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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#348)。

 今年7月の参院選で「ガーシー」こと東谷義和が当選して以来、ますますやりたい放題が加速しているNHK党。東谷義和が中東からガタガタ言っているらしいことは知っているけれど、あんまりよく知らないという方も多いと思いますので、今日は、日本でほぼ唯一、NHK党のカルトぶりを真正面から追いかけている僕が、NHK党の最新の状況をわかりやすくご紹介したいと思います。

 ちなみに、僕は「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」という本を書いていますが、Amazon先生のレビューは、Amazonで購入済の人たちは星5つばかりなのに、Amazonで買ってもいないN国信者たちによる熱心な工作活動で星1つをたくさんつけられています。ある程度はAmazon先生側に削除されたようですが、まだ残っているレビューもたくさんあり、これもまた「NHK党のカルト性」を示していると思いますので、ぜひそんなところもお楽しみください。


■ 「ガシル」のクレジットカード登録は要注意

 東スポにしろ、デイリースポーツにしろ、まるで批判的に報じるつもりはないようですが、東谷義和の有料オンラインサロン「ガシル」には、かなり慎重になる必要があることを指摘しておきたいと思います。
 忘れてはならないことは「ガーシー」こと東谷義和は、詐欺を理由に海外に逃亡し、今でも逮捕を恐れて日本に帰ってこられない人間であるということです。いくら国会議員になったからと言って、また詐欺をしないとも限りません。誰にだって大なり小なり人生を踏み外してしまうことはあるだろうし、一度でも悪いことをした人は永久に悪いことをした人として扱われ続けるべきだとも思いません。しっかり反省をして罪を償えば、再び人生をやり直せる社会の方が良いに決まっています。ところが、東谷義和は逮捕を恐れて「海外逃亡中の身」です。まだ禊が済んでいない人間を簡単に信用してしまうのは、かなり危険です。
 もっと言うと、東谷義和の周りにいる関係者たちの素性については、ネットでさまざま噂されているように、いまいち信用ならないところがあり、仮に東谷義和が直接的に関わりがなかったとしても、その周囲にいる人たちが何をするかは分かりません。既に1万人以上のクレジットカード情報が集まっているようですが、個人的には、そんなものには貴重なクレジットカード情報を登録しない方が良いし、よしんば登録するのだとしても、バンドルカードを使うなど、少しでもリスクの少ない方法を取るように心がけることが大切だと思います。全幅の信頼を寄せられるような人物ではないということは書いておかなければなりません。


■ 東谷義和の中二病リモート理論

 先日、岸田文雄総理が夏休みを満喫した末に新型コロナウイルスに感染して、一部の公務を首相公邸からリモートで行うと発表しました。これに真っ先に反応したのが、我らが日本のアホを代表している「ガーシー」こと東谷義和です。
 岸田文雄総理のリモートが良くて、自分がアカンってことないやろ!
 そうホザいておりましたが、岸田文雄総理がリモートで行うのは、あくまで総理大臣としての「公務」で、国会に出席することがリモートで認められたわけではありません。なので、「逮捕されたくないから」という理由で海外に逃亡中で、国会に一度も出席したことがなく、テメエの有料オンラインサロンを立ち上げるために2日ほど徹夜して仕事をしたつもりになっているだけの、リアル体験版の「ぼくのなつやすみ」を過ごしているガーシー参議院議員とは、仕事の中身が全然違います。
 そもそも、岸田文雄総理は「新型コロナウイルスに感染したため」に、やむを得ず、リモートになりました。感染していなければ、今頃はリモートではなく、現場で公務をしていたはずですが、このままだと他国の要人に感染させてしまう可能性もあるわけで、首相の周りにいる人たちに感染させても大変です。被害を少なくするためにも「仕方がなくリモートをしている」ということになります。
 一方、ガーシー参議院議員が望んでいるのは、「詐欺で逮捕されたくないので、日本に帰らずにドバイでリモート参加させてほしい」です。こんなワガママな理由が「大人の一般社会」で通用するはずもありませんが、どうせガーシー参議院議員のことなので、リモートが認められたとしても、「今の話が難しすぎて、眠たなってきたんで、ちょっとパンケーキでもつまみながら話を聞くことにするわ!」となり、「ちょっとパンケーキ食ってたんで何を言っているのか聞いてなかったわ。ジジィの声が小さいねん!」みたいなことにしかならないので、「クソは黙って国会に行け!」で終わりです。これまで27年間、芸能人や社長さんにエッチできる女性を紹介することしかしてこなかった「六本木あたりを主戦場とする怪しい女衒のオジサン」だったわけですから、社会を生きるために必要不可欠な最低限の常識みたいなものすらないのでしょうけど、そんな人間がアホのロジックで何を言ったところで、アホのボリュームを上げているだけで、せいぜいN国信者が記者をしている東スポとデイリースポーツぐらいしか好意的に取り上げないという話です。ぼちぼち皆さんが、冷ややかな目で見るようになってきました。

 秋には臨時国会が行われる予定ですが、東谷義和は「糖尿病を患っているため、重症化リスクがあり、感染者が多い日本に行くにはリスクが高すぎるので、ドバイで療養中」という言い訳を提出する計画のようです。
 しかし、重症化リスクの心配で言えば、「れいわ新選組」の舩後靖彦さんなども国会には出席しており、百歩譲って、新型コロナウイルスが流行する以前の2019年に参議院議員になっていて、超危険厨過ぎて国会に出席できないというのなら理解もできますが、2022年は、とっくの昔に新型コロナウイルスが流行しており、東谷義和が糖尿病を患うようになったのは国会議員になる前なので、「最初から分かっていて立候補したはずだ」ということにしかなりません。となると、夏の臨時国会で「逮捕されるのが怖いから」という理由を提出していることと合わせて、「新型コロナウイルスの重症化リスクがあるから」という理由が認められるとは思えません。

