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飲食業から農業へ。化学肥料も農薬も使わずに独学で、ニンニク、タマネギを栽培する「ヨシオカファーム」へ行ってみた!

2022年の年末、私の行きつけのお店の方を通して吉岡さんと出会いました。
吉岡さんについてお話を聞いてみると、何とも興味深い経歴の持ち主。元々、東京でアパレル関係の仕事をしていましたが、仕事を辞めて故郷の山口県周南市へ帰郷。周南市では飲食店をされていたそうなのですが、4年前から畑を借りる事になり、今では周南市内の須々万(すすま)と湯野でヨシオカファームとして、ニンニクと玉ねぎを独学で栽培しているそうです。畑について詳しく話を聞いてみたいと思い、吉岡さんにお願いし後日畑を訪問させていただくことになりました。

須々万(すすま)のニンニク、タマネギ畑

翌1月の初旬。須々万の畑を見学させていただきました。周南市北部の山間にある須々万は、JR徳山駅から車で約25分。市街地からもアクセスの良い自然豊かな中山間地域です。
この須々万(すすま)の畑では、ニンニクが約1万株、タマネギが2万株植えられているそうです。写真のニンニクは8月中旬頃に植えた苗。しっかりと大きく育っています。見てみると茎も太く、大きな粒のニンニクが出来そうだなと感じました。ヨシオカファームの野菜は、化学肥料も農薬も使わない無農薬野菜だという事です。吉岡さん曰く「須々万(すすま)の土は、栄養が豊富で、立派なニンニクが出来る。」とお話をされていました。

作業中の吉岡さん

ぜひともニンニクの現物を見てみたい!と伝えましたが、収穫は4月から5月頃という事でそれまでお待ちくださいとの事。ガーン、野菜の収穫時期のことなど全く考えていませんでした。残念またの機会に。
さて、ヨシオカファームの野菜は収穫したらすぐに、周南市戸田の道の駅「ソレーネ周南」や市内の学生寮の食堂、周南市若宮町のPH通りにあるカフェ「Organic & vegetable kupu」などへ持って行かれるそうです。気を取り直して、次は湯野の畑へ。

湯野には雑草を食べる為の3頭の山羊がいました

周南市の西部エリアにある湯野では、約1万8千個のタマネギを栽培していました。タマネギの収穫後、夏にはトマトを育てるそうです。

湯野の畑

ほぼ一人で作業をしているという吉岡さん。農業をしていくうえで体力はもちろんのことですが、地域の方たちとの交流も重要だと話す吉岡さんの言葉が印象的でした。

昨年夏に販売されたトマト

2023年からはJR徳山駅前にあるカフェ&バー「VEC」にも野菜を卸されるという事です。
最後に、ヨシオカファームのニンニクを使ってお酒に合う美味しいレシピをご紹介!といきたいところだったのですが、残念な事に手元に現物がないので、収穫されたら、必ずリベンジしなければ!と心に誓いました。もしどこかでヨシオカファームのラベルが貼られた野菜を見かけたら、手に取ってみて下さいね。


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