震災紙芝居『みーたんとぽーちゃん』

未就学児童さん(4歳5歳)から小学校低学年までを対象とした震災紙芝居をつくりました。小さな子ども達の死生観。それは、点と点がつながり、やがて線になっていくように、成長とともに育まれていくものだと考えています。

「なんだか、こわいな。」
「どうして、死んじゃうの?」
「どれくらい、いたいのかな。」

震災を知らない世代が親となり、保育者となっていく中、
「子ども達の〝なんで期〟を乗り越える自信がない。」
という養護者様の声をよく聞くようになりました。

昨年11月。長岡京市勝龍寺で、紙芝居の読み聞かせの機会をいただきました。その場に集われた親御様から、こんなご意見をいただきました。

「親子でいつでも手にとって読める形になれば、
1番よい気がします。一緒にお話をしながら、
成長とともに、だんだん分かってくるのだと思います。」

お母様のお声をヒントに、
まずは動画をつくってみました。
この動画が、親子で防災について話し合うきっかけとなれば幸いです。また、教育機関でもご活用ください。
保育者、教育者の皆様からのご意見ご感想も
お待ちしております。
         
       大人の図工塾管理人 米光智恵
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米光智恵〜Chie Yonemitsu〜語り部プロフィール

小学校3年生の時、阪神淡路大震災で自宅が全壊。旧ユーゴスラビア(現セルビア)政府が企画した被災児童を励ますための招待旅行で、難民キャンプや国立ガンセンターを訪れる。武力紛争により家族を失いながらもアートや心理ワークショップによって心の傷と向き合っている子ども達と出会う。どんな環境においても心の痛みを分け合える仲間がいることの大切さを知り、自分も笑顔を取り戻すことができた。そんな経験から美術教師を目指すようになり、小学校図工教師として母校に赴任。

自分が震災によって失ったもの、またその経験がなければ得ることができなかった「大切なこと」を伝えるために、震災の記憶を辿り紙芝居「じしんがおきた日」を描く。

西宮市教育委員会発行『じしんがおきた日』
https://youtu.be/elD8oqjFO9U

2010年より毎年1月17日には、西宮市内多数の小中学校を巡り「語り部」を務めている。

今作「みいたんとぽーちゃん」は当時5歳だった妹の目線で描いた紙芝居である。未就学の子ども達に届けたいメッセージが詰め込まれている。

現在は2人の子育てをしながら、私立中学で講師として美術の教鞭を執る。その他活動(西宮市人権啓発冊子の執筆と挿絵を担当、学校に行かないという選択(アンスクール)をした子どもの支援など。)

●All about me from YouTube

「はじめましてとアートのお話」
 https://youtu.be/SJjJ9f2ZtwA

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●関連動画

『みいたんとぽーちゃん』紙芝居
長岡京市勝龍寺での読み聞かせ

https://youtu.be/W8mR3EQ-Yuc

『じしんがおきた日』紙芝居
小中学校や防災公園での読み聞かせ

https://youtu.be/PfiEE-pFEvg

『じしんがおきた日』紙芝居
小学校の先生方とのお交わり

https://youtu.be/R-urbD79fgw

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