0. 社長さんと社員さんの間には、分かっている以上の壁がある。
厚くて高い壁がある。そして穴をあけるドリルがあります。それが個の時代の、「まだやっていないコミュニケーション術」です。
壁です。ミゾでもなく、垣根でもありません。
ミゾを埋めようとしたり、垣根を取り払おうとなさってきたのではないでしょうか?
壁の向こうは別人種の世界。異世界です。
「分かって欲しい」と思い続けていませんか。
口をすっぱくして、同じことを繰り返し伝えようといませんか?
「会社が発展すれば待遇もよくしてやれるのに」。
その気にさせてくれない。
どうして分かってくれないのか、
どうして成果をあげようと考えないのか、
どうして楽しく働こうとしないのか、
と思い続けていませんか? 腹立ちも感じているでしょう。
「能力がないのだろうな」と思いつつ、活躍してくれることを心から願ってまた同じことを言ってしまう。
伝えようとして、話を聞いてやろうとして、
手応えがあったのに変わらない。
手応えがなくて、のれんに腕押し。
物足らない。
しまいには壁に向かって喋っている気がする。
さびしい、むなしい。
「分かって欲しい」社長さんは、あきらめるワケにはいかないけれど、社員さんの方は「分かって欲しい」気持ちをあきらめちゃったりしています。
意味のある会議をしたい。
どんどんアイデアを上げて欲しい。そう思われたなら、
集団から個の時代へ
壁に穴をあけるドリルとは
それは1:1のコミュニケーションです。
「お互いによく話し合う」ではなくて、
ひと言で刺さる「個」に向けた短いコミュニケーションです。
言葉ではない態度だけでも変化は起こります。
融合する話ではありません。
組織論でも、リーダーシップ論でもありません。
ドリルの刃物は7種類
「相手の性格はよく知ってるよ」。本当にそうでしょうか?
相手の顔がパッと変わる瞬間って、経験ありますよね?
あっ、うれしい! あっそうか ! という反応を効率的に引き出します。
「社員さんたち」という人は、もういません。
その上、経費がかかって気休めにしてきた
歓迎会、送別会、忘年会、社員旅行、社員食堂の雑談、小グループの飲み会。そんな機会も失いました。
それらは、社長さんは期待していたけど、もともと効果は薄かった。
1対1で、話をよく聞いてみても、最終的には社長さんからのメッセージは相変わらずなものなんです。
「個」の時代のコミュ術は、まだやっていません。
社内がイキイキしているムード
売上を伸ばす目標に一丸となって欲しい。
社長さんは社員の顔色に敏感なものです。
何よりも欲しいのは、
何よりも安心させてくれるのは、
社員さんのイキイキしている笑顔のムード。
そして、本人が自分の力を発揮する真剣さが欲しくないですか?
チーム力? アイデア? 実行力? 責任感? 社員さんはそれ分かってますよ。 分からない顔をするのはそこじゃない。
「まだやっていないコミュニケーション術」は、社員さんの「個」に向けて、やる気を上げ継続させる、
社長さんからのチョットした働きかけです。
難しくありません。
社員さんの反応を引き出せていければ、社長さんのモチベーションも上がって、継続でき、上達し、いずれはイキイキした社風に育てていく自信が持てます。
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