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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・兵庫1区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。政令市になっている「神戸市」で市長選が行われていることもあって、せめて選挙ボードの写真だけでも撮影しようということで、神戸市内のホテルに宿泊して、翌朝に写真を撮りました。お届けできるものが選挙ポスターだけになってしまうのですが、いろいろと話さなければならないことがたくさんありますので、それなりのボリュームになる見込みです。

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盛山 正仁  67 現 自民党
井坂 信彦  47 元 立憲民主党
一谷 勇一朗 46 新 日本維新の会
高橋 進吾  53 新 無所属
木原 功仁哉 37 新 無所属

兵庫1区は、実質的に「自民vs立憲」という構図に、今、最も勢いのある維新がどこまで食い込めるかが見どころです。ほとんど影響がないレベルだとは思いますが、今回、高橋進吾さんが立候補したことで、少しだけ自民党の票が割れる心配があり、維新の勢いが増せば増すほど自民党が食われることもあって、盛山正仁さんにとっては「正念場」と言える選挙となりました。


■ 木原功仁哉候補の主張

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木原功仁哉さんは「弁護士」ですが、その思想は「国民民主党」「つばさの党」に非常に近く、「反ワクチン」です。ワクチンについては、副反応のデータが公表されていなかったり、子供にとってはリスクとベネフィットのリスクの方が上回るのではないかという懸念があります。なので、「ワクチンが危険ではないか」という声を上げることは大切なのですが、ネトウヨをこじらせている上に、ドクター細川博司の全国ツアーに参加するなど、その行動は完全に「非科学的」です。最終的な結論は間違っていないかもしれないのに、途中がまったく「非科学的で情弱の極み」なので、ただの危ない奴に仕上がっています。僕は立花孝志にスラップ裁判を仕掛けられるまで、弁護士はきまってセレブな生活をしているものだと思っていましたが、売れない弁護士は本当に悲惨だということを知り、あんなに難しい試験を合格してまで食うに困るなんて、一体、どうなっているんだと思わずにはいられません。それでいて、メシを食うために立花孝志と一緒になってクソみたいな裁判を起こしている弁護士もいるのですから、これからは弁護士の売名行為にも気を付けなければならない時代に突入していると言えます。とうとう「祖国再生同盟」なんていう政治団体を作り、「ネトウヨ+反ワクチン」を貫くようになってしまったのは悲劇としか言いようがありません。この「祖国再生同盟」という政治団体ですが、どのような政治的主張を展開していくのかが、木原功仁哉さんのTwitterで展開されていましたので、チェックしておきましょう。

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ざっくり言うと、「大日本帝国復活」を目指すタイプのネトウヨだということです。こんなに頭の悪いツイートをするものだから、さっそく「祖国再生同盟」という政治団体が、一撃で「選挙ウォッチャー」の監視対象団体となりました。来年7月の参院選にも300万円の供託金を払って立候補してくると言いますので、かなり高い確率で取材することになりそうです。ワクチンの懸念については堂々と議論されるべきだと思っている僕としては、バカがしゃしゃり出てくるのは勘弁してほしいと思っています。立花孝志が国政政党の党首になってしまったように、いつ猛烈なバカが「天才」と祀り上げられて議席を取らないとも限らないので、かなり早い段階からチェックしておくことが、僕の仕事だと思っています。今回のレポートで一番読んで欲しい部分は「無料」の部分で書きましたので、ここから先の有料部分は選挙に興味のある人が読んでくだされば結構です。


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