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頑張りすぎて腹が痛い、トビタテ!事後研修

私はトビタテ大学10期でモンゴルに行きました。その事後研修の様子をまとめます。

私はギリギリ対面での研修に参加できました(2019年12月参加)。オンラインでの事後研修は内容が違うかもしれません。

ざっくりコンテンツ

研修は基本的に2日間連続で行われ、1日目は朝から夜まで、2日目は朝から夕方まででした。実は、参加録をまとめていなかったようなので、その時の資料とメモからざっくりした研修の内容をまとめました。

・留学成果の発表

6人グループでの発表。成果といっても、何を成し遂げたかではなく「プロセスを報告する」ことに主眼を置く。うまくいかなかったことも話すように推奨される

・インサイト・マップ

「インサイト・マップ」の体験を通して、留学の振り返りと自身の価値観の再構築を行うことが目的。インサイトマップ、難しかったから一人ではできないけど、すごく面白い。

・志の明確化

インサイトマップを使いながら、「自分軸」を作っていきます。周りの人と対話しながら、自分の意見を引き出してもらったり、引き出したりしていきます。私の自分軸は「隣の人と違う毎日」になりました。

・志の相互刺激

SDGsをメインテーマに、17のゴールから好きなテーマで集まって意見交換をしました。「もうSDGsなんか1周回ってる」というのが一番衝撃的な意見でした。確かに。

・グローバルリーダー講演

私が参加した回は、ある企業で活躍している方でした。この方の話より、そのあとのグループディスカッションが面白く、私が好き勝手話しているのをみんなが温かく受け止めてくれて、「こういう考え方もあるんじゃない?」と提示してくれて、とても勉強になりました。

・自分の留学経験や強みを伝える

自分の留学経験って結局は何だったのか、他の人に伝えられるように考え、20秒ほどの動画に答えをまとめました。

・留学機運醸成に向けて

留学を促進する活動=エヴァンジェリスト活動で何ができるか、みんなで考えます。大体大学ごとにまとめられたグループなのですが、私の大学はいなかったので近くの大学のグループにまとめられました(笑)

・宿題

エヴァンジェリスト活動を行う他、留学報告書の提出、留学大図鑑の執筆などが宿題として課されました。

Think Globally, Act Locally

トビタテの研修では、現在世界の最先端の考え方やダボス会議で取り上げられるような概念がバンバン出てきます。留学ではその土地でできることを不自由な中行ってきますが、それと概念の乖離がすごい。でも、どちらも大事で、どちらの視点も持ちながら行動することが世界を切り開いていくことにつながる、つまりThink Globally, Act Locallyってことなんだと思います。

留学から帰ってきて、自分の経験をシェアした上でさらに自分について考え、今後の行動も明確化できる。このような事後研修が留学の価値をさらに高めるチャンスになると思いました。

トビタテコミュニティ=背伸びすること

私の中で「トビタテの人に会う」ことはとてもストレスのかかることみたいで、1日目の夜はお腹が痛くてあまりご飯が食べられませんでした。よくそれで家に帰ったよなぁ…(事前研修の時は近くのホテルをとっていました)。みんなすごいし、考えて意見を話す場面もたくさんあるから、頭もフル回転、いろいろなホルモンが出ているんでしょうか、お腹も痛くなるようです。

じゃあ、辛いだけかというとそうではなく、たくさんの学びや気づきが得られ、がんばろう、できる!という気持ちになります。大学や大学院では出会えないような人に会って話ができ、みんなで視野の広げ合いができるのもトビタテコミュニティのおもしろいところだと思います。

夜空を見ながら決めたこと

研修2日目の帰り道、冬の夜空を見ながら歩いていて、トビタテのプログラムを完遂してトビタテコミュニティに正式に入れたこと、素晴らしい仲間との出会いでとても満足していました。トビタテっていいな、と思いましたが、きっと数ヶ月したらその思いも忘れてしまうんだろうなとも思いました(この時にはインドネシアの仕事が決まっていて、全然違う世界に飛び込むことになっていたので)。

なんだかそれはもったいない。そう思って、「月に1回は何かトビタテに関わる活動をして、その活動をFacebookに載せる」ということを決めました。その後、コロナ禍でオンラインでできることも増えたので、細々と関わりを続けています。

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