マッチポンププログラマー【属人化・技術的負債・社内政治的】
みなさんの身の回りに自分で起こしたバグを自ら回収し、社内評価を上げる社内政治的に立ち回るプログラマー(エンジニア)はいないだろうか?
これをマッチポンププログラマーと呼ぶ(命名:私)
■ マッチポンプとは
自らマッチで火事を起こし自らポンプで消化することで利益を得るように、
利益目的で自ら問題を起こし自ら解決すること。
■ 社内プログラマーのマッチポンプ戦略
小規模自社開発のプロジェクトにてよく起きてた戦略(?)。
あるプログラマーがそのときは表面的には動くのだが、実データや実機動作時に誤動作を起こしてしまうコードをコミットしてしまう。
ある時にその技術的負債が表面化し、バグ報告となって上がってきた時に自分で颯爽と修正することで、優秀なプログラマーを演じれる。
(非エンジニアのメンバーは不具合の因果が分からない)
まともな会社なら反省点なのだが、社内の技術責任者のレベルが低いことで成立してしまう。
ディレクターやマネージャーなど、意思決定者と距離が近いプログラマーが言葉巧みに問題解決をアピールできることも原因の1つ。
原因関係を知る巻き込まれた周りのプログラマーは不満を感じつつも、リーマンスキルが低くその状況にモヤモヤする。
プログラマーの作業は他業種からは見えづらく、そこを利用するのである。
■ テスト・レビューは?
無い。
それらの文化が行き届いてないからこそ、そういった理不尽が通るのである。
マッチポンププログラマーは大抵年長者や管理に近い役職のため、周りがテスト文化やレビュー文化を提案しても聞き入れてくれない。
作業時間などを理由に却下し、それらを提案するプログラマーの社内評価を落として自分の地位を守る先輩プログラマーを何人も見てきた。
■ 悪意が無ければOK?
もちろんミスは誰でもするし、ソフトウェア開発でバグが出るのは当然のことだ。
だからこそデバッグ期間がある。
しかし自分の勉強不足を棚に上げて、ましてや政治的に行い個人だけの利益を優先に行われることは話は変わってくるだろう。
■ 話の落とし所
が思いつかない…
まぁこういうブラックな職場を「変える」のは難しいので、さっさと職場を「替える」ほうが良いだろう。
終わり。
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