【選挙ウォッチャー】 長岡京市長選2019・分析レポート。
2019年、新年明けましての選挙ウォッチャー第2弾は、「現職vs共産党の74歳のじいちゃん」という悲惨な構図の一宮市長選を見た後の京都府長岡京市の市長選になります。そもそも京都府は、民進党を終わらせたことでお馴染みの「バロン前原」こと前原誠司が各所で暗躍している場所であり、日本の中でも特に政局がイビツな場所だと言えます。そのため、この長岡京市の市長選もなかなか悲惨なことになっており、今年もオープニングから日本の闇を垣間見せられる涙の止まらない展開となっております。「NHKから国民を守る党」というクソみたいな政党から「経済的に困窮させるために鬼のように裁判を繰り返す」と宣言され、さっそく立て続けに嫌がらせを目的とした裁判を仕掛けられているので、弁護士費用などでお金がなくなってしまい、「青春18きっぷ」とマンガ喫茶に宿泊しながら、日本全国を見ることになってしまったのですが、こういう選挙を見せられるたび、やっぱりこの国には「選挙ウォッチャー」が必要だと確信するのでした。
これぞ「京都の選挙」と言わんばかりのクソみたいな構図です。現職には自民党や公明党のみならず、国民民主党や立憲民主党が相乗りし、対するは共産党だけ。どれだけ共産党が嫌いなんだか知りませんが、京都府の都市部での選挙は、だいたいこんな構図になります。そして、一宮市長選は74歳のじいちゃんが出てきて選挙になっていませんでしたが、この長岡京市長選は「ブサイクをウリにする」という悲惨さです。ポスターを見てもらえばわかりますが、「ほーら、ブサイクでしょ?」と言わんばかりの写真が採用されており、わざわざ強調しなくても良いブサイクさを全面的に押し出すという不思議な仕上がり方をしています。僕も他人のことを笑えないぐらいにはブサイクに仕上がっているタイプですが、なにもブサイクをウリにすることはあるまいと思うのです。どうしてこんなことになってしまったのか。いきなり絶望で前が見えない展開になっていますが、その中から光を探したいと思います。
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