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【選挙ウォッチャー】 大阪市議選2019・福島区レポート。

今、どんどんオシャレになっている福島区は、府議選の定数が1、市議選の定数が2となっているため、候補者がたくさん立候補していて楽しいという雰囲気ではありませんでした。なので、福島区は市議選と府議選をまとめてお届けしたいと思います。まずは大阪市議選です。

太田 晶也  47 現 自民党
山田 みのり 42 新 共産党
広田 和美  55 現 大阪維新の会

福島区はこれからどんどん人気になっていくと思うのですが、大阪駅から少し行った場所で、有権者の数は6万1437人。それほど多くないので、定数は2です。自民党、大阪維新の会、共産党という組み合わせなので、選挙をやる前から結果がわかっているような選挙になってしまっていますが、とりあえず各候補を見ていきたいと思います。


■ 太田晶也候補の主張

自民党公認、公明党推薦で立候補している太田晶也さんは、大阪市議会でダントツの質疑回数を誇ることが自慢のオジサンです。めちゃくちゃダサいんですけど、「福島区ハッピィアイランドスマイル計画」なるものを掲げ、何なのかと思ったら、「笑顔で明るく元気に『あいさつ』、笑顔と感謝の心で『ありがとう』、笑顔で優しく『思いやり』」だそうです。ちょっとヤバい領域まで行っていると思いますし、今どき場末のスナックでも書かないであろう「ハッピィ」表記。こんなにダサくて抽象的なことを言っている候補なんざ落選させるべきだろうと思いますが、これだけポンコツ感が漂っていても、相手が共産党なら楽勝で当選してしまうのです。そんな太田晶也さんが実績として掲げているのは、0~1歳児の待機児童対策、幼児教育無償化、中央卸売市場の改修、肝炎ウイルス無料検査、車椅子バスケットなどの障害者スポーツ振興、大阪市音楽団の支援、市民病院の機能継承、区役所改革、犬猫の殺処分ゼロ目標、市バスの本数増加、地震・台風の災害対策、小中学校の体育館のエアコン設置など。これからは災害を考えても体育館にエアコンがあることは必須になってくると思いますが、太田晶也さんは趣味がアニメやゲームだそうです。


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