後にはこんな動物園の餌みたいなランチでも大満足するような体に変化していることを実感。

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スーパーに行ってもほとんど砂糖入りの加工食品ばかりで買える物がないので自分でドレッシングを作ってみたり。

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とにかく素材を楽しみながら過ごしていた・・・ある日・・・

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[ 無意識甘味摂取事件 -Muishiki Kanmi sesshu Jiken- ] が起きたのです。
その辺にあったどらやきを無意識に掴み、食べようとしたようなのですが
全くその時の記憶がありません・・・。
目撃者のおかげでこの事件は未遂に終わりました。

ある実験ではラットに砂糖とコカインを与えたところ、砂糖に執着を見せたという結果がでるくらい依存性が高い砂糖。

何故かというと、人類が狩りをしているときから甘味は貴重なものだったので本能で求めてしまうそう。
視覚で甘いものを認識すると脳でドーパミンが分泌され、すると糖が貴重だった頃の癖でエネルギーを得ようと脳が「甘いもの!摂取しろ!」と指令を出す。

砂糖を摂取し、甘味を感じ快感になる。
ニコチンやコカインと同様に脳の報酬領域を刺激。
しかしその達成感は長続きしないためまた砂糖を求め、
甘味を視覚で認識するきっかけが多ければ多い程、甘いものを欲し続ける負のサイクルに陥る。
そう・・・今のスーパーは8割が砂糖入りの加工食品ばかり。
甘いものを手にするきっかけに溢れているのです。

花粉の季節到来

私はひどい花粉症です(でした)。
スギ花粉の時期は薬を飲まないと目も開けられない、鼻もズルズル、喉も花粉でやられて痛い、全部取って丸洗いしたいくらい重傷です。
2月に入って早くも花粉を感じ始め、心の中でまだ大丈夫と自己暗示を続け薬を飲まずにいました。

周りの人がどんどん花粉にやられていく中、花粉の薬も飲まずマスクもせず普段の生活を送り、なんかむずむずするな〜くらい。
それでも、そろそろ来るかなと怯えながらソワソワしていたものの、
結局今年は花粉症に苦しむこと無くむずむずだけで季節が終わりました・・・
(・◇・)

まさか!と思いつつ
大きな勝因としてはやはり砂糖を抜いたからではないかと自分の中で結論。
(その他にも3年程前から小麦を抜いたり体質改善していることも勝因のひとつだと思いますが、昨年まで花粉はひどかったのです。)

砂糖とアレルギーには深い因果関係があり、それは様々な書籍でも証明されているのでそちらをご参照ください。笑

砂糖が体に悪い理由

白砂糖だろうがオーガニックシュガーだろうが蜂蜜だろうがコーンシロップだろうが、摂取しすぎると糖が脂肪になりそれが体に悪さをすることが調べていくうちに分かりました。

果糖は肝臓で吸収され、余った脂肪は中性脂肪として血中へ、これが肥満や動脈硬化、心臓病の原因になるのです。
甘いものを手にするきっかけが増えている私たちにとって、必要以上の糖を簡単に摂取できる状況は、甘えでもなく自然な日常の習慣。
そんな習慣が、実は少しずつ体に異常を与えていたとは・・・

何を摂取してどう健康に生きていくか、自分の選択次第で体は正直に反応して変わるんだな〜と実感し、来年はどうなるか花粉の時期がちょっと楽しみなのでした。

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※小腹が空いた時によく食べてたKALDIのグルテンフリークリスプブレッドはオススメです。(@v@)






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