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【選挙ウォッチャー】 東京都議選2021・足立区レポート。

6月25日告示、7月4日投開票で、東京都議選が行われました。足立区の定数は6となっており、11人が立候補しました。都民ファーストの会が2人、自民党が2人、公明党が2人、あとは日本共産党、立憲民主党、れいわ新選組、みんなの党、テレビ改革党です。実は、足立区の選挙ポスターを撮りに行ったのは、すべての取材を終えた後だったのですが、極限状態の中で成清梨沙子さんの写真を撮らせてもらってホワホワしていたんだと思いますが、あろうことか、ポスター掲示板全体の写真を撮り忘れてしまいましたので、バックアップ用のYouTubeの映像から載せておきます。

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後藤 奈美  34 現 都民ファーストの会(党都議団役員)
馬場 信男  60 現 都民ファーストの会(都会都整委長)
斉藤 真里子 46 現 共産党(都会文教委員)
高島 直樹  70 現 自民党(党都幹事長)
薄井 浩一  60 現 公明党(党都労働局長)
中山 信行  62 現 公明党(党都副幹事長)
発地 易隆  45 元 自民党(都会党参与)
和田 愛子  36 新 立憲民主党(党都政策委員)
末武 あすなろ 36 新 れいわ新選組(元劇団員)
松丸 恭子  49 新 みんなの党(准看護師)
松浦 克行  52 新 テレビ改革党

選挙の見どころは、都民ファーストの会が議席を残せるのか。立憲民主党やれいわ新選組はどこまで健闘できるのか。自民党は2議席を奪還できるのかといったところです。足立区は団地がいっぱいあるので、公明党が2議席を目指すぐらいに強い所なんですが、なにげに共産党も強いです。


■ 松浦克行候補の主張

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テレビ改革党は、元N国党の豊島区議・沓沢亮治が立ち上げた政党で、その主張は「N国&ネトウヨ」です。最低の組み合わせじゃないかと思うかもしれませんが、今のところ、日本第一党と同様に生温かく見守る存在となっています。N国党の場合には完全に「反社会的カルト政党」ですが、テレビ改革党は今のところ、そこまでには至っていないからです。今回の東京都議選には4人の候補者を立てましたが、いずれも供託金没収レベルで落選。東京都議選に立候補するために必要な供託金が60万円なので、合計240万円が東京都に納められた形です。これは「テレビ改革党」にとって大きなダメージだったと思われ、供託金が300万円に跳ね上がる今度の衆院選には候補者を擁立しないことに決めているようです。

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その代わり、今度の衆院選では「日本第一党」の応援に回るそうで、東京15区(江東区)から立候補する桜井誠さんを全面バックアップ。そして、日本第一党は「比例・東京ブロック」で議席獲得を目指しており、比例には4人を立候補させる計画だといいます。ちなみに、昨年7月の東京都知事選で桜井誠さんは17万8784票を獲得していますが、2017年の衆院選では19万8127票を獲得した日本維新の会が議席を獲得できず、日本第一党と非常によく似た性質の「日本のこころを大切にする党」が4万0592票しか獲得できていないことを考えると、かなり厳しい戦いになりそうな感じではあります。


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