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【選挙ウォッチャー】 桶川市議選2023・分析レポート。

 11月12日告示、11月19日投票で、埼玉県の桶川市議選が行われました。定数19に対し、27人が立候補しましたので、落選するのは8人です。
 そして、この選挙には「ステルスN国党」が存在します。かつて立花孝志とともに、強烈にシャープとフラットを効かせたデュエットソングを歌っていた青森県出身のシンガーソングライターのMayaこと渡辺真代です。おそらく夏目亜季と同様、「N国党って何ですか?」ぐらいのテンションで活動していくことになると思いますが、過去の総括や反省もなく、反社会的カルト集団に加担していた過去を肯定している人間は、政治家になってはいけません。
 しかし、渡辺真代が「ステルスN国党」であることを知る人はほとんどいないばかりか、半年以上前からのドブ板選挙が功を奏し、今回、2位で当選しました。なんだか頑張ってそうな雰囲気が出ているせいで、こんなことになっているのですが、ここ最近、N国党のステルス作戦で当選する確率が高まっていますので、より多くの方々に「ステルス」であることを伝える必要があります。

 結論から言うと、今年の桶川市議選は「悲惨な結果になった」と言えるのではないかと思います。簡単に言うと、政治家になってはいけないレベルのアホが相次いで当選しており、市議会が「アホに占拠された」と言えるのではないかと思います。共産党や社民党のリベラルのベテラン現職たちが続々と落選し、その代わりに当選したのが、維新、参政、ステルスN国など。
 こうなってしまったのは、単純に「政治や選挙に無関心ゆえ、よく調べもせずに投票してしまった結果」だと言えます。だからこそ、日頃から少しでもいいから政治や選挙に目を向けておくことは大切なのです。




■ 桶川市議選・選挙ボード解説動画


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