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成果につながるオーナーシップとは?

昨今業界問わず、「成果を出すためには、オーナーシップを持つことが重要」と言われるがピンとこなかったので、自分なりに整理してみました。

まずオーナーシップ=主体性と言い換えられます。
主体性は誰しもある程度兼ね備えており、持つことが重要なのも理解できます。

では成果につながる主体性とは何でしょうか?

私は、成果につながる主体性とは

「想いがある」「中心人物となる」「協力者がいる」
の3要素すべてを網羅できた状態と考えます。

・想いがあれば、夢中になって取り組める
・中心人物となれば、自らの判断で好きに進められる
・協力者がいれば、困難になっても助けてもらえる

このどれか1つ欠けるとやらされ感、諦めが生じ成果につながりにくいです。

営業職におけるエリア戦略を例にもう少し考えてみます。
・想いがある
初めから想いがあるエリアに人材配置されればベスト。出身地であればその街をよく知り、街や人をもっと良くしたい!という気持ちが芽生える可能性が高いです。しかし実際には想い入れ
の無い知らない土地に配置されることが多いため、急に想いが芽生えないのは当然です。しかし「住めば都」と言うように、初めは想いが見つからないだけで、どこかに自ら改革したいと感じるポイントがあるはずです。そして率直に感じたことをまずは得意先でも所内でも居酒屋でもいいので話すことで脳内が整理されていきます。

・中心人物になる
想いが見つかっても、その中心にいなければ諦めに繋がります。自分で事業を立ち上げることができれば良いですが、そうでなくても想いを持つ者同士のコミュニティに入ったり、中心人物の一人となるように自ら発信することで、気持ちは前向きに働きます。

・協力者がいる
エリア戦略は当然ひとりでは解決できません。相談できる人がいれば巻き込んで、一緒に考える機会を雑談ベースでも作ることで参画意識を持ってもらえるでしょう。

どんな仕事でも「成果が出た!」と思える経験を振り返ると、いずれも3要素が盛り込まれていたように思います。

一方日常業務の中で「あまり主体性を持って取り組めていない」と感じるものは、これらのいずれかが欠けていました。

成果を出したいと思った時、まずは今の業務を「想いをもってやっているか」「中心人物となれているか」「周りは協力してくれているか」と振り返ることから始めるのが大事だと思います。

ご精読ありがとうございました!



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