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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・京都2区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。京都2区は、日頃から国民民主党の前原誠司さんが圧倒的に強いのですが、どれくらい強いのかを見ておきたいということで、京都2区も覗いてみることにしたのです。あと、ここには「れいわ新選組」も立候補してきました。本当は前原誠司さんを取材したかったのですが、事前の情勢調査を見ても余裕だったからなのか、前原誠司さんはスケジュールを出しておらず、適当に回っているようでした。

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繁本 護  48 現 自民党
前原 誠司 59 現 国民民主党
地坂 拓晃 48 新 日本共産党
中 辰哉  45 新 れいわ新選組

この選挙区の見どころとしては、繁本護さんが比例復活でもいいので当選できるのか。勢力を失っている共産党がどこまで票を取れるのか。れいわ新選組の中辰哉さんがどこまで票を伸ばせるのか。昔から前原誠司さんが強いことは明らかなので当選濃厚ですが、3陣営がどこまで健闘するのかが見どころとなります。


■ 地坂拓晃候補の主張

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昔から「京都は共産党が強い」と言われてきましたが、最近は「そんなこともない」という悲惨な結果に終わっています。地坂拓晃さんは日頃から地元で活動を続けていますが、前回より票を落としているぐらいです。特に何かをやらかしたわけでもなければ、真面目で誠実、ジェンダーの問題を解消するために積極的に活動しています。実は、女性の生涯未婚率は増加傾向にあるため、およそ5人に1人の女性が生涯未婚です。そして、僕たちの世代やその下の世代の未婚女性は、その半数に生活保護が必要になるのではないかと見られています。それくらいに日本の未来は危機的な状況にあり、今からジェンダーの格差をなくすための努力をすることも必要ですが、こうした問題を多くの国民が一度も考えたことがないため、日頃からこうした主張をしている共産党には投票しません。理由は「共産党だから」です。


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