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保険会社からスカウト電話がくるのはなぜ?

皆さんこんにちは!今日は優秀な営業マンほど思いたる「保険会社からの突然のスカウト」について解説したいと思います。

皆さんは、突然会社携帯に電話がかかってきて、「〇〇生命の部長の××と申します。突然ですがある方からの紹介で、優秀な△△さんをスカウトしたくお電話しました」

と言われた経験はありますか?

自分ではなくとも、同僚からこのような経験談を一度は聞いことがあるのではないでしょうか。

この時、当然皆さんは「生命保険会社に電話番号を登録した記憶がないのに、なぜかかってくるのか?」と疑問を持つでしょう。

予想されることとして、特に製薬会社のMRであれば、

「担当の医師が個人情報を売ったのでは!?」

と思うかもしれません。

私も現役MRの頃、なぜ会社携帯番号が知られているのか不思議でなりませんでした。それもそのはず、会社携帯は個人携帯番号と違い仕事関係の方にしか教えないので、流出機会は殆ど無いと思っていたからです。

そして、このスカウトを受けた時に保険の営業に興味なかったこともあり、特にルーツを探ることもしませんでした。

しかし、数年後思わぬきっかけでこのカラクリが分かったのです。本日はそちらを解説しようと思います。


きっかけは転職活動です。

〇〇生命で働いている友人から保険の紹介を受けていた時、「山﨑さん、転職考えてるならうちの会社興味ありませんか?!」と誘われました。

興味はさほど無かったのですが、こんな機会でししか保険営業の門戸を叩くことも無いと思い、好奇心でチャレンジしました。

面接でお話しした方は、その業界ではレジェンドと言われるようなトップオブトップセールスで、成功体験とそのための血の滲む努力について赤裸々に語って頂けました。

人格的にも素晴らしい方で惹きつけられたのですが、「トップ2割が年収2000万円以上」と聞いたとき、正直そこまで生き残る自信が無かったので選考辞退を決めました。

さて話はそれましたが、ここから会社携帯番号がどのタイミングで流出したのか?について説明します。

私の選考は辞退によって終わりましたが、採用担当者からお願いされたことが一つありました。

それは、「身近に優秀なMRの方を3人紹介してほしい。」ということです。

紹介の仕方としては、「そのMRの電話番号を教えてほしい。その方には、あなたからの紹介として伝えてもいいし、都合が悪ければ匿名でもいい。」

ここで、初めて突然のスカウト電話のカラクリが発覚しました。

要は採用活動を通して接点ができた方から、採用の可否に関わらず優秀な営業マンを紹介をしてもらい、入手した連絡先でスカウトする、という手法です。

以上、カラクリというほど大袈裟なものではありませんが、皆さんにスカウト電話がかかってきた際は、自分を知ってる誰かが自分を紹介したということです。

さて、何かモヤっと感じる方が多いのではないでしょうか。

私もその1人で、少なくとも勝手に電話番号を他人に教えられるのはいい気がしません。

優秀なMRとして他業界に紹介されるは嫌ではなく寧ろ光栄なことなので、敢えて匿名にせず一言断ってからにしてほしいものです。

ちなみに紹介者のインセンティブも気になるところですが、私は1人も紹介しなかったので当然ありません。聞くところ、社員が誰かを紹介し入社を決めた場合はインセンティブがあるようです。


さて最後になりますが、本日は「保険会社のスカウト電話がなぜくるのか?」について解説しました。

スカウト電話が来た時は、モヤっとする気持ちはありますが優秀な営業マンとして紹介してくれたことにちょこっとだけ喜べばいいと思います。

ちなみにスカウト電話がきてストレスに感じなければ、選考に進んでみることをお勧めします。保険業界の簡単な社会科見学ができるので面白いです。また選考中にトップセールスの方と話すだけでも、その方の話し方、振る舞いなど勉強になることは多々あります。

私も今後スカウト電話がくるような人材になれるよう、自己研鑽を続けます!


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