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ヘルスケアの未来とキャリア形成

こんにちは!今日はヘルスケアに関するキャリアの話題をしたいと思います。

結論から言いますと、

「ヘルスケア産業の未来とご自身のキャリアをどのように結びつけるか」が大切です。

例えば現在製薬会社勤務だとして、自分が低分子化合物(生活習慣病の薬などの経口剤)を扱って(販売して)いたとします。

これらの薬剤を扱うことで転職市場において価値があるかを考えます。

製薬会社が収益を生むためのベースとなる薬の値段「薬価」は、国の財源からきているので、製薬会社が治療剤で収益をどれだけ増やそうとしても、薬価算定に関わる予算の取り合いになります。

高い薬価がつくものもあれば、引き下げられるものもあるので、うまく予算に収まるよう国がバランスを取っています。(製薬会社には薬価算定の交渉をする部署があり、その方と国が折衝してます)

そうなると「治療剤」というアプローチだけで国内で収益を生み出そうとしても限界があります。

しかも医療費抑制の流れは高齢社会の日本では止まらないため、今後予算が増えることもないと思われます。

こうして各製薬企業は「治療剤」だけに拘らず、ヘルスケア産業を俯瞰し、今後の潮流であるテクノロジーの導入、予防医療などに介入してきます。

GAFAも積極的にヘルスケア産業に進出してので、今後ますますITを駆使したサービスは開発、ローンチされるかと思います。

これらの市場の流れや自分の出来ることを結びつけることで、後悔ないキャリア形成に繋がると思います。

今日もご精読ありがとうございました!


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