ヨルダンの旅日記 死海編VOL7
2019年4月
近所のショッピングセンターに行こうと思い、午前10:30頃ホテルを出た。一応、「地球の歩き方」では開店している時間だったので期待して外出した。エントランス前はけっこうな勾配。坂道を上ると国道?にでる。
巨大リゾートホテルの中を覗きながら、道端の花を見ながら、一人で歩いていた。時々、タクシーの運転手が声を掛けてくるが、「必要ないよ」とひたすら断り続けた。
ホテルの敷地に沿って花壇が整備されているようで、沿道の景観は良い。花や鳥を見ながら、ショッピングセンターへ向かった。
湖畔側にホテルが立ち並んで居るため、こちらの歩道は広い。でも反対側は荒涼とした印象がした。横断歩道も見当たらなかったように思う。
ぶらぶらと歩いて行くと、ショッピングセンターらしき2階建ての建物が見えてきた。でも、駐車場前はガラスが割れていて、ドアもない。なんとも物騒な景観であった。修理をしないのか、出来ないのか?撤去もしないのか?放置されたままである。
さっそく店内に入ると、活気なし。飲食店もまだオープンじゃないよと断られた。すると、にこやかなおじさんがやってきて、こちらへと誘う。その人は、死海コスメのお店の店主であった。買い物の目的の物である。死海コスメのブランドは沢山あるけど、死海での滞在中にも買っておこうと思っていたからだ。
誘われるがままに、店内にはいり、泥石鹸や、ボディクリーム、泥パックを数点、選んて会計を済まそうとすると、「今日一番のお客さんだから」とおまけをくれた。おまけは、バスソルト。こーゆうのは素直に嬉しい。
買い物を済ませ、ホテルに戻ろうと思ったら、雨が降ってきた。傘はない。エントランスの女性が「すぐにやむから待ってるといいよ」と言ってくれた。
しかし、座る場所もないし、することもない。まず、トイレに行ってみた。トイレは、清潔だった。ペーパーあり。
次は、飲み物を買おうと思って、死海コスメの店の前方の店に入る。店内の接客は速やかである。オレンジジュースを選び、レジへいくと、なんとお釣りがないと言う。私も、お札しかない。店のお兄さんが空っぽのレジを見せてくれた。じゃ、諦めてジュースを棚に戻す。ヨルダン人の良いところなのか、とにかく緩い。
でも、エスカレーターを上った所にあるお店の人にお兄さんがなにやら声を掛けてくれた。どうやら、ジュースが買える=釣り銭のある店が2階にあるようで、2階から、手を振っている人が居る。優しい中東の男性達である。
そんな事をしている間に空が明るくなり、オレンジジュースを飲みながら、ホテルに戻ったのである。
道路からの死海と対岸のイスラエルを眺めながら。
リゾートホテルの外は荒涼とした景色が広がる。
死海の景観は、私の大好きな映画、スターウォーズを思い出させてくれた。
そしてサンセットの時間に追われた旅でもあった。
https://note.com/ctojisan/m/maf5a311707a3
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