ノーマスクで街を歩く東谷義和(東谷義和のインスタライブより)

 それに、本当に感染を恐れているのであれば、マスクの1枚もつけて歩くはずですが、そんなこともしていません。これまでいろいろな人と対談していますが、マスクを着けているところを見たことはありません。このような観点からしても、そもそも「新型コロナウイルスに気を付けていない」と思いますので、ますます言い訳が通用しなくなります。
 さて、どうして「ガーシー」を名乗る海外逃亡中の詐欺師のオジサンが参議院議員になってしまったのか。それは、全国の28万人ものアホが「ガーシー」とか「ガーツー」と書いたことに加え、よりによって83万人の情弱が「NHK党」と書いてしまったからなのですが、そもそも尊師・立花孝志が擁立していなければ、こんな人間が国会議員になるようなこともありませんでした。年間3億円以上の政党交付金を得るために、暴露系YouTuberの人気にあやかったことが原因ですが、尊師・立花孝志にも責任はあり、東谷義和がやらかすたびに、立花孝志の責任も合わせて追及していかなければならないと思います。


■ 今日も陰謀論でアホ全開の黒川敦彦

 いつもアホ全開の陰謀論を繰り広げているでお馴染みのNHK党幹事長の黒川敦彦が、ここ最近、YouTubeでたくさんの陰謀論を全力で垂れ流しておりましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
 黒川敦彦と言えば、新型コロナウイルス対策として「マスクの裏にワサビを塗れば感染しない」などのアホアホデマを流していたことで知られていますが、今日も今日とて陰謀論。また同じ周波数のアホを取り込もうと、不謹慎なレベルの陰謀論を流していました。

安倍晋三を銃撃した犯人は別に存在するという陰謀論を垂れ流す黒川敦彦(引用元リンク

 とても不謹慎なものから行くと、安倍晋三が正面のビルからスナイパーに撃たれたとする、ほんこんさんが謝罪するハメになった陰謀論を垂れ流していました。犯人はCIAだの、中国共産党だの、ガタガタ言っているわけですが、もっと不謹慎なのは「実は安倍晋三は生きている」みたいな陰謀論まで紹介し、この動画が3万9000回再生以上、Goodボタンが2443回も押されているということです。同じ周波数のアホが黒川敦彦の陰謀論に夢中になっています。

黒川敦彦は左翼活動家と活動していたくせに「左派攻撃」で数字稼ぎ(引用元リンク

 最近は、企業や組合から支持されることを「しがらみ」と呼ぶ文化が流行していますが、そもそも企業や組合から応援されることは、自然なことだと言えます。それが選挙の結果に大きく影響しているので、まったく問題がないとは言えませんが、例えば、オンライン診療で薬を処方できるようになったら、世の中がもっと便利になるし、コロナ禍でわざわざ病院に行かなくても家で安全に薬が飲めるようになって便利になる。それはイコール、「薬が売れるってことでもあるよね!」という場合に、国会議員に働きかけて法律を整えてもらうというのは、べつに悪いことではありません。これは労働組合にしても同じで、「与党だと会社側とベッタリなので、野党の皆さんに外から圧力をかけて賃金を上げるように働きかけてほしい」というのが、労働組合が野党を応援している理由です。その上でさまざまな駆け引きがあったりして、企業や団体が政党を支持していることが悪く作用することがないわけではないのですが、基本的には、「もっと商品が売れて世の中が便利になるように」とか「もっと給料が上がって人々の暮らしが良くなるように」とか、世の中を良くするために政治家の先生に頑張ってもらうというのは、政治の基本的な原理原則です。
 ですから、自民党が企業から相談を受けることが100%悪いことではないし、旧民主党系の政党が労働組合から相談を受けることが100%悪いことでもありません。もちろん、「悪いことなんて何もないんだ」というわけではありませんが、こうやって政治のことを何も知らずに勝手なことをホザいて、同じように政治のことを何も知らないアホで情弱な人たちが「つばさの党」を支持し、アホの連鎖が陰謀論づてに広がっていくというのは、社会的害悪でしかありません。
 ましてや、彼らの言う「朝鮮利権」というものには、ほとんど事実無根に近いヘイト系のデマが含まれており、いわゆる「人種差別」が根底にあります。黒川敦彦には、これまでも中国から帰化した日本人の方に酷い人権侵害をしており、「人気を得るために差別をする」というクソ最低な人間であることは記しておきたいと思います。

 人間生きていれば、「こんなの、やってられっかよ!」という古い慣習だったり、「努力しても報われない社会になっているのでは?」と感じるようなこともあると思いますが、それらを変えるのは「非常識な人」ではありません。「法律や憲法を変える必要がある」と考えた時に、そのために国会に出席して、「これこれこういう理由で変えた方がいいですよね」と説明をして理解を得て、正しい手続きを踏んで、法律や憲法を変える人が必要なのであって、「法律や憲法がおかしいから」と言って、率先して法律や憲法に違反するようなアホを選んではならないということです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

エイベックスの松浦会長に近づくために、湘南に行っていた尊師・立花孝志(引用元リンク

 7月の参院選で、「ガーシー」こと東谷義和が当選して以来、NHK党のカルトぶりがどんどん知れ渡るようになってきて、「NHK党」の状況は参院選前よりも悪くなっていると感じます。3億円以上の政党助成金が入ると言いながら、それ以上に出費が多くなっているように思いますので、ますます財政状況が悪化している可能性もあり、いつかは爆発する風船がどんどん大きくなっている状況です。
 いつになったら破裂するのかは知りませんが、いつ破裂しても大丈夫なように、来月もしっかりと準備をしていきたいと思っております。

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