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【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・板橋区選挙区レポート。

6月25日告示、7月4日投開票で、東京都議選が行われ、板橋区は定数5に対して10人が立候補する激戦となりました。都民ファーストの会は少しでも当選の確率を高めるために、平慶翔さんが千代田区に鞍替えをして、現職の木下富美子さんだけが生き残りをかけて戦ったのですが、もう「木下富美子」という名前を見ただけで面白くなっていると思います。選挙期間中に無免許運転で事故を起こした、とんでもないババァであり、悪びれる様子もなく、今も議員を続けているところが鬼畜だと思います。

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木下 富美子 54 現 都民ファーストの会(都会総務委員)
徳留 道信  68 現 共産党(党都委員)
宮瀬 英治  44 現 立憲民主党(都会公企副委長)
鎌田 悦子  48 新 公明党(党都女性局次長)
河野 雄紀  51 元 自民党(元参院議員秘書)
松田 康将  44 元 自民党(元衆院議員秘書)
橋本 久美  51 新 無所属(元区議)
前田 順一郎 46 新 日本維新の会(公認会計士)
太田 雅一  62 新 無所属(契約社員)
内山 美津子 69 新 無所属(社会保険労務士)

板橋区は、選挙の後半に取材しているので、ポスターが8枚しか貼られていないということは、ほとんどの地域で最後までこの状態だったのではないかと思います。なので、ポスターの貼られていない太田雅一さんと内山美津子さんに関しては、かなり厳しい戦いだったと思います。この選挙の見どころは、自民党が2議席獲得なるか、日本維新の会がどこまで通用するのかということです。


■ 太田雅一候補の主張

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まずは、ポスターの貼られていなかった2人の泡沫候補の主張から見ていきたいと思います。太田雅一さんは、東京五輪を奉還の上、3年後にフランスのパリで行われるオリンピック・パラリンピックを「パリ東京共同開催」という形にするべきだという公約を掲げていました。それを言うなら都議選の公約ではないだろうと思いますが、思いとしては、そういうことです。そして、オリンピックとは別に来年10月に日本独自のスポーツ文化芸術エンターテイメントの世界大会を開催するべきだとしています。最後に、イジメや差別をなくそうという話です。かなり奇抜なことを言っていますが、東京五輪を一度中止にした方が良いという公約の内容は、今、この医療崩壊を見れば明らかに正しかったのではないかと思います。


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